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農林水産部 森林・林業総室 森林づくり推進室
トータルコスト
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
23年度当初予算額(最終) |
644,669千円 |
58,312千円 |
702,981千円 |
7.3人 |
3.4人 |
0.0人 |
23年度当初予算要求額 |
1,118,217千円 |
58,312千円 |
1,176,529千円 |
7.3人 |
3.4人 |
0.0人 |
22年度当初予算額 |
668,329千円 |
0千円 |
668,329千円 |
7.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,118,217千円 (前年度予算額 668,329千円) 財源:国3/10,5/10
一般事業査定:計上 計上額:587,465千円 別途額:36,339千円
事業内容
1.事業概要
森林の有する多面的機能に応じた整備を進めるため、一定の要件を満たす森林整備(植栽、間伐、作業道の開設等)に対し支援を実施する。
| 主な支援内容 |
1 | 間伐の推進による森林の適正管理
(造林事業における間伐目標面積2,900ha/年) |
2 | 松くい虫被害対策の一環としての樹種転換の推進と衛生伐の積極的な活用 |
3 | 竹林の拡大防止のために行う林種転換と人工林に侵入した竹の駆除 |
4 | シイタケ原木の確保のためのクヌギ・コナラ等の植栽 |
5 | 広葉樹造林による多様な森林の整備 |
6 | 人工林の若返りを図るための再造林の推進 |
7 | 鳥獣による森林被害防止のための鳥獣害防止施設の設置 |
2.事業目的
森林は、国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、公衆の保健、地球温暖化の防止、林産物の供給等多面的機能を有している。
自然的条件や地域のニーズ等に応じて、重視すべき機能に応じた森林整備を計画的に推進することで森林の多面的機能の維持増進を図るとともに、林業を通じた山村地域の持続的かつ健全な発展を図る。
3.事業内容
@事業内容
植栽、下刈り、雪起こし、倒木起こし、枝打ち、除伐、間伐、付帯施設整備等
|
A事業主体
区分 | 事業主体の要件 |
保育作業
(植栽、下刈り、枝打ち等) | 森林施業計画若しくは特定間伐等促進計画の認定を受けた者 |
間伐作業 | 森林施業計画若しくは特定間伐等促進計画の認定を受けた者で、かつ集約化実施計画の認定を受けた者 |
B基本的な補助率
事業名 | 規定補助率 | 査定
係数 | 実質補助率 |
国 | 県 | 国 | 県 | 計 |
森林管理・環境保全直接支援事業(仮称) | 3/10 | 1/10 | 170 | 51% | 17% | 68% |
環境林整備事業(仮称) | 3/10 | 1/10 | 170 | 51% | 17% | 68% |
※査定係数:政策上のウエイト付けに応じて補正するための係数
※実質補助率=規定補助率×査定係数/100
4.予算要求方針
国の森林整備事業費の伸び率に合わせ、前年度予算対比160%の額とする。
区 分 | 国費(千円) | 県費(千円) | 合計(千円) |
H22当初予算額 (A) | 436,752 | 261,651 | 698,403 |
H23当初予算要求額(B) | 690,273 | 427,944 | 1,118,217 |
H22対比 (A/B) | 158% | 163% | 160% |
※H22当初予算額には、補助事務費(造林事業)を含む
5.要求のポイント
@国による制度内容の見直しにより、森林環境保全整備事業のうち、育成林整備事業、共生環境整備事業及び機能回復整備事業が今年度限りで廃止され、平成23年度から森林管理・環境保全直接支援事業(仮称)及び環境林整備事業(仮称)が新設される予定(制度内容の詳細は不明であるが、森林管理・環境保全直接支援事業(仮称)では、施業の集約化と搬出間伐の実施がポイントとなる)。
A県費上乗せによる間伐推進の継続、並びに林種(普通林・保安林)を問わず上乗せができるよう拡充する。
B県費上乗せによる広葉樹林整備について、ナラ枯れ対策として環境林整備事業(仮称)により実施される森林の若返りを目的とした前生樹の伐採・集積へ上乗せできよう拡充する。
事業名 | 事業内容 | 実質
補助率 |
森林管理・環境保全直接支援事業(仮称) | 広葉樹の人工造林及び広葉樹林を対象とした事業 | 85% |
《拡充》
環境林整備事業(仮称) | ナラ枯れ対策として実施する森林の若返りを目的とした前生樹の伐採・集積 | (対象箇所)ナラ枯れ被害対策における先端区域内 | 100% |
Cシカやクマ等による森林被害を防止するため、鳥獣害防止施設の設置に対して単県費により実質補助率90%となるよう上乗せする。
箇所表
(単位:千円)
NO 新規/継続 区分 |
事業箇所 |
全体計画 |
当年度要望 |
備考 |
事業概要 |
期間 |
事業費 |
事業概要 |
要求額 (うち国庫) |
査定額 (うち国庫) |
前年度予算額 当年度以降残 |
001 新規 森林環境保全直接支援事業(仮称) |
箇所なし |
森林整備1957ヘクタール |
H23-H23 |
823,568 |
森林整備1957ヘクタール |
823,568 (603,879) |
379,671 (277,855) |
457,323 340,041 |
|
002 継続 農山漁村地域整備交付金 |
箇所なし |
森林整備140ヘクタール |
H23-H23 |
100,160 |
森林整備140ヘクタール |
100,160 (71,599) |
100,160 (71,599) |
148,704 96,711 |
|
003 継続 県費上乗せ補助 |
箇所なし |
県費上乗せ補助 |
H23-H23 |
148,741 |
県費上乗せ補助 |
148,741 (0) |
99,415 (2,109) |
62,302 0 |
|
004 継続 県事務費 |
箇所なし |
県事務費 |
H23-H23 |
43,368 |
県事務費 |
43,368 (13,010) |
7,029 (0) |
0 0 |
|
005 新規 環境林整備事業 |
箇所なし |
森林整備4ヘクタール |
H23-H23 |
2,380 |
森林整備4ヘクタール |
2,380 (1,785) |
1,190 (892) |
0 0 |
|
要求額合計 1,118,217 (うち国庫 690,273)
査定額合計 587,465 (うち国庫 352,455)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
森林の有する多面的機能に応じた整備を進めるため、一定の要件を満たす森林整備に対し幅広く助成を行ってきた。
近年は、松くい虫被害地対策への支援、竹林の拡大防止、間伐の推進を重点的に実施している。
これまでの取組に対する評価
・竹林の拡大防止については、竹林の林種転換が積極的に実施され、荒廃竹林の拡大防止への取り組みが広がっている。
・間伐の推進については、除間伐に対する上乗せ補助により間伐面積が増加しており、着実に間伐の推進が進んでいる。
工程表との関連
関連する政策内容
森林の保全・整備の促進
関連する政策目標
間伐の推進
財政課処理欄
造林補助事業については、前年度国認証額なみとしました。
また、他事業で支援をしていることから、ナラ枯れ・鳥獣被害防止に対する新たな県費上乗せは行いません。
保安林に対する県上乗せ支援も従前どおり森林環境保全税対応とします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
668,329 |
436,752 |
0 |
0 |
0 |
139,000 |
0 |
0 |
92,577 |
要求額 |
1,118,217 |
690,273 |
0 |
0 |
0 |
335,000 |
0 |
0 |
92,944 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
587,465 |
376,541 |
0 |
0 |
0 |
118,000 |
0 |
0 |
92,924 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
36,339 |
10,901 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25,438 |