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平成22年度当初予算(財政課長段階要求状況)
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

とっとり賀露かにっこ館管理運営費

将来ビジョン関連事業(ひらく/食のみやこ鳥取県)

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水産振興局 水産課 とっとり賀露かにっこ館  

電話番号:0857-38-9669  E-mail:suisan@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 18,803千円 16,943千円 35,746千円 2.1人 3.1人 0.1人
21年度当初予算額 21,111千円 19,056千円 40,167千円 2.3人 2.3人 0.0人

事業費

要求額:18,803千円  (前年度予算額 21,111千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業内容

鳥取県立とっとり賀露かにっこ館の管理運営及び飼育展示等に要する経費

2 所要経費

(1)支出

区分

経費(千円)

事業内容

管理運営

18,137

かにっこ館運営のための経費

 一般管理

5,024

人件費、旅費、賃金、役務費等

 飼育管理

6,356

栽培漁業協会への委託費
餌代、魚介類等

 施設管理

6,757

電気、ガス、上下水道、廃棄物処理、清掃等の施設管理運営費

展示企画・イベント経費

526

各種イベント、企画展示等の経費

PR経費

140

パンフレット作成費

合計

18,803

    (2)収入

    海水取水施設使用料

    53円×7,305立方メートル(20年度実績)= 387千円

    土地使用料

    29,400円/平方メートル×4/100×
    1平方メートル= 1千円

    合計

                      388千円

    (3)前年度との主な変更点
     職員体制の見直し
    ・飼育管理委託を行っている栽培漁業協会職員の減員
     (1.5人役→1人役)
    非常勤職員(14日/月)1名増員
    →栽培漁業協会職員減員の代替職員
    夏季臨時的任用職員の雇用日数の増加(10日→20日)
    →夏休みの入館者ニーズに対応した開館時間延長日数の増
     (16日→20日)

3 事業の目的・背景・効果

(1)職員体制の再見直し
〔背景〕
・平成21年度職員体制の見直しを行い、業務の質の充実・向上を図るため、生物飼育管理を委託している(財)栽培漁業協会職員を1人役から1.5人役に増員したところ。
・しかしながら、栽培漁業協会としては、平成23年秋開催の全国豊かな海づくり大会の準備業務のため、平成22年度から委託業務に振り向ける職員を1人体制に戻したいとの強い意向。

※平成21年度の職員体制見直し内容
・栽培漁業協会職員の増員 (1人役→1.5人役)
・半日勤務非常勤職員、冬季臨時的任用職員の削減(0.51人役)

〔再見直し内容〕
・(財)栽培漁業協会の運営に配慮し、栽培漁業協会職員(0.5人役)を減員し、代替職員として月14日勤務非常勤職員1名を増員。
従来夏休み期間中の開館時間延長は、お盆明けの日曜日までとしていたがお客様の強いニーズに応え、8月末の日曜日まで延長するため、夏季臨職(学生アルバイト)雇用日数を増やす。
(10日→20日)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〈施策目標〉
・県内外での認知度向上
・賀露周辺施設等と連携した地域の活性化

〈実施状況〉
◇入館者
 ・H18:194千人、H19:190千人、H20:184千人近年は減少傾向
 ・H20年5月25日に開館以来4年10ヶ月で入館者100万人を達成

◇生物飼育(H20)
 ・カ ニ 約55種類1,600匹(展示:30種類1,000匹)
 ・魚 類 約60種類500匹(展示:40種類300匹)
 ・その他 約35種類400匹(展示:25種類300匹
※来館者の水産業に対する関心を高め、理解を深めるため、地元の身近な魚や栽培漁業対象魚種を紹介した企画展示を行うなど、水産情報の発信に努めた。

◇イベント開催実績
 ・開催日数 延べ119日
 ・参加者数 延べ14,802人
※民間のイベント業者との連携により、移動ミニ遊園地を開催し、芝生広場の有効活用を図った。

◇出前かにっこ館実績(H20)
 ・養護学校等 8箇所
 ・小学校出前事業 3校
 ・その他 5箇所
※賀露地区の民間企業と連携し、大阪で開催されたイベントに参加し松葉がに及び鳥取のPRを行った。(H20)

〈達成状況〉
 ・平成21年9月末現在の入館者数は127,676人に達し、H19、H20同期に比べ増加している。(H20比:114%増、H19比:106%増)

これまでの取組に対する評価

〈自己分析〉

 かにっこ館では入館者目標を年間20万人と設定しているが、平成16年度に21万3千人を記録して以降、19万人台で推移している。

 昨年度は原油高、不景気の影響などもあって、183千人と開館以来最少の入館者に留まった。

 平成21年度は開館6年目を迎えたことから、入館者の安定確保のための魅力向上対策の一環として飼育管理を委託している栽培漁業協会職員を1.5人に増員(従来は1人)した結果、展示の充実、飼育生物の変調発生時の迅速な対応、生物採集の回数増等従来なかなか実施できなかった取組も可能となるなど一定の成果が見られた。

〈改善点〉
 より多くの来館者のニーズを反映した、飼育技術の向上、展示バリエーションの増加、イベントの充実等を図るため、ソフト、ハード面のリニューアルに備えた準備体制を構築していく。

工程表との関連

関連する政策内容

水生生物・県の水産業に関する情報提供及び親しみを深めてもらえる各種イベントの実施

関連する政策目標

・県内外での認知度向上
・賀露周辺施設等と連携した地域の活性化

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 21,111 0 343 0 0 0 0 16 20,752
要求額 18,803 0 388 0 0 0 0 23 18,392