計=6,996千円
@物流拡大のための新たなフェリー航路の可能性調査(運行計画・
設定料金の検討) C=3,000千円(事業費4,000千円)
国内フェリーの誘致による貨物量の増大及び国際フェリーとの連携による対岸貿易の拡大を目指すとともに利用調査、採算検討等を行い国内フェリー就航の可能性について調査研究する。
【スケジュール】
H23 動向調査、フェリー航路の想定プラン(ルート、運行
スケジュール、料金)の検討
H24 想定プランを基に企業アンケート等による市場調査、
市場調査を基にした事業採算の検討
H25 新規航路トライアル事業実施
H26 トライアル事業結果を受けて誘致を目指す
A新たな物流ルート、物流品目の拡大のためにポートセールス専
門員を配置 C=3,996千円(事業費5,071千円)
現在でも境港管理組合がトップセールス等により積極的にポートセールスを行っているが、行政での活動には自ずと限界がある。今後、更なるポートセールスを推進しビジネスチャンスを創出していくためには、人員の確保だけでなく、セールス(企業交渉)に関する深い経験や知識、交渉術等が必要不可欠である。ポートセールスの更なる推進のためには、セールスに秀でた専門員を配置し、迅速・的確・臨機応変な対応が可能な体制をとる。
計=15,000千円
@リサイクル貨物(静脈物流)の増加を目指すためにトライアル輸送を実施 C=10,000千円
H21境港リサイクルポート準備協議会での議論の中では、「リサイクル貨物の陸上輸送から海上輸送へ転換した場合の費用が不明確であり比較検討が困難。」「海上輸送する貨物量を1社で確保することが困難。」といった意見が出ているところ。
これらの問題点を解消するため、廃タイヤ・廃プラスチックを貨物として想定した陸上輸送から海上輸送への転換や、帰り荷としてペレット・RPF・タイヤチップの移出・輸出及び複数社による傭船といったトライアル輸送を実施し、情報・物流ネットワークの確立のための方策を検証する。
【スケジュール】
H22 境港リサイクルポート推進協議会で検討
リサイクル貨物を増加させるための方策の提案
・新規貨物の可能性の検討(古タイヤや廃プラの陸送からの転換等)
・新たな市場開拓の可能性の検討(RPFやタイヤチップの輸出等)
H23 提案を実現させるための社会実験(トライアル輸送)
による検討
※RPFとは、主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及びプラスチックを原料とした高カロリーの固形燃料のこと。
A未供用埋め立て地を整備し、野積場として暫定利用する。
C=5,000千円
境港では、H22にリサイクルポート推進協議会を設置してリサイクル貨物の増加に対応した取り扱いヤードの調整を行うこととしている。既存の岸壁の背後でリサイクル貨物を取り扱うこととするため、未供用の埋め立て地を原木の野積場として暫定利用する。
【スケジュール】
H23 土質調査及び各種手続きの実施
H24 必要施設の整備後に利用開始
計=5,000千円
≪国際コンテナターミナル≫
港湾利用者の利便性向上のため、港湾運営の効率化について調査・検討を行う。 C=5,000千円
現在の港湾は国、自治体、荷役業者など多くの組織が存在し、整備や管理が非効率であり、利用のための手続きが煩雑であるなどの実態であるが、国際競争や地域間競争に打ち勝つためには港湾運営や利用にあたっての効率性や利便性を高めることが必要である。
そのため、境港における最適な効率化の手法について調査・検討を行い、サービスの向上や貨物量・利用者の増大につなげる。
〔調査・検討内容〕
貨物量及び収支予測、港湾利用の問題点の抽出と利便性向上の検討、指定管理、民営化等における効果の試算
【スケジュール】
H23 経営効率化に係る調査実施
H24 調査結果を受けて、指定管理制度導入や民営化等の方針決定
H25 決定した方針を実施