これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)ポートセールス
既存航路に対するポートセールス及び平成21年6月に新しく就航した環日本海定期貨客船のポートセールスを県内外含め積極的に行った。
(2)境港のPR
環日本海経済活動促進協議会、県と連携して米子、大阪で境港利用促進懇談会を開催(大阪は10月28日開催予定)し、荷主企業、物流商社に対して境港PRを積極的に行った。
(3)商談会、セミナー開催
環日本海経済活動促進協議会と連携してロシアビジネスサポート研修会を開催し、企業のロシアビジネス展開の支援を行った。
ロシアと中国東北部の国境周辺状況について、県内企業に広く周知するためのビジネスセミナーを開催。
(4)境港利用増進のための助成制度
新規利用を企業に促す際の「ツール」(コンテナ助成制度等)としてH20年度からさ開港利用助成制度を創設し、企業への営業活用、航路活用の周知を実施した。
これまでの取組に対する評価
(1)ポートセールス
世界的な経済不況の影響で境港全体のコンテナ取扱量が激減し、就航したばかりの環日本海定期航路についてもベースカーゴ確保に苦戦していることから引き続きポートセールスの強化及び船社との関係強化をしていく。引き続き助成制度を営業用ツールとした国内ポートセールスを実施する。
<境港利用促進助成制度の利用実績(H22年10月時点)>
・新規利用助成制度
→現在県内外21社が利用(H21年10月時点:7社)
・小口混載貨物利用助成制度
→現在山陰企業1社が利用(H21年10月時点:1社)
・境港利用拡大助成制度
→現在未申請(H21年10月時点:1社)
・環日本海圏航路陸送経費助成制度
→現在県内外9社が利用(H21は別事業)
(2)境港のPR
地方港湾の競争が激化していく中、通関の早さやインセンティブ(境港利用助成制度)などを境港のメリットとして県内外にPRしていくことは重要であり、継続した広報活動をしていくことが必要。
(3)商談会、セミナー開催
民間団体と協力し、セミナー及び商談会開催を行うことで、県内企業のビジネスチャンスの発掘・拡大を促進していく。