【安心こども基金】青少年のための弦楽入門支援事業／平成22年度当初予算（財政課長段階要求状況）／とりネット／鳥取県公式ホームページ

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト (A+B)	正職員	非常勤職員	臨時的任用職員
22年度予算要求額	2,357千円	807千円	3,164千円	0.1人	0.0人	0.0人
21年度当初予算額	0千円	0千円	0千円	0.0人	0.0人	0.0人

事業費

要求額：2,357千円　（前年度予算額 0千円）　　財源：その他１０／１０　

事業内容

事業概要

　弦楽器を（財）鳥取県文化振興財団に無償貸付したうえで、子どもを対象にボランティアで弦楽器の指導を行う団体に対して無償で弦楽器の貸付等を行う「子ども文化スクール支援事業」を同財団に委託して実施。（委託料は無料）

　西部地区の団体に貸し付ける弦楽器の絶対数が不足しているため、必要な弦楽器を購入する。

なお、本事業の財源については、厚生労働省の安心こども基金（地域子育て創生）を活用する。

背景

①平成１５年度から、東部地区及び中部地区の団体へ弦楽器を貸付を行う。（子ども文化スクール支援事業）
②平成１９年度から西部地区にも実行委員会が立ち上がり、ボランティアによる弦楽活動者の育成がスタートしたが、弦楽器の絶対数が不足。

③東部地区、中部地区で使用している弦楽器の流用も困難であるため、平成２０年度に西部地区用にヴァイオリンを１台、チェロを１台購入したが、まだまだ不足しており、現在の講座では、既に、弦楽器を持っている初心者等に対象が限定されるなど、楽器を持たない未経験者を対象とした講座の実施が困難。

対応策

各地区に貸与する楽器が均等になるように、西部地区用に新たに弦楽器を購入する。
（現在の弦楽器の数）

　東部：１６台

　中部：１４台

　西部：２台

経費

備品購入費　２，３５７千円
（内訳）
　コントラバス　１台
　チェロ　　　　　３台
　ヴァイオリン　８台
　ヴィオラ　　　　２台

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成１４年度（国民文化祭開催年）、県内の弦楽の取り組み環境が未整備であったことから、県が弦楽器を購入し、初心者に弦楽器の指導を行っている団体に対して弦楽器の無償貸付を行う「こども文化スクール支援事業」の実施を検討。

・平成１５年から財団法人鳥取県文化振興財団に、「こども文化スクール支援事業」を委託（委託料：無料）し、財団を通して、団体に弦楽器を無償貸付。

・平成１６年度から、国内一流の演奏家を講師に招き、弦楽器に取り組む青少年の活動のレベルアップと意欲の向上を図る「夏休みこども弦楽学校」を実施（年１回の開催）したが、「数少ない経験者を対象とするだけでは、広がりに欠ける。」、「年に１回の弦楽学校を開催するだけでは、活動人口の増加にはつながらない。」などの課題があり、平成１８年度を終期とした。

・地域に根ざした活動を通じて、弦楽器を始めて間もない青少年（初級者）に弦楽器の魅力を伝え、技術的サポートをすることで活動人口の増加につなげ、すそ野の拡大を図るため、東部、中部、西部の各地区に実行委員会を立ち上げ、平成１９年度から、各地区のニーズを反映させた青少年のための弦楽入門講座を実施しているところ。（県は実行委員会に対して助成を行っている。）

これまでの取組に対する評価

・青少年のための弦楽入門講座では、地区ごとに、各地区のニーズを反映させた年間を通じた講座を実施しており、多くの受講生がこの講座を機に弦楽器を始めたり、継続している。

・西部地区では、受講生が使用できる弦楽器が不足しており、現在の講座では、既に、弦楽器を持っている初心者等に対象が限定されるなど、楽器を持たない未経験者を対象とした講座の実施が困難。

工程表との関連

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
前年度予算	0	0	0	0	0	0	0	0	0
要求額	2,357	0	0	0	0	0	0	2,357	0

【安心こども基金】青少年のための弦楽入門支援事業

トータルコスト

事業費