・高齢化、担い手不足などによる耕作放棄地の増加が見込まれることから、解消・防止対策が必要。
・耕作放棄地解消の一手法として、平成20年度から県東部地区で和牛とヤギの放牧をモデル的に実施。放牧面積は年次的に拡大。
・22〜23年度は放牧実践、定着期間として位置づけ、新規地区の掘り起こしや放牧推進、実施地区のフォローアップを図っていくこととしている。
・レンタルシステムは畜産農家、耕種農家ともメリットがあるがそれ自体は儲かるものではないため、行政の支援が必要。
・和牛では耕種農家が自ら和牛を管理するより畜産農家が出かけていくスタイル(出張放牧)の方が多い。
・放牧は耕作放棄地の解消、耕作放棄地の防止(農地管理)の双方に有効
(参考)
@県東部地域での放牧面積
| H19 | H20 | H21 | H22 |
和牛放牧 | 12ha | 20ha | 25.4ha | 16.8ha |
ヤギ放牧 | 0ha | 4.6ha | 2.1ha | 0.2ha |
A放牧による増頭事例
A農家(智頭町) H19 10頭 → H22年 21頭
B農家(智頭町) H19 7頭 → H22年 13頭
C農家(八頭町) H19 4頭 → H22年 9頭