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平成22年度当初予算(財政課長段階要求状況)
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:事務局費
事業名:

心とからだ いきいき(食・読・遊・寝)キャンペーン推進事業

将来ビジョン関連事業(育む/人財・鳥取の推進)

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教育委員会 教育総務課 教育企画室  

電話番号:0857-26-7926  E-mail:kyouikusoumu@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 3,571千円 3,227千円 6,798千円 0.4人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 1,773千円 4,971千円 6,744千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,571千円  (前年度予算額 1,773千円)  財源:単県、基金10/10 

事業内容

1 事業概要

 各種調査の結果、子どもたちの実体験不足や活字離れが明らかになり、望ましい生活習慣の定着を図るために平成17年度から啓発運動「心とからだ いきいきキャンペーン」を展開。5年目にあたる22年度は特に就学前幼児と保護者への普及を中心に実施する
≪心とからだ いきいきキャンペーン 6つの柱≫

(1)しっかり朝食を食べよう (2)じっくり本を読もう
(3)外で元気に遊ぼう (4)たっぷり寝よう
(5)長時間テレビを見るのをやめよう (6)服装を整えよう

2 事業内容

    臨(1)安心こども基金「かるた活用推進事業」(基金10/10)
     平成21年度に作成する「いきいきキャンペーンかるた」について、学校・保育所(園)・幼稚園の年長〜小学校3年生の各学級及び子どもの活用が見込める施設に配布し、積極的な活用を推進する。
    ≪かるた印刷・配布≫1,280部
      小学校(A7版)800部、幼児用(A5版)300部
      放課後児童クラブ・児童館 180部

    拡(2)就学前幼児への啓発を中心とした広報(単県)
     広報の充実と効果の検証、関係課の調整を行う。
    ≪広報手段≫
      (ア)チラシの新規作成(拡充)
         望ましい生活習慣の定着支援や子育て関連情報など、就学前幼児と保護者への啓発を目的としたチラシを子育て支援各課共同で新規作成する。
        ・配付先:保育所、幼稚園(親子行事、就学児説明会など
              手渡しできる機会を捉えて)
              子育て応援パスポート協賛店
        ・チラシ(リーフレット A3二つ折り) 100,000部
      (イ)教育だより「とっとり夢ひろば」への掲載(継続) (ウ)とっとり教育メルマガによる啓発(継続) (エ)「いきいきキャンペーンかるた」の活用(再掲) 等
    ≪その他の普及活動≫
      (ア)各種広報媒体の活用(広告塔、新聞掲載、県政だより等)
      (イ)キャンペーンロゴの活用
      (ウ)キャンペーン強調月間の設定(6月)
    ≪関係課≫
      小中学校課、家庭・地域教育課、子育て支援総室 等

3 関連事業(予定)

事業名
概要
幼児教育充実活性化事業
(小中学校課)
指定した公立幼稚園・保育所において、「いきいきキャンペーン」を活用した各種実践を行う。
企業との連携による子育て環境整備事業
(家庭・地域教育課)
「鳥取県家庭教育推進協力企業制度」により、企業・事業所における家庭教育に配慮した職場環境づくりを推進する。
読書活動推進事業
(家庭・地域教育課)
家庭で、親子で読書を楽しむことが出来る環境づくりをすすめる「大人も子どもも読書キャンペーン」を展開する。
基本的生活習慣の定着等による学力向上促進事業
(家庭・地域教育課)
子どもの基礎学力の向上に必要とされている「基本的生活習慣の定着」に係る取組みや啓発活動を、鳥取県PTA協議会と連携して実施する。
幼児版 心とからだ いきいきキャンペーン事業
(子育て支援総室)
幼稚園・保育園児へのキャンペーン普及のため、カレンダーやテレビスポットなどの制作を行う。(基金10/10)

4 背景・成果等

(1)背景  鳥取県が実施した基礎学力調査等の各種調査の結果などから、基本的生活習慣と学力・体力の間には強い相関関係があることがわかり、望ましい生活習慣の定着を図るためにキャンペーンを展開している。
(2)成果
    ・基本的生活習慣やルール・マナーを守ることの重要性が保護者や学校に浸透してきた
    ・学校とPTAとの連携した取組が広がりつつある
    ・キャンペーン認知率
      学校:H19 95.5%(H20実施せず)
      保護者:H20 41.3%(H19:37.8%)
(3)これまでの取組
    ・チラシ(一般、幼児向け)を作成し、PTA研修会や乳幼児検診などで配布
    ・各種団体、家庭での実践発表会の開催と取組表彰
    ・キャンペーンを推進していく団体による「推進会議」という形態から、キャンペーン関連の情報を集約して提供するメールマガジンに21年7月から移行し、関係団体や学校などに積極的な情報提供を行った。(配信登録件数:約230件)
    ・「いきいきキャンペーンかるた」の標語(読み札)を小学校及び特別支援学校の児童から募集し、望ましい生活習慣について親子で考える契機とした。
      (かるた作成中:標語応募件数3,165件)
(4)課題
     キャンペーンの保護者認知率(H20:41.3%、H19:37.8%)の向上
5)「就学前幼児」に重点を置く理由
     平成21年度から新たに展開した「勉強がんばろうキャンペーン」(小中学校課)では家庭学習と授業への集中の啓発を行うため、その前提である「望ましい生活習慣」については幼児期〜就学前を中心に身につけておくべきと考え、就学前児童に重点を置くこととした
    (参考)勉強がんばろうキャンペーン

5 所要経費

事業内容
所要経費(千円)
※( )内は前年度経費
(臨)
かるた印刷
・小学校800学級×1,500円=1,200千円
・幼保 300部×3,900円=1,170千円
・放課後児童クラブ等
  180部×1,500円=270千円
・消費税2,640千円×5%=132千円
(0)
〔基金〕2,772
(拡)
ちらし(リーフレット A3二つ折り)等
 @7.1円×100,000部×1.05=746 
(620)
746
(継)
名刺台紙(キャンペーン啓発)
(53)
53
(終了)
かるた作成
(1,100)
合  計
(1,773)
3,571
〔うち基金2,772〕


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 子どもたちの望ましい生活習慣の定着を図るためのキャンペーン。これまで、広告塔・チラシの配布、PTAに対する研修会実施などにより、学校や保護者に対してキャンペーンの意識付けを行うとともに、各家庭の実践を表彰するなど、家庭での積極的な取組を推進した。
 また、平成21年度には「いきいきキャンペーンかるた」を作成し、標語を小学生から募集するとともに、「とっとり教育メルマガ」を月に1回配信し、情報提供に努めた。

これまでの取組に対する評価

 平成17年のキャンペーン開始から約4年が経過するところである。
 各種広報、研修などの啓発活動を行ってきたが、平成20年度末時点の保護者認知率は約40%と、半数に満たない状況であり、保護者認知率の向上が課題であるところ。
 なお、平成20年度に実施した保護者アンケートでは、基本的生活習慣の重要性については、8割以上の方が認識しており、県と市町村が一緒になって取り組んできたことによる一定の成果が表れている。

 21年夏に「いきいきキャンペーンかるた」の標語募集を行い、約1000人から3100件余りの応募があったところ。生活習慣の大切さについて親子で改めて話し合う契機となったと考える。
 また、「とっとり教育メルマガ」については現在約220のアドレスに配信しているが、配信先の増加をはじめ、内容も県からの一方通行ではなく学校や団体の取組を掲載するなどの工夫が必要と考える。

工程表との関連

関連する政策内容

教育の原点である家庭教育の充実

関連する政策目標

学校と家庭が協働した学力向上

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,773 0 0 0 0 0 0 0 1,773
要求額 3,571 0 0 0 0 0 0 2,772 799