これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
○交流地域相互に提案した事業の実施および支援
○北東アジア地方政府サミットのフレームを活用した研究・検討や事業実施
<現時点での達成度>
○本サミットは、鳥取県、韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方を構成員として1994年より開催されており(2000年からモンゴル中央県が参加)、サミット関連事業として、経済協議会、環境保護機関実務者協議会、大学教授協議会、マスコミ代表者会議、美術作品展示会が開催されるなど、様々な分野での交流・協力に広がりを見せている。
これまでの取組に対する評価
<自己評価>
○16回という歴史を積み重ねる中で、中国、ロシアなどを始めとする北東アジア地域の著しい経済発展とその時流に対応して施策を展開してきた成果として、経済分野における具体的な取り組みに発展してきている。
○また、サミットを契機として、各分野で共通する課題を克服するための枠組みができ、地域間連携の幅も大きく広がってきたところであり、吉林省での16回サミットにおいても新しい交流の提案を受けるなど地域の繋がりが強固なものになってきている。
<改善点>
○過去のサミットでの合意事項を具体的に推し進めるため、これまで具体的な活動がなかった合意事項を整理し、実践していくことで、更なる交流・協力の促進を図ることが期待される。
○また、各地域の首長が参加するサミットの機会を利用して、東日本大震災の風評被害を払拭し、国際マンガサミットや山陰海岸ジオパークを内外周知・PRする機会とする。
○さらに、このサミットを通じて、北東アジアゲートウェイ・セカンドステージに向け、米子−ソウル便やDBS航路の利用促進を図るとともに、北東アジア地域の交通網構築といった具体的な取り組みを一層加速させる。