現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 商工労働部のSEA&RAILトライアル事業inロシア
平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

SEA&RAILトライアル事業inロシア

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/人、物、情報の大交流新時代)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7660  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 5,000千円 4,793千円 9,793千円 0.6人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,000千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:補正予算時検討 

事業内容

1 事業概要

北東アジアのゲートウェイとしての境港の機能を強化を図るため、ウラジオストクを拠点とした環日本海貨客船航路とシベリア鉄道を利用した物流ルートを構築するための実証実験を実施する境港貿易振興会(ロシア専門企業に委託)へ補助する。

2 事業内容

(1)DBS&シベリア鉄道一貫輸送実証実験【平成23年度のみ単年度実施】

     ロシア側物流企業との連携により、貨客船航路及びシベリア鉄道を活用した輸送実験を実施し、コスト分析、有力ロシア物流企業との連携を図る(ノヴォシビルスク/139万人、エカテリンブルク/133万人、オムスク/113万人、クラスノヤススク/93万人)。

    予算要求額:5,000千円(0千円)
      ※ ポートセールスを担う境港貿易振興会への補助
      ※ 平成24年度以降は、成果を民間等へ提供し、活用を図る。

3 背景及び目的

○ウラジオストク(60万人)、ハバロフスク(60万人)等ロシア極東地域だけでは市場規模的に限界がある ○市場規模から小ロットのビジネスとなり、相互利益のある取引に結びつかない。

以上を踏まえ、ロシア中央部等の有力市場への物流ルートを構築し、新たな境港の優位性を確保する。

4 事業経費

DBS&シベリア鉄道一貫輸送実証実験 5,000千円
(内訳)
 ・訪露調査旅費 2,000千円
 ・輸送実施、手配に係る経費 1,500千円
 ・調査結果集計・検討経費 1,000千円
 ・報告書編集・作成経費 500千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<目標>
・TTCとRBSCの円滑な連携による効率的なビジネスマッチングの促進
・有力なロシア側輸入者との協力関係構築による取引ルート形成
・日露ビジネス取引の成功事例の創出

<これまでの取組>
・環日本海経済活動促進協議会の立ちあげによる民間取引意識の醸成支援
・ロシア側地方行政府関係者、ロシア大使館、ロシア通商代表部等との協力関係醸成
・ロシア企業等招聘、受入による商談機会の創出
・境港を活用した輸出入環境整備への助成(小ロット鮮度輸送環境整備)
・TTC開設によるロシアでの情報収集(制度、オファー情報等)、情報発信の強化
・TTCとRBSCの連携による地域企業サポート体制の構築
・ロシアの有力な民間団体の組織、人脈を活かしたビジネスマッチングの促進
・ロシアの柱(ロシア企業家組織連盟)の境港進出支援
・ロシア側企業との連携による貨客船航路を活用した円滑な物流ルートの構築

<現時点での達成度>
・経済交流の当事者になり得る民間組織(ロシアの柱)との連携が進みつつある。
・現地での鳥取県、貨客船航路、ビジネスサポート等に関する認知度が各段に向上。
・トライアル輸出により、日露間取引の各種問題点が徐々に明らかになりつつある。
・日露双方ともビジネスに取り組む企業の裾野拡大が遅れている。
・ロシア側主導による日露間の物流形成への取組が進みつつある。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・ロシア人招聘を、より確度の高い商談案件及び円滑な物流形成に人脈形成が不可欠な案件に限定するとともに、商業ベースの案件についてRBSCの活用を進め、GOST局長、産業貿易省沿海地方代表、ロシアの柱など、日露間の物流形成において必要不可欠な要人との人脈形成が進みつつある。
・実際の取引に際しては、(1)複雑で煩雑な輸出・販売手続、(2)現地での品質管理体制の不備、(3)日露のビジネススタイルの相違、(4)ロシア語への対応などパートナー企業との意思疎通、関係醸成の困難さ、(5)ロシア極東市場規模の限界などの諸問題があり、企業へのサポートやフォローアップを実施しなければ、一筋縄には具体的な取引成立に至らない現状がある。
・今年度、TTCとRBSCを別の企業が受託したものの、意見の相違等により双方の連携が十分に図られたとは言えない状況が生じ、十分なビジネスマッチングの促進効果が図られておらず、今後、各組織の密接な連携と各機関の機能強化を一層図っていく必要がある。
・ロシアの柱の人脈を中心として、ロシア側で貨客船航路活用の動き、日露間の物流サービスの構築などに向けた自主的な取組が進みつつあり、具体的な商取引に着実に結びつけていくための効率的なサポートを継続し、境港の魅力向上と具体的な成功取引事例創出により、対露ビジネス関心企業の更なる裾野拡大と境港への取引貨物の集約を進める。

<改善点>
・実質的に県が主体となって動いている日本国内でのロシア企業受入、地元企業等とのビジネスマッチングのサポートの一部について、RBSCとして自主的な取組が可能な活動経費を追加し、民間主体での物流形成へのサポートへの取組の促進を図る。
・鳥取県商材等のロシア国内市場への販路、商談機会の拡大、商材マーケット状況の把握、物量の増加、出荷調整可能な体制構築等を目的に、ウラジオストクでの物流拠点、アンテナショップ設置に向けた取り組みへの助成を追加。
・ロシア側で主体的に進みつつあるビジネスツーリズム造成、日露間物流サービス構築に向けた体制造りに関する事業を追加。
・ロシア極東市場だけでは市場規模に限界がある現状を踏まえ、シベリア鉄道沿線大都市をターゲットとした販路開拓への取組に関する事業を追加。


財政課処理欄

 
ニーズとして想定している日用品、加工食品及び生鮮食品では貨物取扱量が小規模であり、自立可能なビジネス展開できるとは考えません。
委託先企業について、公募型プロポーザル方式を取り入れて、費用対効果分析を同時に実施できるスキームで実施するなど十分な検討が必要です。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 5,000 0 0 0 0 0 0 0 5,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0