(1)概要
スクールサポーターは平成18年度から配置(鳥取、倉吉、米子署に各1名)し、20年度から鳥取、米子署に各1名を増員配置したところ、学校関係者やサポーター自身からも好反響があった。また、平成22年8月19日に行われた教育委員会と公安委員会との意見交換会において、スクールサポーターの増員要望があったため、5名の継続に加え、鳥取、倉吉、米子署に各1名の3名増員するもの。
※教育委員会主管のスクールガードリーダーは国の事業見直しにより配置を要望している市町村が減少している。
【学校関係者等の反響】
・元警察官の実体験に基づいた話を生徒は興味を持って真剣に聞いている。(学校)
・スクールサポーターが学校訪問時に校内を巡回してくれることで生徒が落ち着き明るくなったように感じている。(学校)
・学校と警察の連携、教職員へのアドバイス等、生徒の健全育成等に欠かすことのできない存在であり、訪問回数を増やしてもらいたい。(学校)
・地域安全ボランティアの見守り活動が低調になってきている。スクールサポーターを活用して活動の強化を図りたい。(保護者)
【意見交換会抜粋】
・教育委員会: 学校からスクールサポーターへのSOSが増加していると感じており、相談活動が大幅に増加している。また、教職員が信頼して相談している。
・公安委員会: スクールサポーターについては、学校から数多くの要望があり活動しているが、予算の都合上増員できないので、何か有効な手立てがないだろうか。
(2)業務内容
ア 学校等における児童等の安全確保
イ 非行・犯罪被害防止教育の支援
ウ 非行防止・立ち直り支援
エ 地域安全情報等の把握と提供
(3)所要経費 21,121千円 (10,813千円)
・スクールサポーター(8名)報酬等17,253千円(10,695千円)
・ 〃 活動用車両購入費(3台) 3,787千円(0千円)
・標準事務費 81千円(118千円)
※( )内は前年度当初予算額