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平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:狩猟費
事業名:

野生動物ふれあい推進事業

将来ビジョン関連事業(自然の豊かな恵みと生活を守る/豊かな自然・環境を守り、育て、次代につなげる)

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生活環境部 公園自然課 自然環境保全担当  

電話番号:0857-26-7872  E-mail:kouenshizen@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 5,420千円 9,586千円 15,006千円 1.2人 0.0人 0.0人
23年度予算要求額 6,035千円 9,586千円 15,621千円 1.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,255千円    財源:単県   復活:4,255千円

一般事業査定:計上   計上額:3,640千円

事業内容

1 調整要求の内容

(1)調整要求額
事業内容
調整要求額
備考
@傷病鳥獣救護委託
千円
4,215
(委託料)
A傷病鳥獣救護搬送技術員手当
15
(報酬)
B保護飼養費
25
(報償費)
4,255
    (2)内容
      @負傷、衰弱、幼少等の原因で収容された野生鳥獣の自然界
        への復帰を目指して、動物病院等に治療を委託する経費。(委託料)
      A特定獣(ツキノワグマ等)搬送を非常勤職員が行う際の特殊勤務
        手当(報酬)
      Bリハビリのために保護協力員(13名)に一時飼養を依頼する
        場合の謝金(報償費)

2 事業実施の効果等

(1)現状 「環境省告示」、「第10次鳥獣保護事業計画」及び「鳥取県傷病鳥獣保護対策事業実施要領」に基づき、県下4カ所の動物病院と委託契約を締結し、県民等から通報のあったほぼ全ての野生鳥獣を救護している。
(2)効果
○絶滅危惧種等を含む鳥獣の野生復帰を図り、種の保全や、環
    境のモニタリングに資することができる。
○野生鳥獣の保護の推進と鳥獣愛護思想の高揚を図ることで、
    生物多様性への理解を深めることが期待される。

3 調整要求する理由

事業仕分けで次のような総括をいただいたことから、事業内容を見直したうえで来年度も事業を継続実施する必要がある。 やり方や実施主体については理解できる。
○対象となる動物が広範囲で、病院の負担があまりに大きい
県として方針を明確にし、対象動物の限定が必要

(1)問題点
救護・治療を行うのが疑問とされる種がある

    有害捕獲が行われるなど、個体数の増加が認められる種も一律に救護対象
治療期間が長期にわたるものがある
    治療後の処置について基準が無く、治療期間に制限が無い。
(2)見直し方針
    「対象動物」や「治療期間」の限定などについて、現在以下のとおり方針案を定めて関係先と調整しており、年度末には治療基準がまとまる見込み。
☆【対象動物の限定】
    外来生物、有害鳥獣は治療対象から除外する。
    (アライグマ、ヌートリア、カラス、イノシシ、シカ等)
☆【治療期間の限定】
    「希少種」と「それ以外の種」で治療期間を差別化・限定する。

4 財政課長査定結果

「鳥獣の救護に係る経費については、現在救護対象等の検討中であることからゼロとします。」 「傷病鳥獣の救護対策」ゼロ

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
被害防止と保護管理管理のバランスを図りながら、人と野生鳥獣の棲み分けによる共存を目指す。
※鳥獣保護指針(環境省)に定める「鳥獣保護事業計画」の適正・円滑な管理・運営

<現時点での達成度>
○傷病鳥獣の取扱
協力獣医院等の指定 5箇所
H21保護鳥獣数 187頭羽

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・今後、傷病鳥獣保護対象動物の差別化を行い、協力くださる県民への理解を得ながら、保護頭羽数の減数に努めることが必要。

<改善点>
・救護対象鳥獣の限定と、治療期間の縮減を検討

工程表との関連

関連する政策内容

野生鳥獣の適切な保護管理の推進

関連する政策目標

被害防止と保護管理管理のバランスを図りながら、人と野生鳥獣の棲み分けによる共存を目指す。



財政課処理欄

傷病鳥獣救護委託料について、事業棚卸し結果を受けた対象動物等の見直し状況及び近年の実績を考慮し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 1,780 0 0 0 0 0 0 0 1,780
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 4,255 0 0 0 0 0 0 0 4,255
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 4,255 0 0 0 0 0 0 0 4,255
要求総額 6,035 0 0 0 0 0 0 0 6,035

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 3,640 0 0 0 0 0 0 0 3,640
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0