目的
鳥取大学の持つ知的財産を地域に還元し、地域社会の一層の活性化を図ることを目的に実施する地域貢献支援事業の一環として、「芸術をかじってみませんか〜コミュニティーアート講座〜」を連携開催し、県民が芸術・文化を体験できる機会を提供するとともに、県内の文化活動者のすそ野の拡大を図る。
なお、県は、シェアリング(講座の成果発表の場)に係る経費のみ負担する。
事業内容
@体験講座の開催
(1分野につき2回程度)
[講座内容]初心者が芸術・文化活動を身近に感じられるような創作・実演活動
[対象者]広く一般県民
[指導者]鳥取大学地域学部附属芸術文化センター教員
[開催分野]ダンス・デザイン・コーラス・造形・作曲
[開催時期]9月
[開催場所]とりぎん文化会館(リハーサル室、会議室)等
A シェアリング(発表会)の開催
[内容]ダンス・コーラス講座:成果発表
デザイン・造形講座:作品の展示及びギャラリートーク
[開催時期]10月又は11月
[開催場所]とりぎん文化会館リハーサル室 等
※22年度に行った継続講座は廃止。
実施方法
(1)役割分担
[鳥取大学]講座全体の設計及び運営
[鳥取県]・受講生募集広報、とりまとめ、連絡調整
・各講座の運営補助(受付設営、会場準備など)
(2)経費負担
[鳥取大学] 体験講座に要する経費の負担
[鳥取県] シェアリングの経費負担
事業費
総事業費 255千円
(内訳)需用費(額購入) 60千円
役務費(作品焼付・運搬) 180千円
使用料(会場使用料) 15千円
23年度に向けての変更点
体験講座の回数を充実(1回→2回)し、継続講座を廃止する。
(理由)
継続講座は、講座日程を数回設定しており、参加者がすべて日程に参加できない状況である。また、受講無料のため参加者が連絡なしに欠席する事例が散見され、継続講座の運営に支障をきたしている。。
体験講座を複数回設定し、参加者は1回でも、複数回でも参加を選択できるようにする。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
鳥取大学と県は、大学の持つ知的財産を地域に還元し、地域社会の一層の活性化を図ることを目的に、平成14年度から鳥取大学が取り組む地域貢献支援事業の一環として芸術体験講座を連携開催。(経費は大学が負担。21年度から、発表会の経費の一部を県が負担。)
これまでの取組に対する評価
大学教授の指導による受講生のスキルアップは顕著で、体験講座の実施は県内文化活動者の底上げ・すそ野の拡大に寄与していると認められる。