1 概要
東日本大震災の被災県への支援物資として、県民から支援物資を提供していただき、被災地である宮城県へ順次搬送を行った。その後、被災地側は、想定より早く必要数が確保された事により、支援物資の受入が一時停止となった。
そのため、現在、支援物資のうち毛布について、被災地へ搬送が出来ていないため、提供していただいた県民の意思に反しない、有効活用策として、長期保管用に加工し備蓄を行う。
2 経緯
3月19日から20日 県、市町村の備蓄毛布を宮城県へ搬送
- 3月18日から25日 県民から支援物資の受入れ
(募集物資:乾パン、カップ麺、水、毛布等)
- 3月22日から29日 被災地である宮城県へ搬送(毛布以外)
- 3月末 被災地側の必要数が確保されたため、支援物資の受入が一時停止
- その後、毛布について、被災地側の需要の確認は随時行ってきたが支援不要との状況は不変
3 基本方針
被災地へ提供した、県の備蓄分の補填(福祉保健部所管)
- 鳥取県内市町村の備蓄分として補填
- 残分は県外も含めた災害時に支援物資として使用するものとし、危機管理局が保管し、備蓄数を充実する
→災害救助用のために保管するものであり、長期保存及び運搬時の容量を減らすために、防虫、防かび、圧縮加工が必要。
4 要求内容
災害救助用に長期保存するため、必要な加工を行う。
<加工等の概要>
クリーニングを行って、殺菌・防かび等加工し、真空パックを施したうえ、段ボール箱で保管
<支援された枚数>
県民からの支援:8,283枚
<保管する枚数>
市町で保管:1,341枚
福祉保健部保管:2,229枚(別途要求)(県が提供した備蓄毛布の補充)
危機管理局保管:4,713枚(今回要求)(新たに備蓄の充実)
合計 8,283枚
5 要求額
県で保管している毛布を、災害救助用毛布として備蓄するため長期保管用に加工する費用
加工する枚数:4,713枚
長期保管するための毛布加工費用:795円/枚
要求額:3,747千円