1 目的
0歳から小学生までを対象としたクラシックコンサートを開催し、次代を担う子どもたちに豊かな音楽体験の機会を提供することで、オーケストラへの興味や次世代鑑賞者の育成を図る。
2 事業内容
平成22年度に開催した「騒いでも大丈夫!はじめてのクラシック・親子体験事業」の第2弾として、0歳から小学生までを対象とした「親子でワクワク!はじめてのクラシックコンサート」を、県内東・中・西部で開催する。
今回は、親子がクラシック音楽を気軽に楽しめるよう、鑑賞だけでなく、参加体験型コーナーを更に充実させた内容とする。
(例)
・オーケストラと一緒に歌おう!
「ふるさと」をオーケストラの伴奏で観客が一緒に合唱。
・オーケストラを指揮してみよう!
観客の子どもがオーケストラの指揮に挑戦。
・声ってすごい!人間が持っている素晴らしい楽器
ソプラノ・テノール歌手による歌唱指導、リズム遊び
3 事業主体
平成22年度は、子育て支援に取り組んでいる団体が実行委員会を立ち上げ、事業主体となった。
平成23年度も、これらの実行委員会が主体となり、前回培ったノウハウやネットワークを活かして事業を開催する。
4 必要経費(内訳)
補助金 20,465千円
【内訳】
<収入> 1,575千円
@525,000円×3公演=1,575,000円
(1公演あたり)
・大人1,000円×350人=350,000円
・子ども500円×350人=175,000円
<支出> 22,040千円
■オーケストラ公演料(旅費等込み) 18,440千円
3公演(東・中・西部各1公演)
■会場使用料 1,100千円
〔予定会場〕
・東部:とりぎん文化会館梨花ホール
・中部:倉吉未来中心大ホール
・西部:米子市文化ホールメインホール
■事務費 2,500千円
公演PR経費、アルバイト代等
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成22年度に、安心こども基金を活用し、0歳から小学生を対象とした「騒いでも大丈夫!はじめてのクラシック・親子体験事業」を県内東・中・西部で、各2公演ずつ開催した。
これまでの取組に対する評価
通常のクラシックコンサートでは、未就学児童は入れない場合が多く、また、子どもが泣いたり、騒いだりすることを懸念して、保護者も子連れでコンサートに行きづらいのが現状であることから、平成22年度の「騒いでも大丈夫!はじめてのクラシック・親子体験事業」では、観客から大きな反響があり、同様のコンサートを継続してほしいとの声が多く寄せられた。
事業を実施した実行委員会からも、今後もこのようなコンサートを開催したいとの声が上がっている。
【H22アンケートより (抜粋)】
・0歳の子どもも最後まで聴くことができ、とても楽しんでいました。
・娘とこんなに楽しいコンサート(しかも生オーケストラ)を聴けて本当に楽しかったです。
・周りを気にせず思う存分すばらしい音に身をゆだねて楽しいひと時を過ごすことができました。
・生で聴けてとても良かった。鳥取でもこのような機会をどんどん作って欲しい。