事業名:
鶏舎悪臭防止特別対策事業
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農林水産部 畜産課 衛生環境担当
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
23年度当初予算額(最終) |
9,768千円 |
0千円 |
9,768千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度予算要求額 |
9,768千円 |
0千円 |
9,768千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:9,768千円 財源:単県 復活:9,768千円
一般事業査定:計上 計上額:9,768千円
事業内容
1 一般事業査定結果
ゼロ査定
(理由)
前回(平成20年度事業)については、緊急的な対策として特例的に支援したものであり、それ以上の対策については、事業者の責任において実施すべきと考えます。
2 調整要求理由
地域の生活環境を改善するため、臭気低減施設整備事業に助成を行う鳥取市に対して、県としてもその一部を支援し、実施主体の負担を低減することにより、より高い事業効果のある施設整備とすることが必要と考えるため。
3 事業内容
鳥取市賀露の養鶏場((株)西日本ジェイエイ畜産)の鶏舎から発生する悪臭(特に鶏の獣(けもの)臭等)を低減するための脱臭施設の整備に対して、周辺住民の生活環境を改善するとともに、周辺施設及びイベント等への影響を低減する観点から、補助を行う鳥取市に対して、鳥取市が交付する補助金の1/2(総事業費の 1/4相当額)を補助する。
4 経費の負担区分
単位:千円)
事業費 | 負担区分 |
県
(1/4) | 鳥取市
(1/4) | 実施主体
(1/2) |
39,073 | 9,768 | 9,768 | 19,537 |
4 背景及び必要性
○近年、鳥取市賀露の周辺の農地は宅地化され、市街地を形成するようになってきた。昭和36年当時から当地に養鶏場があり、平成10年に西日本ジェイエイ畜産に経営移譲されたが、周辺地域では、当該施設から発生する臭気が問題となっていた。
○本農場は、自主的な臭気対策施設の整備や消臭資材等の活用により種々の対策を講じてきたが、さらに高度な悪臭防止対策を周辺住民から求められていた。
○平成20年度に、県及び鳥取市の補助(悪臭防止特別対策事業→)により、特に強い臭気を発散していた堆肥発酵施設の脱臭を目的とした脱臭施設の整備を行い効果を上げた。
○鶏糞の臭いの問題が改善した後は、鶏舎から発生する鶏自体の臭い(獣(けもの)臭)に対する苦情に替わり、周辺住民からの苦情が再び強くなり、改善対策を求められるようになってきた。
○平成23年度は、賀露地域において、「食のみやこ鳥取県」販売拠点施設のオープンや、10月には全国豊かな海づくり大会を控え、特に臭気はこれらの施設やイベントに対して大きな影響を与えることが予想されることから、周辺住民の生活環境を改善することと併せて、その問題を解消するためには、県や市としても特に支援を行い、臭気低減施設の整備を図ることが必要である。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
●末端の事業主体である(株)西日本ジェイエイ畜産は、以前より臭気による周辺住民からの苦情を受けていたことから、定期的に検討会を行う等、県、市からの指導・支援を受けながら改善を繰り返してきた。
●平成20年度悪臭防止特別対策事業により、県1/4、鳥取市1/4助成で、堆肥発酵施設から発生する臭気を脱臭するための脱臭施設を整備し、周辺へ発散する堆肥の臭気は低減し、周辺住民からも一定の評価は得た。
●堆肥の臭気が低減する一方、鶏舎の換気扇から発生する鶏舎内部の臭気(鶏自体の臭いやエサ等の臭い)に対する苦情が再燃し、鶏舎内部の臭気を低減する方法の検討を、県、市を交えて行ってきた。
●養鶏場内でも、平成22年9月に臭気対策設備の社内試験を実施し、臭気低減に適する方策、施設について検討してきた。
●鳥取市はさらに、縦型鶏糞発酵施設(平成20年度に対策の対象とした施設とは別の発酵施設)から発生する臭気対策の施設整備に対して、市単独助成について平成22年9月補正予算により予算化した。(臭気対策の手法は、細霧脱臭方式と、中小家畜試験場が開発したガラス発泡材を活用した脱臭施設。平成23年1月着工予定。)
これまでの取組に対する評価
●西日本ジェイエイ畜産の臭気対策については、定期的に検討会を行うことにより、改善方策を検討し、行政からも改善案を提案してきた。
●平成20年度悪臭防止特別対策事業により、堆肥発酵施設から発生する臭気は低減した。
●平成22年9月に実施した社内試験により、鶏舎からの臭気対策に適する方策を見い出し、今後の臭気対策の方策として採用することとした。
財政課処理欄
粉塵や羽毛の飛散防止による鳥インフルエンザ対策としても期待できること、かつ、けもの臭といった特異な臭気に対する新しい脱臭システムによるモデル的な取組であることに鑑み、今年度、近県で鳥インフルエンザが発生し、県内に移動制限区域が発生したことに対する予防措置の一貫であることや平成20年度にも支援していることから、今回に限り支援を行うこととします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
復活要求額 |
9,768 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9,768 |
追加要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留・復活・追加 要求額 |
9,768 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9,768 |
要求総額 |
9,768 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9,768 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
9,768 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9,768 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |