これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈政策目標〉
○企業の経営課題に応じた企業支援体制の構築
〈取組〉
○経営改善普及事業の実施
小規模事業者等に対し、日常的な経営管理(金融、税務、労働、取引等)に関する巡回・窓口相談及び講習会開催等による支援を実施。
○新事業展開支援の実施
創業や経営革新の促進等小規模事業者の自立及び向上発展を推進するための支援を実施。
〈現時点での達成状況〉
○小規模事業者等からの様々な経営相談に対応中。
〔H21経営相談件数〕 ※商工会議所・商工会計76,146件(※全事業者) 経営一般27,286件、税務8,665件、金融13,691件、労働8,038件、経営革新2,895件、創業1,189件、その他14,382件
○経営革新を図るためのビジネスプラン策定を積極的に支援。
〔経営革新計画承認件数〕 ※商工会議所・商工会計
H19:26件 → H20:44件 → H21:62件
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
○H18の交付金化により補助金事務の省力化が図られ、交付対象職員が経営支援業務へ注力することが可能となった。また、H20に相談窓口機能の強化等も行われた。
○これらにより、相談対応件数や経営革新計画承認件数が増加傾向にあり、効率的な支援体制が構築されつつある。また、支援を通じて企業の仕組みづくり(経理処理の自社実施等)や経営指標改善に結びつくケースもあり、一定の効果を上げている。
○さらに、金融危機後の急激な景況悪化時に資金繰りや雇用調整の相談にきめ細かく対応したり、地域の実情に応じた取組み(小売店等の接遇能力向上支援(外国語講座))を行うなど、外部環境に対応した柔軟な支援も一部行われている。
○なお、今後の課題としては、多様化・高度化する事業者の支援ニーズに対応するために、経営支援専門員等の資質向上や、他機関との連携支援体制の更なる強化が挙げられる。
【参考】サマーレビュー結果
○商工会、商工会議所、及び中小企業団体中央会の運営費助成について、交付金化のメリットを活かして弾力的かつ有効な事業を行い、県内中小企業のために有意義な組織となっているか検証を行ってください。その上で、改善点があれば見直しを進めてください。