1 事業目的
海外からの観光客誘致を積極的に進めるとともに、米子ソウル便及びDBSクルーズフェリーの利用を促進するため、外国人観光客の送客に関する支援制度の充実を図る。
2 事業内容
海外旅行会社に対して支払っている外国人観光客を送客した場合の助成金について、東日本大震災の影響に加えて、円高が進行しており、回復しつつある旅行会社の送客に対する支援策を維持するために、既定予算枠を超える助成金相当額を追加要求する。
[助成金概要]
下記条件を満たす旅行を催行する旅行会社等に対して、旅行代金の一部を支援
・事業主体 山陰国際観光協議会
・助成対象 平成23年4〜平成24年2月送客分を補助対象とする。
・助成条件 ・米子ソウル便又はDBSクルーズフェリーを片道以上利用し、県内で観光及び宿泊することを条件とする。
・予算が終了した時点で制度終了(現行の執行状況では12月頃には、制度が終了する見込み)。
[執行状況]
既定予算額(鳥取県執行分) 8,000千円…@
H23.4〜9申請実績額 4,369千円…A
H23.10〜H24.2必要見込額 5,528千円…B
不足額 1,897千円…A+B−@
3 事業費
山陰国際観光協議会への補助金 1,897千円
[算出基礎]
H23.10〜H24.2 送客見込客数3,064人
高級商品 1,489人×平均滞在泊数2.3泊×単価1,200円
=4,109,640円
低廉商品 1,575人×平均滞在拍数1泊×単価900円
=1,417,500円
4,109,640円+1,417,500円=5,528千円…@
執行残額 3,631千円…A
必要額 @−A=1,897千円
4 効果
当助成制度を継続することにより、米子ソウル便及びDBSクルーズフェリーの利用者の底上げはもとより、県内宿泊者の大幅増加に繋がり、県内観光業の振興に貢献する。
【試算】3,064人の入込客増による経済効果は1.6億円超
3,064人×52,566円※=161百万円
※:来訪者の支出額 52,566円
[韓国人の日本国内消費額1人1日12,168円(JNTO調べ)
×平均滞在日数2.7日×誘発係数1.6]