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平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

貿易支援体制整備事業(貿易支援体制見直し負担金)

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/人、物、情報の大交流新時代)

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商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7661  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 10,548千円 1,598千円 12,146千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,548千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:補正予算時検討 

事業内容

1 目的及び背景

(1)目的

     ワンストップサービスの機能を十分果たせるよう貿易支援体制を見直し、県内企業の貿易・販路の拡大に向けた取組みの支援を強化する。
    (2)背景
     ア 平成18年「とっとり貿易支援センター」として、県と各貿易支援センターが連携して、企業の海外展開の支援を行っている。
     イ 各機関の役割がはっきりしない、海外展開に取組む企業にとって不便であるというような声もあり、支援体制のあり方を検討してきた。
    とっとり貿易支援センターの構成
    ・ジェトロ鳥取貿易情報センター・(財)鳥取県産業振興機構
    ・(株)さかいみなと貿易センター ・境港貿易振興会

2 支援体制の見直し案 

○海外展開・貿易支援の充実とワンストップサービス対応の機能の向上

○境港管理組合のポートセールス機能強化を踏まえ、境港管理組合との連携強化

(1)体制
 ア 「とっとり国際ビジネスセンター(仮称)」に拡充
    (財)鳥取県産業振興機構の海外支援グループを拡充し、産業振興機構に「とっとり国際ビジネスセンター(仮称)」を設置

 イ ポートセールス   境港貿易振興会が引続き実施 
 
(2)新体制のポイント(貿易・海外展開支援の充実)
 ア ワンストップサービス
  センターで貿易・海外展開支援の相談業務を行い、必要に応じてジェトロ、境港貿易振興会等に取り次ぐ体制
  ○中国・台湾、ロシア、韓国、欧米に対応できる人材の配置、ジェトロとの連携  
  ○センターの本部機能は西部に設置東部(機構本部)には窓口を設置

 イ 機能の充実
  ○ 鳥取県貿易支援ポータルサイトの作成
    貿易、商談会、国・県・JETROの情報や支援メニュー等を一元化して、情報提供   
  ○ ロシアビジネスサポートセンター機能を帰属させ、直接支援する。

3 各貿易支援組織の今後の方針

    見直し前           見直し案




貿




鳥取県
産業振興機構
貿易支援拡充

貿易・海外販路
拡大支援の中核
(5人→7人) +2
※H22は5人のうち1人を振興会に派遣
・海外支援グループをとっとり国際ビジネスセンター(仮称)
・センターの本部を西部に置き、本部5人、東部窓口2人配置
・環日本海経済活動促進協議会の事務局を所管するため1人増
ロシアビジネスセンター(境港市)、 Tottori Trade Center(ウラジオストク)の管理運営業務移管により1人増
境港貿易振興会機能強化
2人) ±0
※産業振興機構派遣1人を除く。
(H23は管理組合派遣職員が兼務)
ポートセールスを強化するため、境港管理組合と連携強化
ジェトロ
鳥取貿易情報センター
現行どおり
3人) ±0
・国所管の独立行政法人であり統合は困難
・運営費負担金(活動費)の拡充
ジェトロからの運営委託
(境港貿易相談デスク)
1人0人) △1廃止(ジェトロとの5年契約終了)
(株)さかいみなと貿易センター倉庫・オフィスの貸付業務に専念し、貿易支援業務は縮小
3人 ±0
倉庫・オフィス賃貸中心に展開
 管理組合(0人→1人) +1県職員派遣(ポートセールス増員)
 県・通商物流室定数(10人→9人) △1の方向で調整中

※現員12人(加配+2)
    計 24人 →25人
※ 全体で増については、環日本海経済活動促進協議会事務局業務、ロシアビジネスセンター(境港市)、Tottori Trade Center(ウラジオストク)の管理運営業務について、境港管理組合から移管を受けるため、増員が必要となる。

※ 境港貿易振興会県派遣職員人件費は別事業で要求
   要求事業:境港管理組合負担金

4 事業内容及び事業費

(1)「 とっとり国際ビジネスセンター」(仮称)の設置

ア 体制

    職員7人  拡充に伴う担当職員の2人増 (5人→7人)

    ・西部本部  5人 (センター長、職員、コーディネーター3人)
    ・東部窓口  2人 (職員1人 臨時職員1人)
    ⇒人件費の県負担 5人分 19,037千円(別事業で要求)
    (産業振興機構プロパー職員 1人、コーディネーター 3人、臨時職員 1人、県からの派遣職員 2人) 
    ※要求事業:(財)鳥取県産業振興機構運営費助成事業
    ※県からの派遣職員については、別途人件費要求。
       
 本部機能の移転 (鳥取→西部地区) (臨時) 180千円 

 管理運営費負担(経常経費) 5,814千円
    事務所、パソコン、車等賃貸料、通信費、消耗品費等
    ※センター独立及び増員に伴う管理運営費増嵩分
    ※従前から職員活動に係る管理運営費は別事業で要求
    (貿易支援体制整備事業(鳥取県産業振興機構負担金):4,283千円)
機能(事業)の充実              4,031千円 
 ○鳥取県貿易支援ポータルサイトの作成 (臨時) 1,244千円
  貿易、商談会、国、県JETRO等の支援メニュー等の情報を一元化し提供
 ○貿易支援アドバイザーの配置(経常経費) 1,797千円  
   国際ビジネスに関して豊富な経験と知識を有する者をアドバイザー として登録し、企業の要望に応じてアドバイスを行う。
 ○海外バイヤーの招へいによる商談会 (経常経費 ) 990千円
   県内企業の販路拡大を支援するため、海外のバイヤーを招聘し、商談会を開催する。

事業費(イ+ウ+エ)     計 10,025千円

(2)鳥取県北東アジア経済顧問」の創設
目的
 ロシア、中国をはじめ北東アジア地域に卓越した知見と幅広い人脈を有する者を顧問に委嘱し、その素養を最大限に活用しながら北東アジア地域との経済交流を一層促進する。
キ 概要
 ・顧問委嘱 1名
 ・顧問としての役割
   事業実施に係る助言、人脈構築の支援、経済交流団の派遣、受入への同行
事業費               523千円 
  特別旅費(海外への同行)400千円(実績支払)
  報償費        123千円(実績支払) 

 
総事業費(オ+ク)      計 10,548千円
    


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

県内企業の海外販路開拓を支援するうえで、貿易支援体制のワンストップ化を目指し、相談窓口の一元化としてとっとり貿易支援センターを東部・西部に配置し、利用者に分かりやすい体制を構築、またとっとり貿易支援センター内に貿易支援機関を集めるとともに、支援機関同士の連携を強化することで支援機関の集合化を図っている。
 とっとり貿易支援センター東部支部(鳥取産業振興機構建物内)
→機構海外支援グループ、ジェトロ鳥取貿易情報センター

とっとり貿易情報センター西部支部(境港夢みなとタワー内)
→さかいみなと貿易センター(STC)、境港貿易振興会、ジェトロ境港相談窓口

これまでの取組に対する評価

 とっとり貿易センターを組織する機関が連携して貿易相談を行うとともに、海外での展示会、商談会の開催についても相互の職員が協力しながら対応している。また、意見交換会を年に4回開催し、各機関の業務の補完や情報共有に繋げている。しかし、完全に情報を共有できているとは言い難く、役割分担も明確でないことからセンター内の障壁も見受けられる。

工程表との関連

関連する政策内容

県内企業の販路拡大、市場開拓

関連する政策目標

海外に市場を持つ企業の増加



財政課処理欄


県内企業の海外販路開拓を支援する上で、貿易支援体制のワンストップ化を目指して取り組んで来た課題ですが、(株)さかいみなと貿易センター、境港管理組合、境港貿易振興会、境港市、境港市商工会議所、利用企業等関係者間での調整が不十分です。

ワンストップ化による貿易支援サービスの向上、ポートセールス、航路開拓、貨物取扱量確保、業務の効率化などの観点から総合的な検討を進めてください。

併せて、境港が日本海側拠点港として役割を果たすために必要な施策を取りまとめた「境港ゲートウェイプロジェクト」に対応可能となるよう将来的なロードマップを関係者間で調整し、作成してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 10,548 0 0 0 0 0 0 0 10,548

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0