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商工労働部 経済通商総室 経営支援室
トータルコスト
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
23年度当初予算額(最終) |
2,477,410千円 |
9,586千円 |
2,486,996千円 |
1.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度当初予算要求額 |
2,477,410千円 |
9,586千円 |
2,486,996千円 |
1.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
22年度当初予算額 |
3,910,572千円 |
9,682千円 |
3,920,254千円 |
1.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:2,477,410千円 (前年度予算額 3,910,572千円) 財源:単県
一般事業査定:計上(一部未査定) 計上額:2,359,960千円
事業内容
1 事業の目的
自立型経済への転換に向け、高度な技術力や斬新なアイデア等を有する中小企業者等のサポート及び信用補完が必要な中小企業者等へのセーフティネット機能を果たすため、県が独自に制度金融を創設し、県内中小企業者等の事業の活性化及び経営の安定等に要する資金の円滑な調達を支援する。
2 制度金融の内容
(1)利子補給方式(平成18年度以降の融資案件から適用)
基準利率と各制度資金の融資利率の差額分を金融機関に対して利子補給を行うことにより、各制度資金の融資利率の低減を図り、県内中小企業者等の金利負担を軽減する。
(2)預託方式(平成17年度以前の融資案件に適用)
金融機関へ預託を行うことにより、各制度資金の融資利率の低減を図り、県内中小企業者等の金利負担を軽減する。
3 予算要求額
平成23年度要求額:2,477,410千円(3,910,572千円)
(単位:千円)
区 分 |
23要求額
(A) |
22当初予算
(B) |
増 減
(A)-(B) |
新規融資分
利子補給方式【一般財源】 |
196,062 |
259,765 |
△63,703 |
継続分(18以降融資分)
利子補給方式【一般財源】 |
541,569 |
587,114 |
△45,545 |
継続分(17年度以前融資分)
預託方式【貸付金】 |
1,739,779 |
3,063,693 |
△1,323,914 |
合 計 |
2,477,410 |
3,910,572 |
△1,433,162 |
(単位:百万円)
資 金 名 |
H23当初
新規
融資枠(A) |
H22当初
新規
融資枠(B) |
増 減
(A)-(B) |
中小企業小口融資 |
4,000 |
6,000 |
△2,000 |
小規模事業者融資 |
1,500 |
2,100 |
△600 |
企業自立化支援資金 |
2,000 |
3,000 |
△1,000 |
(廃止)経営活力再生緊急資金 |
− |
38,000 |
△38,000 |
(新規)新経営活力再生資金 |
30,000 |
− |
30,000 |
経営安定支援借換資金 |
8,000 |
11,000 |
△3,000 |
旧制度融資等借換特別資金 |
1,000 |
2,000 |
△1,000 |
新規参入資金 |
4,000 |
5,000 |
△1,000 |
再生支援資金 |
200 |
200 |
0 |
取引安定化対策資金 |
100 |
100 |
0 |
流動資産担保融資 |
700 |
700 |
0 |
合 計 |
51,500 |
68,100 |
△16,600 |
※新規融資枠の設定方法
○新規融資枠は、基本的に(H20実績+H21実績+H22上半期実績×2)÷3で算出。
○新規制度融資は、経営活力再生緊急資金の実績に基づき新規融資枠を設定。
○再生支援資金、取引安定化対策資金、流動資産担保融資は、H21当初予算時の新規融資枠と同額。
4 要求の概要
最近の円高・デフレの影響により、景気がさらに下押しされるリスクが懸念されるなど、厳しい景況が続く中、県内中小企業の資金調達の円滑化を図るため、次の資金創設・改正を行う。
(1)経営活力再生緊急資金のリニューアル(新経営活力再生資金(仮称)の創設)
(2)企業資金繰り対策特別融資、条件変更措置の拡充措置を改正・延長
【注意】
国の「景気対応緊急保証制度」及び「中小企業金融円滑化法」の動向が不透明なため、臨時国会等の議論を注視しつつ、年末以降に対応最終案を検討・確定予定。
5 改正等の内容
(1)経営活力再生緊急資金のリニューアル(新経営活力再
ア.新資金創設のポイント
○「景気対応緊急保証」終了後(ポスト緊急保証)における
イ.融資対象の概要
(ア)セーフティネット5号認定の指定業種に該当する者
(セーフティネット保証貸付)
○セーフティネット保証(100%保証、損失補償)を付与したニューマネーの借入。
○ニューマネーと既往借入の「経営活力再生緊急資金」又は「中小企業小口融資」の借換一本化(まき直し)。
(イ)セーフティネット5号認定の指定業種から外れた者
(一般保証(責任共有制度)貸付)
○セーフティネット5号認定の認定基準に該当すれば、
一般保証(責任共有80%保証)を付与し、従来の借入条件によりニューマネーの借入。
ウ.新資金の概要
融資対象者 |
(セーフティネット保証貸付)
セーフティネット5号認定を受けた中小企業者
(一般保証(責任共有制度)貸付)
セーフティネット5号の認定基準に該当する中小企業者 |
資金使途 |
運転資金、設備資金
※特例(セーフティネット貸付のみ)
資金繰りが緩和される場合、経営活力再生緊急資金及び中小企業小口融資の借換可。 |
融資限度額 |
8,000万円 |
融資期間 |
10年以内(うち据置き3年以内) |
貸付利率 |
年1.43%(変動金利)
※企業自立サポート融資の最優遇金利 |
保証料 |
(セーフティネット保証の場合)
年0.45%〜年0.80%(3段階)
(一般保証(責任共有制度)の場合)
年0.45%〜年1.08%(9段階) |
担保 |
金融機関及び信用保証協会の定めるところによる |
保証人 |
原則、法人代表者以外は不要 |
償還方法 |
割賦均等償還 |
取扱期間 |
平成24年3月31日申込み受付分まで |
※セーフティネット5号認定基準
指定業種(現在、全業種(1118業種))に該当し、以下の要件のいずれかに該当。
○最近3ヶ月の売上高等が過去3年間のいずれかの年の同期比3%以上減少
○売上原価の20%以上を占める原油等の仕入価格が20%以上上昇し、最近3ヶ月の平均売上高に占める原油等の平均仕入価格の割合が過去3年間のいずれかの年の同期を上回る
○最近3ヶ月の売上総利益率又は営業利益率が過去3年間のいずれかの年の同期比3%以上減少
○新型インフルエンザの影響により、最近1ヶ月の売上高等が前年同月比3%以上減少、かつ、その後2ヶ月を含む3ヶ月の売上高等が過去3年間のいずれかの年の同期比3%以上減少見込
エ.融資枠
300億円
※経営活力再生緊急資金における平成21年度新規融資実 績及び平成22年度新規融資見込みを勘案して算出。
オ.要求額
カ.信用保証協会に対する損失補償【債務負担行為要求】
[内容]
新経営活力再生資金(仮称)について、信用保証協会が代位弁済した場合の信用保証協会の実質負担の1/2について損失補償を行う。
[損失補償割合]
経営活力再生緊急資金と同様に、本資金の損失補償割合も1/2とする。
(2)企業資金繰り対策特別融資、条件変更措置の拡充措置
を改正・延長
ア.改正・延長のポイント
○ポスト緊急保証及び中小企業金融円滑化法の動向を踏まえた、資金繰り緩和措置の延長
イ.企業資金繰り対策特別融資の延長の概要
○セーフティネット5号認定の認定の外れた者で、既往借入の「経営活力再生緊急資金」の保証債務残高の範囲内で借換(借換保証100%)。
○原材料価格高騰対応緊急保証制度(旧緊急保証制度)に合わせ平成20年度に創設した中小企業小口融資、小規模事業者融資、経営安定支援借換資金、旧制度融資等借換特別資金及び当該4資金に係る特別利率を1年間(平成24年3月31日まで)延長。
※経営安定支援借換資金は常設制度。(平成22年度当初)
ウ.条件変更措置措置の拡充措置の延長の概要
○中小企業金融安定化法に基づき、貸付期間及び据置期間の延長の拡充措置を当該法の延長に合わせて1年間(平成24年3月31日まで)延長。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<企業自立サポート融資(県制度融資)の見直し等>
◆平成20年度9月補正 (※原油・原材料等価格高騰対策)
「小規模事業者融資」の創設及び特別利率の設定(H20.10〜H22.3)
◆平成20年度1月臨時補正 (※世界的な金融危機対策)
既往借入金等の返済負担の軽減のため、経営改善対策特別資金を
リニューアルした「経営安定支援借換資金」(H21.2〜常設)
及び「旧制度融資等借換特別資金.」(H21.2〜H22.3)を創設
◆平成21年度6月補正 (※急激な経営環境の悪化・新型インフルエンザ対策)
貸付期間の延長及び据置期間設定の弾力化等の「貸付条件変更措
置」の拡充(H21.7〜H22.3)及び「新型インフルエンザ対応枠」を新設(H21.7.1〜常設)
◆平成21年度9月補正 (※急激な経営状況の悪化対策)
県内中小企業の資金調達の円滑化を図るため、セーフティネット保証
を活用した資金「経営活力再生緊急資金」の創設(H21.10〜H22.3)
◆平成21年度1月臨時補正
「経営活力再生緊急資金」等の旺盛な資金需要に対応するため、新規融資枠の拡大
・経営活力再生緊急資金:180億円 → 380億円
・経営安定支援借換資金: 98億円 → 130億円
◆平成22年度6月常任委員会報告
口蹄疫の感染が拡大する中、今後懸念される県内の食肉流通・加工関連企業等への風評被害等に備えるため、「企業資金繰り支援特別融資」4資金の制度要綱改正を行い、対象者及び特別利率適用要件に「口蹄疫対応枠」を新設。
◆平成22年度9月補正
急激な円高を受け、現状では原材料等の仕入コスト削減効果の声が多いものの、製造業の一部に為替差損が生じており、今後、円高が長期化した場合の負の影響に備えて、「企業資金繰り対策特別融資」に「円高対応枠」を新設。
これまでの取組に対する評価
適時、中小企業者、金融機関、商工団体等からの声に基づき、県内の経済状況に応じた融資制度の創設及び要件緩和を行い、県内中小企業者等のニーズに応じた資金繰りの緩和及びニューマネーの供給の支援を実施。
特に経営活力再生緊急資金の利用は多く、県内中小企業者の資金繰りの緩和、ニューマネーの供給等に大きく寄与。
平成23年度も円高・デフレなどの影響による景気の下押しリスクが依然存在するため、引き続き「経営活力再生緊急資金」と同様の制度融資及び「資金繰り対策特別融資」の継続などの資金調達環境の整備が必要。
【新規融資実行実績】
◆経営活力再生緊急資金
平成21年度(H21.10〜H22.3) 26,283百万円(55.8%)
平成22年度(H22.4〜H22.9) 8,120百万円(63.2%)
※( )内の数値は、県制度融資総額に対する占有率
工程表との関連
関連する政策内容
資金調達の円滑化
関連する政策目標
経済情勢や企業ニーズに即した資金調達環境の整備
財政課処理欄
経営活力再生緊急資金のリニューアル(新経営活力再生資金(仮称)の創設)を未査定とし、その他の経費を計上します。
未査定分については、政策戦略事業としてください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
3,910,572 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,063,693 |
846,879 |
要求額 |
2,477,410 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,739,779 |
737,631 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
2,359,960 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,739,779 |
620,181 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |