(株)シムドライブと共同で実施する次世代電気自動車の量産化モデル車両の開発にあたり、産業技術センターより研究員を派遣しているが、事業に遅延に伴い、共同研究の参加に必要となる滞在費等の経費の一部を補助する。
人件費については、運営費交付金において負担
研修先滞在費(川崎市)等について補助
<必要経費>
633千円
当初計画 12月公開、1−3月慣熟試験
変更後 3月公開、その後慣熟試験
●県内には、完成車メーカー、1次下請け、2次下請けがほとんど存在せず、3次下請け、4次下請けがほとんどであり、業務のほとんどが元請けからの提示される条件に従った単一部品の加工にとどまっている。
●新規に自動車関連産業に参入を試みる企業もあるが、サプライチェーンが完成されており、新規参入は非常に困難。
●このため、既存の自動車関連産業が生き残るためには、また、特に電機電子関連産業において顕著に見られる国内拠点の集約化やグローバル化(現地生産の加速)から生き残るためには、新たな産業分野へ進出することが必須。
●一方で、電気自動車をはじめとするエコカー関連産業については、部品点数の減少から競争は激化すると考えられるが、生産方式が従来の垂直統合型から水平分業型へ移行すると言われており、県内製造業にとっては参入のチャンス
●ナノオプトニクス・エナジーが進出表明したこともひとつのチャンスであり、まずは、ナノオプトニクス・エナジーと協業できるレベルまで技術的に追いつくことが必須。それをステップとして、大手自動車メーカー等へ切り込む足がかりとする。