事業仕分けで次のような総括をいただいたことから、事業内容を見直したうえで来年度も事業を継続実施する必要がある。
○やり方や実施主体については理解できる。
○対象となる動物が広範囲で、病院の負担があまりに大きい
○県として方針を明確にし、対象動物の限定が必要
(1)問題点
○救護・治療を行うのが疑問とされる種がある
有害捕獲が行われるなど、個体数の増加が認められる種も一律に救護対象
○治療期間が長期にわたるものがある
治療後の処置について基準が無く、治療期間に制限が無い。
(2)見直し方針
「対象動物」や「治療期間」の限定などについて、現在以下のとおり方針案を定めて関係先と調整しており、年度末には治療基準がまとまる見込み。
☆【対象動物の限定】
外来生物、有害鳥獣は治療対象から除外する。
(アライグマ、ヌートリア、カラス、イノシシ、シカ等)
☆【治療期間の限定】
「希少種」と「それ以外の種」で治療期間を差別化・限定する。