1 事業の概要
大山スキー場は周辺観光産業の中核施設で、スキー場の良質な施設管理無しには地元観光産業が成り立たず、冬季シーズンまでの早急な復旧が必要となっている。
このため、だいせんホワイトリゾート(旧大山スキー場管理組合)が管理するスキー場における被災施設の復旧事業に対し、大山町が補助する経費の1/2以内又は全体事業費の1/3以内のいずれか低い額を大山町に補助する。
・補助事業者 大山町
・事業主体 だいせんホワイトリゾート(旧大山スキー場管理組合)
・補助率 大山町が補助する経費の1/2以内
(事業者、大山町、県 各1/3)
2 補助を行う理由
大山スキー場は周辺観光産業の中核施設で、スキー場の良質な施設管理無しには地元観光産業が成り立たず、冬季シーズンまでの早急な復旧が必要となっていること
- 今回被災したクロスカントリーコースは、県内唯一のSAJ公認コースであり、中国地方では他に広島県にあるのみで、コースの施設価値が高いこと
- スポーツツーリズムを推進している当地域におけるコースの目玉であること
- 民間の施設であって、施設の所在市町村が特に重要な観光施設と位置付けて復旧支援を行うものであること。
(他に国または県の助成制度はない)
3 被災の状況及び復旧事業費
(1)下の原スキー場連絡通路(幅5m)が10mにわたり崩落
- スキー場間連絡通路法面崩壊復旧事業 7,938,000円
(2)下の原スキー場最下部の土止め擁壁(法面石垣)が30mにわたり崩落し、クロスカントリーコースの一部を塞いでいる
- 下の原エリア法面崩壊復旧事業(土砂撤去・簡易補修) 1,239,000円
※本体の復旧事業(4,634,700円)はH24年度に実施予定
4 補助金額
(3の(1)7,938,000円+3の(2)1,239,000円)×1/3= 3,059千円