これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<変遷>
昭和36年度:県単独事業として制度創設
平成9年度:専修学校枠追加
平成13年度:鳥取環境大学枠追加(+10名)
平成14年度:貸与枠拡充(+20名)
平成18年度:他の有利子奨学金との併給可能へ
平成20年度:予約募集における校種区分別採用枠の一本化
<取組>
(平成22年度)
・新規採用枠の拡充(120名→240名)
・成績要件の緩和(3.5以上→3.0以上)
・在学募集を廃止し、予約募集に一本化
・予約募集の対象変更(高校2年生→高校3年生)
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
大学等への進学率は年々上昇しており(平成22年3月卒業者:54.3%)、また、大学生の約3割が何らかの奨学金を利用している。
完全失業者数の増加など、厳しい経済・雇用情勢下において、奨学資金等の修学支援策は不可欠である。
鳥取県育英奨学生の募集は、今まで大学等への入学後(在学募集)を中心に行ってきたが、貸付時期が7〜8月となってしまうため、入学後に掛かる経済的負担を軽減することができなかった。
また、新規採用枠が120名で成績要件が3.5以上であったため、希望者の一部の採用にとどまっていた。
<評価>
予約採用制への移行、採用枠の拡充及び成績要件の緩和により、より多くの者が無利子奨学金の予約内定を受けることができるとともに、大学等入学後早期(5月下旬)に奨学金を貸付できるため、安心して大学等進学を目指すことができるよう制度を見直した。