事業費
要求額:1,668千円 (前年度予算額 1,615千円) 財源:単県
事業内容
1 事業内容
○米子空港拡張整備事業(H3〜H7、中海側への滑走路延長〔1,500m→2,000m〕)の環境影響評価に係る鳥取・島根両県の申合せに基づき、中海内の浚渫工事跡地の水質・底質等の環境監視調査を実施。
○当該事業に伴う周辺への影響について、専門家の助言を得て両県で検討。
2 調査概要
(1)調査地点
・中海内の8地点(米子空港浚渫埋立地の周辺)
(2)調査項目
(ア)水質
・水深1m間隔:DO(溶存酸素:水中に溶けている酸素量)、塩化物イオン(塩分濃度の目安)など4項目を調査→深さ方向の酸素量や淡水海水の分布状況の把握。
・上層及び下層:COD(化学的酸素要求量:湖水の汚濁の度合い)など11項目を調査→水質汚濁状況の把握
(イ)底質
・粒径組成、COD、硫化物など8項目を調査→底泥の汚濁や嫌気化(貧酸素化)の状況の把握
(3)調査回数
・1回/年(夏季)
(4)役割分担
・検体採取・分析→外部委託
・現場立会、精度管理→衛生環境研究所
・連絡調整→水・大気環境課
・報告書整理、専門家会議→水・大気環境課、衛生環境研究所
3 経過
・事前調査:平成2年度〜平成3年度
・工事期間:平成3年度〜平成7年度
・事後調査:平成8年度〜
4 金額根拠
・調査経費:1,344千円
・専門家協議経費:103千円
・標準事務費:221千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
拡張整備事業後の水質及び底質調査を継続しているところ。
これまでの取組に対する評価
平成19年度までの調査結果
監視箇所において、対照地点と比較して汚泥の特異的なたい積は認められていない。また、周辺水域への影響は大きくなく、水質の経年的悪化が懸念されるような水質、底質の変化も認められていない。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,615 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,615 |
要求額 |
1,668 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,668 |