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福祉保健部 長寿社会課
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
| 23年度当初予算額(最終) |
44,003千円 |
799千円 |
44,802千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 23年度当初予算要求額 |
48,506千円 |
799千円 |
49,305千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 22年度当初予算額 |
43,847千円 |
807千円 |
44,654千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:48,506千円 (前年度予算額 43,847千円) 財源:国1/2
一般事業査定:計上 計上額:44,003千円
事業内容
1 事業内容
福祉サービス利用支援センター(鳥取県社会福祉協議会)が行う日常生活自立支援事業(県社協事業名称:地域福祉権利擁護事業)に対して助成する。
【実施主体】 福祉サービス利用支援センター(県社協)
【補助率】10/10
【財源内訳】国1/2、県1/2<「セーフティネット支援対策等 事業費補助金」内事業>
【補助対象事業】 日常生活自立支援事業
※H21までの県事業名称:地域福祉権利擁護事業
(日常生活自立支援事業の概要)
(1)実施体制
| 県社協 | 事業の企画運営、基幹的社協の指導等を行う |
| 基幹的社協 | 県社協から委託を受けた団体(鳥取市、倉吉市、米子市社協)が、専門員を配置し事業実施を行う |
| 生活支援員 | 専門員の指示のもと、利用者へのサービスを行う |
(2)事業の概要
| 対象者 | 認知症や障害(知的障害・精神障害)などのため、判断能力が十分ではない方や日常生活に不安のある方 |
| 内容 | ・福祉サービスの利用援助
・日常的金銭管理
・書類等の預かりサービス |
| 利用料 | サービス費用は利用者負担で、1時間あたり1,200円(生活支援員の賃金。生活保護受給者は公費負担) |
(3)特色
「金銭管理」を行うことは他に代替事業がなく、金銭面を支援することでより踏み込んだ支援を行うことができる。
そのことにより、利用者が地域で自立し、安心して生活することにつながる。
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2 積算根拠
区分 | 金額 | 適要 |
| 事務局運営費 | 11,040千円 | 人件費(県社協) |
| 事務局事務費 | 3,247千円 | 関係会議、広報活動 |
| 委託費 | 29,716千円
34,219千円 | 基幹的社協への委託 6
(専門員@4,000千円/人*7名)
生活支援員手当(保護世帯分)
事業運営費 |
計 | 44,003千円
48,506千円 |  |
3 事業期間
平成11年度から実施
4 背景・目的
高齢者、知的・精神障がい者等判断能力が不十分な方々の地域移行が進む中、地域で安心して生活を送れるように、地域で支える体制の整備が重要になっている。
援助対象者の権利擁護充実のために、専門員を増員することで必要な支援を図る。
5 前年度との変更点
現在体制では国基準(35件/人)を超過見込であり、増員要望のあった米子市社協に、専門員を1名増員配置する
(平成22年10月末現在)
 |  | 東部 | 中部 | 西部 |
| 現在 | 現契約締結件数 | 56件 | 59件 | 66件 |
| 準備件数 | 4件 | 1件 | 4件 |
| 見込 | 見込者数(H22年度内) | 60件 | 66件 | 78件 |
| 見込者数(H23年度内) | 63件 | 74件 | 86件 |
| 専門員数(H23年度予算要求) | 2名 | 2名 | 3名 |
6 事業の現状、増員の必要性
平成21年度から各基幹的社協ともに専門員が2名体制となり、人的体制が整ったことや事業周知の効果から、潜在的に必要とされていた方が利用できるようになり、利用者の増加に結びついている。
また、西部(米子市社協)においては今年度中には、専門員1人当たりの契約件数が国基準(国配置基準35件/人)を超え、さらに潜在対象者が見込まれる状況となっているため、1名増員して、地域での体制整備が必要である。
なお、当該事業の活用及び成年後見制度への移行などにより地域福祉の推進していく必要がある。
7 平成22年度査定の結果を受けて
H22年度財政課査定コメント
米子市社協の契約件数が伸びている状況は分かりますが、専門員を1名増員するだけの必要があるのか不明です。日常援助の処理件数の増加に伴う業務量の増であるならば、利用者負担を求めるべきです。
各社協の事務費、活動費は精査しました。
なお、本事業における国、県、市町村のそもそもの役割分担及び費用負担の整理が不明であり、成年後見制度の検討も進められている中で、県としてどこまで補助をするのか整理が必要だと思われます。 |
【要求の整理】
○専門員の1名増員
国の基準が見直しされ(40件/人→35件/人)、かつ、契約件数の実績が増加したため。
○利用者負担について
利用者負担は、国庫補助の対象外経費である生活支援員の報酬等の援助に必要な費用にあてられるものであり、専門員の費用を負担するものではない。
○役割分担及び費用負担について
本事業は国の実施要綱・要領に基づき実施される事業であり、国の要領において実施主体が県社協と定められている。また、費用負担については、県社協に対して県が補助する場合に、国が2分の1補助するものである。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<目標>
・利用者自身の自己決定の尊重
・金銭管理の支援を通して生活基盤の安定や社会生活のスキルの獲得
<これまでの取組>
・H11.10〜全国で事業開始(H11年度は事業広報・周知)
・H12年度〜専門員を東部・中部・西部に配置し、本格的な事業稼動
東部(鳥取県社会福祉協議会内)
中部(大栄町社会福祉協議会内):県社協から派遣
西部(米子市社会福祉協議会内):県社協から派遣
・H15年度〜東部・西部を事業委託
東部(鳥取市社会福祉協議会)
西部(米子市社会福祉協議会)
・H17年度〜中部を事業委託
中部(倉吉市社会福祉協議会)
・H20年度〜西部の専門員を1名増員(計4名配置)
東部:1名、中部:1名、西部:1名→2名
・H21年度〜東部・中部の専門員を1名増員(各2名:計6名配置)
東部:1名→2名、中部:1名→2名、西部:2名
※事業周知や専門員増員等により、事業推進が図られてきている
<達成状況>
○相談件数 H17年度:434件→H21年度:4,094件
(要因)
・関係機関への事業周知、理解が図られ、相談・利用件数が増加
・事業対象者の地域移行に伴う相談件数が増加
・家族形態の多様化、家族機能の変化、家族の関わりの希薄化などによる相談件数が増加
○潜在的事業対象者も多数存在すると見込まれる
H20年度 事業対象者想定数:319名(実利用者数:159名)
H27年度 〃 :389名
H37年度 〃 :427名
○今後も、対象者の権利擁護充実のために、専門員を増員することで必要な支援を図る必要がある
これまでの取組に対する評価
<改善点>
・ヘルパー、ケアマネがやむを得ず金銭管理をすることがなくなった
・金銭面を支援することで一歩踏み込んだ支援を行うことができる
・事業運用により、高齢者・障害者が地域で自立した生活を送れる体制整備が図れてきている
・判断能力の低下に伴う当該事業から成年後見制度への移項が図られてきている
工程表との関連
関連する政策内容
地域福祉ネットワークの構築
関連する政策目標
地域福祉支援体制の充実
財政課処理欄
専門員を増員し生活支援員をフォローしなければならない状況は、それほど深刻になっていないと考えます。
次年度以降の実態を見て判断することとし、専門員増員に対する補助の計上は見送ります。
要求額の財源内訳(単位:千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 前年度予算 |
43,847 |
21,923 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
21,924 |
| 要求額 |
48,506 |
24,253 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
24,253 |
財政課使用欄(単位:千円)
| 区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 査定額 |
44,003 |
22,001 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
22,002 |
| 保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |