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平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

境港国際貿易団地整備調査事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/海外との交流)

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商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7660  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 5,644千円 7,189千円 12,833千円 0.9人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,644千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:ゼロ 

事業内容

1 事業概要

国際フェリーターミナル移設後の後背地整備を視野に、鳥取県商材等の販路拡大、ビジネスマッチング機会の創出を目的とした国際貿易団地の整備について調査を実施する。また、ロシアの柱が中心となって開催するAPEC関連フォーラム等の機会に、企業商材の情報発信や商談機会の設定並びに環日本海貨客船航路中心とした鳥取県の紹介を行う。

2 事業内容

(1)国際貿易団地整備トライアル事業<新規>3,400千円

      ロシアの柱から提案のあったビジネストラベルに基づき、夢みなとタワー内に企業商材の展示、及び商談可能なミニメッセ機能をトライアル的に構築し、将来的な対応としての国際貿易団地整備(候補地:竹内団地内のさかいみなと貿易センター(STC)倉庫 など)に向けた調査を行う。

    ※ ビジネストラベル/日本商品の購入及び商談を目的とした環日本海貨客船航路を利用したロシアビジネスマンの誘致。
     <経費積算>
     ・境港国際貿易団地設置トライアル運営補助(補助先:STC等を想定)
     ・企業出展ブース設置装飾工事             1,000千円
     ・管理運営業務(人件費)    200千円×12ヶ月=2,400千円
     ・光熱水費、備品、事務的経費 100千円×12ヶ月=1,200千円  計 4,600千円
    ※ 出展企業への賃貸料収入見込み (10千円×12ヶ月×10社=1,200千円)
     要求額=所要額4,600千円−賃貸料収入見込み1,200千円=3,400千円(収入を見て最終的に経費は精算処理)
    ※ 平成23年度はSTCへの補助を想定しているが、平成24年度以降の主体については、(仮称)境港国際旅客ターミナル整備計画の中で今後検討

    (2)APEC関連フォーラム連携事業<新規> 2,244千円
      ロシアの柱では、2012年にウラジオストク市で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力)会議に向けて、日露間の経済交流推進のためのファーラムを開催する予定としており、そのフォーラムにおいてロシアの柱と連携しながら次の事業を行う。
    ※フォーラムの内容については、ロシアの柱からの提案待ち。
    ○参加するロシア企業との日本企業との商談会の設定
    ○企業商材の展示や産業技術を紹介する見本市を併設
    ○環日本海貨客船航路を中心とした鳥取県のPR
    ※商談会、見本市等については、提案されるフォーラム内容をふまえ出展企業からの負担についても検討予定。
     <経費積算>
     ・APEC関連展示会出展経費 710千円
     ・日露青年会議PR展示経費 1,000千円
     ・事務費(出展渡航経費) 534千円     2,244千円

3 背景及び目的

○ロシアの柱においてロシア中小企業活性化策として日本企業とのビジネスマッチングを促進
○ロシアと日本を結ぶ唯一の航路である貨客船航路にロシアの柱が注目
○2010年9月にロシアの柱沿海地方支部境港事務所が開設するなど、ロシア企業が日本に注目する中で、貨客船航路の優位性を生かした具体的なビジネスマッチングのための環境を構築する。
 なお、日本企業の声として、ロシア貿易を開始するための初期段階として、自社製品の展示、商談等を中心としたロシア人ニーズを探る場面の提供を望む声が多い。

4 事業経費

(1)国際貿易団地整備トライアル事業   3,400千円
(2)APEC関連フォーラム開催        2,244千円
                         合計 5,644千円

【参考】ロシアの柱の概要

ロシアにおける企業活動の発展形成、権利保護を進め企業家の団結を促進することを目的に2002年に設立。会長はボリソフ氏。ロシア各地に80の支部を有し、会員数は約35万人に及ぶ。企業への支援内容は、法改正の情報提供からビジネスマッチングまで多岐に渡る。
2010年9月1日に境港支部を設立。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<目標>
・TTCとRBSCの円滑な連携による効率的なビジネスマッチングの促進
・有力なロシア側輸入者との協力関係構築による取引ルート形成
・日露ビジネス取引の成功事例の創出

<これまでの取組>
・環日本海経済活動促進協議会の立ちあげによる民間取引意識の醸成支援
・ロシア側地方行政府関係者、ロシア大使館、ロシア通商代表部等との協力関係醸成
・ロシア企業等招聘、受入による商談機会の創出
・境港を活用した輸出入環境整備への助成(小ロット鮮度輸送環境整備)
・TTC開設によるロシアでの情報収集(制度、オファー情報等)、情報発信の強化
・TTCとRBSCの連携による地域企業サポート体制の構築
・ロシアの有力な民間団体の組織、人脈を活かしたビジネスマッチングの促進
・ロシアの柱(ロシア企業家組織連盟)の境港進出支援
・ロシア側企業との連携による貨客船航路を活用した円滑な物流ルートの構築

<現時点での達成度>
・経済交流の当事者になり得る民間組織(ロシアの柱)との連携が進みつつある。
・現地での鳥取県、貨客船航路、ビジネスサポート等に関する認知度が各段に向上。
・トライアル輸出により、日露間取引の各種問題点が徐々に明らかになりつつある。
・日露双方ともビジネスに取り組む企業の裾野拡大が遅れている。
・ロシア側主導による日露間の物流形成への取組が進みつつある。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・ロシア人招聘を、より確度の高い商談案件及び円滑な物流形成に人脈形成が不可欠な案件に限定するとともに、商業ベースの案件についてRBSCの活用を進め、GOST局長、産業貿易省沿海地方代表、ロシアの柱など、日露間の物流形成において必要不可欠な要人との人脈形成が進みつつある。
・実際の取引に際しては、(1)複雑で煩雑な輸出・販売手続、(2)現地での品質管理体制の不備、(3)日露のビジネススタイルの相違、(4)ロシア語への対応などパートナー企業との意思疎通、関係醸成の困難さ、(5)ロシア極東市場規模の限界などの諸問題があり、企業へのサポートやフォローアップを実施しなければ、一筋縄には具体的な取引成立に至らない現状がある。
・今年度、TTCとRBSCを別の企業が受託したものの、意見の相違等により双方の連携が十分に図られたとは言えない状況が生じ、十分なビジネスマッチングの促進効果が図られておらず、今後、各組織の密接な連携と各機関の機能強化を一層図っていく必要がある。
・ロシアの柱の人脈を中心として、ロシア側で貨客船航路活用の動き、日露間の物流サービスの構築などに向けた自主的な取組が進みつつあり、具体的な商取引に着実に結びつけていくための効率的なサポートを継続し、境港の魅力向上と具体的な成功取引事例創出により、対露ビジネス関心企業の更なる裾野拡大と境港への取引貨物の集約を進める。

<改善点>
・実質的に県が主体となって動いている日本国内でのロシア企業受入、地元企業等とのビジネスマッチングのサポートの一部について、RBSCとして自主的な取組が可能な活動経費を追加し、民間主体での物流形成へのサポートへの取組の促進を図る。
・鳥取県商材等のロシア国内市場への販路、商談機会の拡大、商材マーケット状況の把握、物量の増加、出荷調整可能な体制構築等を目的に、ウラジオストクでの物流拠点、アンテナショップ設置に向けた取り組みへの助成を追加。
・ロシア側で主体的に進みつつあるビジネスツーリズム造成、日露間物流サービス構築に向けた体制造りに関する事業を追加。
・ロシア極東市場だけでは市場規模に限界がある現状を踏まえ、シベリア鉄道沿線大都市をターゲットとした販路開拓への取組に関する事業を追加。


財政課処理欄

 
事業の詳細及び将来的な構想が明確に整理させていませんので、関係機関と調整の上、十分に練り直してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 5,644 0 0 0 0 0 0 0 5,644

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0