現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 農林水産部の東部地区和牛・ヤギ放牧支援事業
平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農地費 目:農地調整費
事業名:

東部地区和牛・ヤギ放牧支援事業

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農林水産部 八頭農林局 農業振興課経営支援担当  

電話番号:0858-72-3816  E-mail:yazunourin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 300千円 2,396千円 2,696千円 0.3人 0.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 300千円 2,396千円 2,696千円 0.3人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 2,300千円 3,227千円 5,527千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:300千円  (前年度予算額 2,300千円)  財源: 

一般事業査定:計上   計上額:300千円

事業内容

1 事業概要

県が耕作放棄地解消の一手法として、和牛やヤギの方々を普及・定着させるために要する経費。

    (1)和牛放牧支援事業 60千円:標準事務費
    和牛放牧を推進するための研修会の開催、新規に取組む地域の掘り起こし、地元説明等の支援。
      財源:財産収入(鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金運用益)
    (2)ヤギレンタルシステム支援事業 240千円
    貸出用ヤギを保有し、放牧馴致、貸出し事務や放牧の手配を行う。(委託先:鳥取県畜産農協)
    (3)放牧フォローアップ
    既存の放牧地への指導・助言を行う。

2 事業対象エリア

鳥取県東部(八頭・東部総合事務所管内)

3 昨年度との変更点

1 和牛レンタルシステム業務及び放牧フォローアップ業務を鳥取県畜産振興協会への委託から地域での役割分担による実施に変更
2 ヤギ飼育舎条件整備事業を廃止

 

4 背景・目的

・高齢化、担い手不足などによる耕作放棄地の増加が見込まれることから、解消・防止対策が必要。

・耕作放棄地解消の一手法として、平成20年度から県東部地区で和牛とヤギの放牧をモデル的に実施。放牧面積は年次的に拡大。
・22〜23年度は放牧実践、定着期間として位置づけ、新規地区の掘り起こしや放牧推進、実施地区のフォローアップを図っていくこととしている。
・レンタルシステムは畜産農家、耕種農家ともメリットがあるがそれ自体は儲かるものではないため、行政の支援が必要。
・和牛では耕種農家が自ら和牛を管理するより畜産農家が出かけていくスタイル(出張放牧)の方が多い。
・放牧は耕作放棄地の解消、耕作放棄地の防止(農地管理)の双方に有効

(参考)
@県東部地域での放牧面積
 
H19
H20
H21
H22
 和牛放牧
12ha
20ha
25.4ha
16.8ha
 ヤギ放牧
0ha
4.6ha
2.1ha
0.2ha

A放牧による増頭事例
  A農家(智頭町)  H19 10頭   → H22年 21頭
  B農家(智頭町)  H19  7頭   → H22年 13頭
  C農家(八頭町)  H19  4頭   → H22年  9頭

5 事業実施期間

平成22年度〜23年度

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
 ・遊休農地の解消面積 23年度末 75ha

<取組状況>
 ・平成20〜21年度事業により、和牛は県東部地域で10カ所ヤギは5カ所の放牧モデルほ場を設置し、放牧技術の普及と農地管理の有効性をPR。
 ・和牛は財団法人鳥取県畜産振興協会、ヤギは鳥取県畜産農協に委託しレンタル放牧システムを創設。
 ・平成22年度は口蹄疫の発生により、和牛・ヤギのレンタル放牧を中止。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・モデルほ場設置により、放牧の有効性が認識され放牧面積が拡大。
・ヤギ放牧は県民が親しみやすく、「遊休農地」や「農地保全」に対する興味、動機付けに有効。和牛だけの取組よりも大きな効果が得られた。
・和牛放牧は広い面積の除草効果が得られるが、耕種農家側が自ら管理することに慎重なため、畜産農家が自ら管理する場合が多い
・畜産農家は、和牛放牧を取り入れることで飼養管理の省力化を図ることで増頭を達成しており、畜産振興への効果が高い。
・口蹄疫発生により家畜の移動、放牧時の衛生対策の必要性を認識

<課題>
・放牧跡地の利用
・耕作放棄地放牧での事故の発生

<今後の取組>
・和牛放牧推進体制の再整備
・引き続き放牧技術の普及定着と推進を図る

工程表との関連

関連する政策内容

遊休農地の解消支援

関連する政策目標

遊休農地解消面積75ha



財政課処理欄

 
 ヤギ放牧レンタルへの支援は平成23年度までとしますので、平成24年度からは自立した取組としてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,300 0 0 0 0 0 60 0 2,240
要求額 300 0 0 0 0 0 60 0 240

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 300 0 0 0 0 0 60 0 240
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0