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平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

多文化共生支援事業

将来ビジョン関連事業(互いに認め、支え合う/多文化共生社会)

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文化観光局 交流推進課 交流支援担当  

電話番号:0857-26-7595  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 1,587千円 1,598千円 3,185千円 0.2人 0.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 1,892千円 1,598千円 3,490千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 776千円 1,614千円 2,390千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,892千円  (前年度予算額 776千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,587千円

事業内容

1 事業の目的・背景

県内に在住する外国人の数は、ここ十数年で2倍近く増加しており、鳥取県国際交流財団に寄せられる外国人からの生活相談等も増加している。

     こうした中で、在住外国人も地域社会の構成員として共に生きていく多文化共生社会の実現のために、鳥取県国際交流財団が実施する各種事業に対して助成を行う。
     また、在住外国人の方々、県、市町村、鳥取県国際交流財団等で構成する多文化共生推進協議会(仮称)を設置し、協議会で出された意見に基づき、多文化共生社会の実現に向けた取組を推進する。
    《多文化共生とは》
     国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築きながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと。この実現のためには、外国人が地域に溶け込もうと努力するとともに、周りの住民が外国人を地域社会の一員と認め、協力し合うことが必要

2 事業の概要

多文化共生社会の実現に向け、次の各種事業を実施する。
(1)多文化共生推進協議会(仮称)の設置(新規)
  • 在住外国人の方々の意見を積極的にくみ取るため、在住外国人の方々、県、市町村、鳥取県国際交流財団等で構成する多文化共生推進協議会(仮称)を設置し、在住外国人の方々が抱える課題解決のための施策を実現すると共に、民間団体等との協働・連携を図りながら、多文化共生社会の実現に向けた取組を地域全体として推進する。
  • 構成:在住外国人等12名程度、外国人支援に関わる民間団体等4名程度、県、市町村
  • 開催時期:未定(平成23年度秋以降)
(2)医療通訳ボランティア養成講座の開催(復活)
  •  平成20年度から医療通訳ボランティア養成講座を開催し、現在61名のボランティアが登録されているが、西部地域の登録人数を拡充するため、米子市内で同講座を開催する。
(3)医療通訳ボランティアに対するフォローアップ講座の開催
  •  言語及び医療の専門知識、対人援助能力などの更なる資質向上を目指したフォローアップ講座を実施する。また、登録者同士の勉強会の会場確保など自発的な活動への支援を行う。
(4)医療通訳ボランティア派遣事業
  •  医療通訳ボランティアを登録し、依頼に応じて派遣する制度を運用する。
(5)異文化理解を促進する「国際交流フェスティバル」の支援
  •  現在、県3地区で開催されている民間団体主催の国際交流フェスティバルについて、県民と在住外国人との異文化理解を促進する観点から財政的支援を行う。
(6)民間国際交流団体等への出前講座の実施
  •  民間団体などが実施する会議等に講師を派遣し、多文化共生の意識啓発を図るための講座を開催する。

3 所要経費 1,892千円

                                     (単位:千円)
事業内容
事業費
区分
多文化共生推進協議会(仮称)の設置
799
(0) 
県実施
医療通訳ボランティア養成講座
611
(0)
財団助成
(補助率1/2)
医療通訳ボランティア・フォローアップ講座
285
(350)
医療通訳ボランティア派遣事業
620
(532)
国際交流フェスティバルの支援
540
(540)
多文化共生出前講座
130
(130)
合計
2,985
(1,552) 
1,892
(776)
※()内は前年度予算

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成20年度から、外国人が日常生活において困難を感じている病院窓口でのやりとりをサポートする「医療通訳ボランティア」の養成講座を実施し、61名(平成22年10月末現在)の登録者があり、フォローアップ講座により資質の向上を図りながら、要請を受け派遣を実施している。

その他、一般県民の意識啓発を目的とし、異文化理解を促進するための、国際交流フェスティバルの支援、多文化共生出前講座等を実施している。

これまでの取組に対する評価

医療通訳ボランティアは制度の周知も徐々に進み利用件数が増加しており、在住外国人の方々からも高く評価されている。
 一方、在住外国人の方々が直面する喫緊の課題として、医療分野の取組みを先行したが、取り巻く課題としては、教育分野、福祉分野など多岐に渡るものと考えている。
 そうした課題を積極的にくみ取り、市町村や民間団体も含め地域全体として取り組むための仕組みが必要と考える。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取県に在住(滞在)する外国人のサポート体制を充実し、外国人にとってもストレスの少ない鳥取県生活(滞在)を実現

関連する政策目標

国際交流財団と協力し、基礎的サポートを整備



財政課処理欄

 当該医療ボランティア養成講座については、コーディネーター等の活用により実施できていることに加え、来年度の協議会において、市町村を含めた役割分担を検討されることから、その結果を踏まえ判断することとします。(▲305千円)

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 776 0 0 0 0 0 0 0 776
要求額 1,892 0 0 0 0 0 0 0 1,892

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,587 0 0 0 0 0 0 0 1,587
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0