当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

エコカー関連産業振興事業

将来ビジョン関連事業(ひらく/高付加価値で打って出る産業)

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商工労働部 経済通商総室 企画調査チーム  

電話番号:0857-26-7538  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 2,171千円 6,454千円 8,625千円 0.8人 1.0人 0.0人
21年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,171千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 要求内容

とっとり発グリーンニューディールに示されたエコカー関連産業の振興を図るため、以下の事業を推進する。


    T.(株)シムドライブとの連携
    (1)(株)シムドライブを招聘してのセミナーの開催
       (株)シムドライブの関係者を招聘し、次世代の電気自動車の方向性、技術的優位性等についてのセミナーを開催し、県内企業が将来の事業展開を行うに当たっての礎とする。
予算額・・・下記エコカー研究会のセミナー開催費に含む
    (2)(株)シムドライブとの共同研究事業の推進
       参画を希望する県内企業とともに2010年1月より進める(株)シムドライブとの次世代電気自動車の共同開発事業について、参画企業とシムドライブとの調整、開発された技術の移転等、県内企業の技術の高度化、新規事業展開を強力にサポートする

    U.県内自動車関連企業の高度化支援

    ○エコカー研究会の運営
      企業・大学・試験研究機関等をメンバーとし、県内企業がエコ・カー関連産業に関わっていくために必要な施策等について議論を深める。

       @セミナー等の開催   2,171(0)
          大手自動車メーカーや部品メーカ、自動車関連産業企業OB等を招聘し、県内企業が自動車関連産業に進出するにあたり必要となる知識等を習得するためのセミナーを開催する。

         Aコーディネータの配置   【3,930(2,891)】
          セミナー開催や研究会メンバーのコーディネイトを実施(緊急雇用基金を活用)
      ○研究開発の支援
        県内企業がエコカー関連産業で事業展開することを支援するために以下の事業を実施

           @「エコカー関連技術研究開発委託事業」の設定(2年間)【70,880(0)】
            鳥取県として今後の自動車関連産業の振興を図るために、将来の事業化に結びつく研究開発について、県内企業に委託。(ふるさと雇用再生特別交付金事業を活用)

               委託研究1件あたり
               人件費:7,176千円
               事業費:7,000千円
               合 計:14,176千円  委託件数5件を想定

           A技術支援コーディネータの配置(2年間)【11,392(0)】
            県内企業の技術ニーズの把握、研究開発補助、技術支援等を行うために、(地独)産業技術センターに技術支援コーディネーターを配置し、県内企業の高度化を図る。(西部1名)(ふるさと雇用再生特別交付金事業を活用)

    ○自動車関連人材育成の展開
      国のH22概算要求に盛り込まれている新・産業集積活性化法の拡充に伴い、自動車関連産業が集積している広島県、岡山県と連携し共同による人材育成プログラムを策定・運用する(国庫10/10、産業支援機関が事業を実施)

    2 事業概要

    ガソリン自動車から電気自動車へのパラダイムシフトに対応し、自動車関連産業に参入しようとする県内企業を支援することにより、県内産業の高度化を図る。

    3 背景・目的

    ○平成20年度に策定された「とっとり発グリーンニューディール」において、エコカー関連産業の振興が位置づけられた
    ○大手自動車メーカーをはじめとしてハイブリッド車や電気自動車が発売・発表されるなど、エコカーに関する動きが活発化
    ○ガソリン自動車からエコカーへ転換することにより、エンジンや駆動系部品が減少・不要になり、県内の自動車関連の事業に従事する事業者への影響を懸念
    ○一方で、県内に集積する電機電子関連産業の電気自動車等への事業参入のチャンス
    ○11月補正において、SIM-Dirveが行う電気自動車の量産化モデル車の共同研究に参加
    ○このように世の中が電気自動車等のエコカーに向けて胎動したした今、県内産業を支援することにより、自動車関連産業への参入を支援

    4 必要事業費

    トータル事業費(2年間)   88,373千円
    ○エコカー研究会の運営
     ・セミナー等の開催 2,171千円(0)
     ・コーディネータの配置 3,930千円(2,891)(雇用基金事業)

    ○企業の研究開発支援(2年間の事業費)
     ・エコカー関連技術研究開発委託事業 70,880千円(0)(雇用基金事業)
     ・技術支援コーディネータの配置  11,392千円(0) (雇用基金事業)
    企業の人材育成
    自動車関連人材育成の展開

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ●県内自動車産業の振興を図るため、9月より自動車関連産業の企業OBをコーディネータとして雇用し、企業訪問等により県内企業のニーズ把握、技術的対応能力等について把握に努めてきたところ
    ●県内で自動車関連の業務を行っている企業は少なく、また、自動車業界が求める技術レベルに達している企業も少ないことから、どのような支援策があるか検討をしてきたところ
    ●ひとつの方策として、11月補正にSIM-Dirveとの共同研究についての予算を提案したところ

    これまでの取組に対する評価

    ●産業振興機構において、今年7月に「自動車部品機能構造研究会」を立ち上げ、県内事業者の自動車関連産業への参入を支援
    ●県においてもエコカーに特化した研究会を設立する方向で、コーディネータを雇用し、県内企業のニーズ把握に努めているところであるが、企業ニーズが絞り込めず、支援方策の策定に苦慮しているところ。
    ●先般、自動車関連産業への参入に興味のある企業を集めた意見交換を行い、粗方の方向性を見いだしたところ

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    要求額 2,171 0 0 0 0 0 0 0 2,171