事業費
要求額:6,500千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
事業内容
事業の概要
「道路距離標」を認識しやすい寸法、デザインに改善することにより、一般の道路利用者が事故・道路施設破損等の緊急通報をする際の位置把握を容易するなどし、迅速な道路維持管理対応に繋げるものである。現在500mに1箇所の間隔で設置されている「道路距離標」に加えて、メイン(1基/1q)、サブ(1基/200m)の標識を増設し、「道路上の目印」としての活用を促す。まずは、交通量が多く県外車の通行の多い国道431号でモデル的に取り組みを実施する。
事業の目的、背景、効果等
○距離標は、道路管理者が道路上の位置の把握・確認に使用しているものであるが、路線距離を直接的に示しておらず、一般の利用者は何を意味したものであるか分からない。
○現在の距離標は設置間隔が広く、目立たないデザインであるため、緊急通報時等に現在位置を的確に伝えるための目印には使えない状況である。
○公安委員会等の緊急出動を行う機関からの距離標の設置に対する期待はある。
○また、国道431号は沿道の両側が松林となっているなど目標物となる建造物等がない区間が多く、道路上の場所の特定が困難な場合がある。
○従来型の距離標は直径9cm、高さ20cmと小型で、道路路肩(道路外端)に設置されており、走行時は視認できない。
○道路距離標に距離や所在地などの情報を付加することで、緊急通報をする際の位置把握のみならず、日常的にあるいは観光等で通行する道路利用者にも道路上の目印として活用してもらう。
○国道431号は「大山パークウェイ」の一部を構成しており、今後、自動車を利用した観光の活発化が期待されており、利便性の向上は急務である。
所要経費
【全体C=6,500千円】
・標柱型(設置区間:全線,1kmに1箇所/メイン)
延長22km / 1km/基 = 22 基
22基 × 100千円 = 2,200千円
・標識型(設置区間:位置特定困難区間0.2kmに1箇所/サブ)
延長10km / 0.2km/基 = 50 基
50基 × 80千円 = 4,000千円
・デザイン費 = 300千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○要望区間については、従前から緊急通報者との位置確認に時間を要するなど、日常的な維持管理業務において不便があった。
○平成20年9月から「大山パークウェイ協議会」が活動を開始、スタンプラリーイベント(H21.7〜11)やパークウェイ誘導標識(H22県事業要求)整備に取り組んでいるところ。
これまでの取組に対する評価
大山パークウェイの活動の活発化に伴い自動車を移動主体とした観光利用の増加が見込まれ、時機を捉えた整備が必要。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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要求額 |
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6,500 |