1.趣旨
複雑化する行政課題に対応し、地域の特性を踏まえた政策を立案するため、地域貢献に意欲を持つ地元の大学・シンクタンクから政策を提案して頂き、県組織による活用を促進することにより政策連携を深める。
2.事業内容
【対象機関】
県内の大学・短大・高専、シンクタンク(公的、民間を問わない)
【対象研究】
県内の地域が直面している課題の解決のための効果的な提案・提言や具体的な取り組みを行うための示唆・アイデア等が得られる調査研究
【所要額】
各部局のテーマに沿った研究(特別枠)と、自由なテーマ(一般枠)との二本立て
特別枠 200万円以内/1課題×4件
一般枠 100万円以内/1課題×2件
要求総額 1,000万円 (委託料)
3.スケジュール
・H22.12 募集テーマ選定
・H23.1 募集要綱決定、募集開始、説明会の開催
・H23.3 募集締切、審査
・H23.4〜24.3 研究実施
・H24.4以降 成果の施策への反映
4.経緯
・平成17〜19年度 県内大学・公的シンクタンクに限定して研究を募集、研究と行政ニーズとのミスマッチが散見
・平成20年度において、○テーマを県から示す、○募集時期を早め、説明を丁寧に行う、○政策提言に重きをおいて審査、○政策提言を義務付け、○県組織における活用を担保、○民間も対象にし競争性を高める 等の見直しを行ったところ
【採択実績】
H17 鳥取大学5件、鳥取環境大学1件
H18 鳥取大学7件(海外枠1件含む)
H19 鳥取大学5件(海外枠1件含む)、鳥取環境大学1件、 (財)日本きのこセンター1件
H20 鳥取大学4件、鳥取環境大学1件、とっとり総研1件
H21 鳥取大学6件、鳥取環境大学1件
H22 鳥取大学3件、鳥取環境大学1件、米子工業高等専門学 校1件
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・県内の地域が直面している課題の解決のための効果的な提案・提言や具体的な取り組みを行うための示唆・アイデア等が得られる調査研究を大学に委託。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
・研究テーマを提示した事業担当課と大学とでよく協議を行ってもらうことにより、大学と連携できている。
・研究結果は、資料提供、研修会等での発表に留まらず、それぞれの施策において活用するなど、何らかの形で活用されている。