当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

交流ネットワーク活用事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

文化観光局 交流推進課 交流支援担当  

電話番号:0857-26-7108  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 19,465千円 6,454千円 25,919千円 0.8人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 18,860千円 2,486千円 21,346千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:19,465千円  (前年度予算額 18,860千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業目的及び背景


     海外や県外において鳥取県とゆかりのある外国人や県人会といった交流ネットワークを活用し、効果的な鳥取県情報の発信を行うことにより、交流の活発化を図るとともに、地域の活性化に寄与することを目的とする。
     県人会の活性化を通じ、より効果的な鳥取の情報発信を図る「地域間交流サポート事業」と「とっとりふるさと大使」や「世界とっとりファンクラブ」とのネットワークを活用して交流を進める「国際交流関係推進費」を統合し、「交流ネットワーク活用事業」としたもの。

2 事業内容

(1)世界とっとりファンクラブ会員等への情報提供等委託

  世界鳥取ファンクラブ会員やとっとりふるさと大使に対し、県の情報誌等の送付により鳥取県の最新情報を提供し、居住する世界各地で鳥取県をPRしていただくことを目的とする。

 《業務内容》

 ・世界とっとりファンクラブ会員等に対する情報提供
 ・会員へのアンケート調査
 ・世界とっとりファンクラブのホームページ管理の委託

「世界とっとりファンクラブ」とは?
 鳥取県に一定期間以上滞在した外国人で、県に対し深い理解を持ち、帰国後も引き続き県の国際化に貢献することが期待される有志の国際的なネットワーク(市町村に配置される外国語指導助手等のOBが主なメンバー)。

「とっとりふるさと大使」とは?
 鳥取県にゆかりのある者を通して、本県の魅力を広く国内外にPRするために設置するもの(県に配置される国際交流員のOBが主なメンバー)。
 
(2)市町村、県外県人会等との協働による情報発信
  県外各地で開催される既存のイベントへ市町村、県人会等とともに参加し、効果的な鳥取県情報の発信並びに持続可能な交流支援を行う。
 また、県人会等が参加する一般向けイベントの中で、鳥取県をPRするために郷土芸能団等を派遣する。 

《想定イベント》
 ・都道府県対抗男子駅伝 (広島県広島市)
 ・全国県人会まつり、鳥取県の歴史を考える会(愛知県名古屋市)


(3)自治体国際化協会海外共同事務所設置費

 財団法人自治体国際化協会とは、地域の国際化を一層推進するための地方公共団体の共同組織であり、この海外事務所の設置・運営費用を各地方公共団体(各都道府県、政令指定都市)が負担している。 
 財団法人自治体国際化協会では、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、ソウル、シドニー及び北京に海外事務所を設置し、地域の国際化のための活動、調査事業などを行っている。

(4)交流推進に係る連絡調整費(標準事務費)

4 事業経費

内   容
金 額
 世界とっとりファンクラブ会員等への
 情報提供等委託
1,235千円
(1,000千円)
 市町村、県人会等との共同による情報発信
561千円
(0千円)
 自治体国際化協会海外共同事務所設置費
7,000千円
(8,000千円)
 交流推進に係る連絡調整費(標準事務費)
10,669千円
(9,860千円)
合     計
19,465千円
(18,860千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)世界とっとりファンクラブ会員等への情報提供
 ファンクラブ会員が鳥取県をPRするために必要な写真、資料等の提供、ファンクラブ会員に向けて鳥取県の情報発信、ファンクラブ会員の活動状況の調査を行った。ファンクラブ会員の口コミでのPRによって、実際鳥取県に旅行に来た方もいる。

(2)市町村、県外県人会等との協働による情報発信
 各地域の県人会・カルチャーセンター等と連携して鳥取に関する地域学講座を開設し、団塊の世代など知的要求が高い世代層並びに県人会会員への鳥取県情報の発信を実施。講座をきっかけとした鳥取へのバスツアーも行われた。
 毎年、広島市で開催される「都道府県対抗男子駅伝」に広島鳥取県人会、境港市等とともに参加し、県は会場で鳥取県のPRパンフレット配布、「因幡の傘踊り」の伝統芸能団派遣などを行い、境港市はカニ汁の無料配布を行うなどして、県人会会員と協力して鳥取の情報発信を行ったところ、駅伝大会事務局に様子を掲載され、中国新聞でも記事としてとりあげられるなどした。

これまでの取組に対する評価


(1)世界とっとりファンクラブ会員等への情報提供
 ファンクラブ会員は、鳥取県に半年以上滞在していた者、ふるさと大使は、国際交流員として働いていた者であるため、両者とも鳥取県の観光資源や地理、概況に詳しい。口コミという地道なPR方法ではあるが、こうした人的ネットワークを活用して鳥取県をPRすることは効果的であり、鳥取県の知名度向上が期待できる。

(2)市町村、県外県人会等との協働による情報発信
 県人会やカルチャーセンター等との連携講座により、鳥取県についての情報発信を行うことができたが、県人会会員の高齢化などもあり、直ちに県人会活動の活性化に繋がらない面があった。
 県人会活性化のためには、特に若い世代の加入を促進する必要があると考えられ、若い世代の加入を促進するため、各地域で行われる既存のイベントなどにおいて県人会と連携して参加し、鳥取の伝統芸能団を派遣するなどして積極的に鳥取県をPRしていく。

工程表との関連

関連する政策内容

民間団体や行政等が行う交流を、より身のあるものにつなげていくための連携・支援を行い、交流の積み重ねを通じた地域化せいかを実現

関連する政策目標

民間等と連携した戦略的事業の実施等

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 18,860 0 0 0 0 0 0 8,000 10,860
要求額 19,465 0 0 0 0 0 0 7,000 12,465