【事業概要】
現在、市町村が、工事業者に委託或いは直営で実施している道路維持管理業務や除雪業務を、ある地域での効率化、一体性を考慮して、鳥取県で一括して実施するため、その所要経費を市町村が負担する。
H22年度は八頭管内において試行するものであり、鳥取県が八頭管内の町管理区間の道路管理を受託実施するための負担金。
【目的】
○ 面的な一体管理を行うことにより、県・市町村とも、事務の効率化を図る
○ 行財政改革を進めながら、住民に対して必要な行政サービスを提供する
【要求内容】
■道路維持工事
八頭管内での道路維持工事予定額
要求金額 C= 1,000千円
■除雪費
八頭管内での除雪費予定額
要求金額 C= 4,000千円
【背景】
○ 県・市町村とも、厳しい財政状況の中、行財政改革を進めながら住民に対して必要な行政サービスを今後とも安定的に提供していくため、広域的な連携による事務の実施など、市町村間や県と市町村との間で共同して事務処理を行うなど新しい事務執行方法を見出し、実施に移していくことが必要。
○ 一方、様々な分野において、県と市町村との間に二重行政が存在。また、県から市町村に権限委譲を行っているが、まだら模様となっているなど、県と市町村の双方にとって非効率な分野がある状態。
○ 地方分権を推進していく中で、基礎的自治体の業務体制の充実が求められており、体制の整備を進める必要がある。
⇒ こういった状況の中、県から市町村への権限委譲のほか、市町村間や、県と市町村との間における事務の共同処理など、連携・共同処理による行政運営を進めることとし、県内4つの圏域で『連携・共同事務検討協議会』が設置され検討を始めた。