当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

ロシア沿海地方交流推進事業

将来ビジョン関連事業(ひらく/海外との交流)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

文化観光局 交流推進課 東アジア交流係  

電話番号:0857-26-7122  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 9,700千円 12,909千円 22,609千円 1.6人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 1,557千円 4,971千円 6,528千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,700千円  (前年度予算額 1,557千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

(1)環日本海定期貨客船の安定的就航のために、ロシア沿海地方における鳥取県の知名度を定着させ様々な分野における交流を発展させるとともに、沿海地方における「鳥取県ファン」を増やしていく必要がある。

    (2)また、相互交流を発展させ互恵的関係を確立させるためには、沿海地方の鳥取県に対する関心度をアップさせるだけでなく、鳥取県内における沿海地方の認知度をアップさせることも必要である。
    (3)ロシアは沿海地方と鳥取県との関係団体がネットワークを強化することにより、複合的な交流行事の実施、民間交流の拡大へ繋げていく。

2 事業内容

(1)鳥取県への受入事業
  ○ロシア沿海地方の様々な分野における有力者、スポーツ交流団等を鳥取県に招聘することにより、相互理解の強化を図るとともに、ロシア帰国後に鳥取県に関するPR活動を実施していただく。
  ○受入団体、実施時期、定員は以下のとおり。
   ・バスケット交流団
   ・柔道交流団
   ・サッカー交流団
   ・バドミントン交流団
   ・青少年リーダー研修団
   ・マスコミ取材団
  ○実施時期
   5月〜12月(年度内に6回)
  ○受入人数
   1団体あたり15名まで

(2)鳥取県からの派遣事業
  ○青少年スポーツ交流団(剣道)及び「鳥取県文化デイズ」を実施し鳥取県のPRを効果的に展開することにより、「日本=鳥取県」のイメージを同地方住民に抱かせる。
  ○派遣団体、実施時期、定員は以下のとおり。
   ・青少年剣道交流団
   ・「鳥取県文化デイズ」派遣団
   (伝統芸能、書道、着物着付け、陶芸)
  ○実施時期
   ・剣道交流団(8月)
   ・「鳥取県文化デイズ」(11月)
    ※剣道交流団については、旅費1/2を県にて負担
  ○受入人数
   1団体あたり15名まで
(3)鳥取県における「ロシア沿海地方週間」の実施

  ○複数のロシア側団体より、鳥取県において沿海地方の魅力を紹介する行事を実施したいとの要望があることから、ロシア沿海地方の文化・芸術を一同に紹介する「ロシア沿海地方週間」を鳥取県で開催するための支援を行う。実施行事、実施時期等は以下のとおり。
  ○実施内容
   マトリョーシカ(むきパンダのようなもの。ロシアの民芸品)展示会&ワークショップ、沿海地方写真家による写真展(鳥取県と沿海地方の風景)、ロシア極東少数民族文化紹介ワークショップ、青少年舞踊団による公演、沿海地方の子ども絵画展など。鳥取県側カウンターパート団体と協力して実施。沿海地方と鳥取県関係者が情報交換及び今後の交流事業の進め方に関する会議も実施
  ○実施時期
10月

 (4)ロシアに関する講習会の実施
  ○ロシア料理講習会、ロシア民族楽器講習会などロシアを身近に感じることができる行事を実施する。
  ○実施内容
   ロシア料理教室、ロシア民族楽器講習会
  ○実施時期
   1月、3月

3 予算

○ロシア沿海地方における「鳥取県ファン」育成事業 
  6,748千円(渡航費、県内滞在費、通訳・講師謝金)
○鳥取県における「ロシア沿海地方サポーター」育成事業
  1,753千円(沿海地方週間実施委託費、講師旅費・謝金) 
○標準事務費
  1,200千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

《政策目標》
・交流地域相互に提案した事業の実施及び支援
・北東アジア地方政府サミットのフレームを活用した研究・検討や事業実施

 《取組状況》
・1991年よりロシア沿海地方と「友好交流に関する覚書」を締結し、
近年では、新体操(04年〜06年)、バドミントン(07年)等の交流を実施してきたところ。

・本年は、青少年剣道交流団(7月)、青少年バドミントン交流団(9月)
を沿海地方に派遣したほか、ロシア沿海地方における鳥取週間事業(鳥取県写真展&民工芸品展、米子西高校筝曲部演奏会、知事講演 会、鳥取県物産展など)を実施した。 

これまでの取組に対する評価

《自己分析》
・長年における交流事業実施により、沿海地方との相互理解・友好関係を深めてきた。

・このような状況の中、環日本海定期貨客船が本年7月に就航し、マスコミ招聘、鳥取週間事業等の実施により、沿海地方住民の鳥取県に対する関心・認知度を確実に高め、沿海地方からの交流希望が鳥取県に殺到するようになったことは、幅広い分野における交流が拡大していく道を開いていく。

・青少年交流団の派遣についても、先生・生徒より、目に見える形で教育的成果が挙がったという声が聞かれ、今後とも交流を継続していきたいとの希望が寄せられている。


《改善点》
・沿海地方におけるマスコミにて採り上げられる回数、鳥取県への
交流希望要請の増加など、沿海地方住民の鳥取県に対する認知度をアップさせる。

工程表との関連

関連する政策内容

県による先導的・戦略的な取組みを通じてグローバルで幅広い交流を展開

関連する政策目標

交流地域相互に提案した事業の実施及び支援
 北東アジア地方政府サミットのフレームを活用した研究・検討や事業実施

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,557 0 0 0 0 0 0 0 1,557
要求額 9,700 0 0 0 0 0 0 0 9,700