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農林水産部 八頭農林局 林業振興課普及担当
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
23年度当初予算額(最終) |
343千円 |
1,598千円 |
1,941千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度当初予算要求額 |
691千円 |
1,598千円 |
2,289千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
22年度当初予算額 |
669千円 |
1,614千円 |
2,283千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:691千円 (前年度予算額 669千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:343千円
事業内容
事業概要
生産者及び各関係機関が、協働・連携し、東部圏域が一大きのこ産地「きのこ王国いなば」へと発展するための支援を行い、きのこ産業の活性化を図る。
(1)きのこ王国ブランド確立モデル事業
有機JAS椎茸、カンナマ椎茸、ヒラタケ、ナメコなど、特色あるきのこ生産者が連携し、有利販売を実践するモデル地域の取組を支援し、産地化形成に資する。
(2)原木林造成推進事業
優良原木の確保のため、造林事業の対象とならない小規模面積(0.1ha未満)の里部の山林、耕作放棄地等へ植林を推進クヌギ苗木代に係る経費を支援。
(3)きのこ王国体験ツアー
従来の見学視察ではなく、生産者と同じ生産体験を内容に盛り込むことにより、消費する側と生産者の距離を近づけ、消費者側に「きのこ王国」の応援団となっていただくこと、また、新規参入者の掘り起こしを目的として、体験型学習会を開催。
要求額
事業名 | 事業主体 | 事業費 | 要求額 | 県費 | 備考 |
きのこ王国ブランド確立モデル事業 | 生産者 | 300 | 100 | 100 | |
県 | 167 | 167 | 167 | 県10/10 |
計 | 467 | 267 | 267 | |
原木林造成推進事業
(クヌギ苗木購入費) | 農林家等 | 486 | 243 | 243 | 県1/2
市町1/3 |
きのこ王国体験ツアー | 県 | 181 | 181 | 181 | 県10/10 |
計 | | 1,134 | 691 | 691 | |
事業対象エリア
鳥取県東部(八頭・東部総合事務所管内)
現状と背景
【原木椎茸衰退の危機】
今ま
で | 原木椎茸は低価格の輸入品との競合による長年の価格低迷。その結果、生産者の減少、高齢化が進み、生産量が減少。 |
↓
【危機脱却の追い風】
近
年 | ・消費者の食の安全に対する関心の高まりから、長年の価格低迷から脱却。
・八頭地域から日本初となる、有機JAS原木椎茸の認証取得。(現在 3名が認証取得) |
【「きのこ王国八頭」を建国】
H20 | 八頭地域のきのこ産業の復活、活性化を目指し椎茸生産者及び各関係者が「きのこ王国八頭」を建国 |
【「きのこ王国いなば」推進協議会の設立】
H22 | 生産者及び各関係機関が、協働・連携し、東部圏域が一大きのこ産地(「きのこ王国いなば」)となるための推進協議会を設立 |
事業実施期間
平成21〜23年度(3年間)
事業の効果・必要性
・ 中山間地域での安定した収入確保・安定雇用確保につながる。
・ 森林資源を活用した原木きのこ栽培を支援することで、森林の健全性が保たれ、また、土地の有効利用が図られることで公益的機能の向上へつながる。
・ 多様化する消費者ニーズをとらえ、特色ある原木きのこづくりに取り組むことで地域産業の活性化へつながる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◆取組状況◆
・「きのこ王国八頭」という意欲ある生産者を組織化
・きのこ王国建国一周年を記念し、「きのこフォーラム」を開催
・有機JAS認証取得及び販路拡大の支援
・優良原木林(クヌギ)の共同購入及び共同搬出の組織化を支援
・耕作放棄地等への優良原木(クヌギ)の植林を推進
・「きのこ王国」体験ツアーを開催(年3回)
・有利販売を実践するモデル地域の設立・取組を支援
◆達成度◆
・意欲ある生産者と関係機関が連携し、きのこ産業の活性化を図るための組織(きのこ王国八頭→H22 「きのこ王国いなば」推進協議会)が構築できた。
・有機JAS認証取得生産者を養成(全国初の取得者を含め、3名)
・きのこの生産性向上のため、きのこ王国として、優良原木を共同で確保することに着手(H21:1.7ha H22:4.87ha)し、この活動を通じて後継者の養成を実施。
・きのこ生産者等による耕作放棄地等への優良原木の植林(H21 5件)
・八頭町大江地区(旧大伊村)の生産者を中心とした、「おーい!きのこ村」を設立
これまでの取組に対する評価
◆自己分析◆
・東部圏域が一体となって、一大きのこ生産地へと発展するための足がかりとなる組織が構築できた。
・乾し椎茸(県産きのこの主力)については、販路が確保されているが、生での販売(乾しに比べて所得率が高い。)体制や有利販売を行う体制が弱い
・生での県内外への販売は、流通方法が確立しておらず、廃棄(ロス)率が高い。
・きのこ生産地としての認知度が、県内外で低く、販売先が制限されている。
◆改善点◆
・きのこ王国の活動をを積極的に情報発信すると共に、消費者ニーズを把握し、「きのこ産地」として地位の確立を図る。
・有利販売に繋がる産地形成を推進し、生産者の所得率向上を図る。
・生販売においての、廃棄(ロス)率の低減を図る(流通方法の確立)。
工程表との関連
関連する政策内容
地域特産物の安定供給へ向けた支援
(原木シイタケの生産拡大)
関連する政策目標
乾椎茸・有機JAS認証椎茸・カンナマ椎茸の生産量向上
目標:乾17.1トン/年(うち カンナマ椎茸120Kg)
有機JAS 3.2トン/年
財政課処理欄
平成24年度以降は、協議会の運営・活動について地元市町村又は生産者グループが主体となるようにしてください。
なお県事務費(標準事務費)については、枠内での対応とします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
669 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
669 |
要求額 |
691 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
691 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
343 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
343 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
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