現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 文化観光局の未来に引き継ごう!県民の歴史資産「三徳山」調査活用推進事業
平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

未来に引き継ごう!県民の歴史資産「三徳山」調査活用推進事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/ようこそ、ようこそ鳥取県)

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文化観光局 観光政策課 観光魅力づくり・情報発信担当  

電話番号:0857-26-7237  E-mail:kankou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 2,802千円 3,994千円 6,796千円 0.5人 0.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 2,802千円 3,994千円 6,796千円 0.5人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 5,006千円 4,034千円 9,040千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,802千円  (前年度予算額 5,006千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:2,802千円

事業内容

1目的

鳥取県を代表する文化財である三徳山について、世界遺産登録を視野に入れながら、地元関係者と連携し、調査研究を進めると共に、保全管理の取組や観光振興やまちづくりへの活用を推進する。

2事業内容

    三徳山の歴史を探り、その価値を高め、観光やまちづくりへの活用を推進するため、三徳山世界遺産登録運動推進協議会を中心に関係者が連携し、次の取組を推進していく。

    (1)調査研究 944千円(前年度予算額3,148千円)
     三徳山の価値を高めるため、関係者と連携しながら、比較研究等の取組を進めていく。
    事業
     要求額(前年度予算額)
    調査研究成果とりまとめ・報告書作成
    448(448)
    自然環境調査
    0(890)
    中部の中世寺院に関する研究
    事務費対応(同左)
    三朝町の発掘調査支援
    166(1,500)
    ※1/3補助
    国内類似資産との比較調査
    122(102)
    主題の検討
    208(208)

    (2)情報発信 730千円(前年度予算額730千円)
     三徳山の価値を認識し、県内の保全活用の機運を醸成していくため、三徳山等の価値を知るための事業を実施
    事業
    要求額(前年度予算額)
    シンポジウムの開催(1回程度)
      ⇒県民向け
    330(330)
    文化資産学習会開催支援
     ・助成金額
      定額(上限5万円)
     ・補助対象事業
      三徳山や地域の文化資産を学ぶために開催される学習会
     ・事業主体
      学習会を主催する団体
    400(400)
    ※このほか、三朝町や三徳山を守る会などが、三徳山検定、御幸行列等の取組を実施

    (3)保存管理活用 127千円(前年度予算額127千円)
     三徳山を次世代に引き継いでいくため、地元が中心になって行う保存管理計画の策定や行者道の保全活動など保存管理活用の取組に対して、有識者を招聘し、助言、指導など支援を行う。
(4)三徳山世界遺産登録運動推進協議会の開催
    201千円(前年度予算額201千円)
     三徳山世界遺産登録運動推進協議会を開催し、有識者を招聘し、指導を頂くことにより、今後の取組の方向を協議するとともに、関係者で連携した取組を推進する。

    ※三徳山世界遺産登録運動推進協議会
    三徳山の世界遺産登録に向けた調査の実施及び気運の醸成について、総合的な視点から協議し、関係者が連携して三徳山世界遺産登録運動の推進を図る目的で設立された(平成16年3月)。
    三徳山世界遺産登録に向けた各分野の取組やその他、県民の遺産としての三徳山の保存・保護に向けた取組みに関し、取組方針の協議・決定などを行う。
    (5)標準事務費 800千円(前年度予算額800千円)

3その他

○平成20年9月に公表された国の審議結果と課題
  世界遺産暫定一覧表候補の文化資産 カテゴリーU
  =主題の再整理、構成資産の組み替え、更なる比較研究等を要するもの
○国の指摘する課題
(1)顕著な普遍的価値
    ・世界的・国際的な観点から、信仰の山の文化的景として、本資産が持つ顕著な普遍的価値の証明が不十分である。

(2)今後の課題
    ・世界史的、国際的な視点に立ち、修験道や信仰の対象としての聖なる山のそれぞれの全体像を明らかにする観点から、国内外の同種資産との比較研究を進め、適切な主題設定や資産構成について検討することが重要である。
    ・文化財としての保護が十分でないものについては、指定又は追加指定等を行うことが望ましい。

※現在の国の方針
・暫定一覧表への追加記載の方法については将来的に検討。
当面、地方からの提案の受付等はなされない予定
(但し、随時、国は地方からの相談に乗る)
・拙速な取組はせず、登録後の資産管理まで見据えたうえで地道な準備を進めて申請することが必要。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
平成20年9月の審査結果を踏まえ、世界遺産登録を視野に入れつつ、調査研究、保存管理、情報発信等の取組みを行った。

○調査研究
千軒原の発掘調査を行うとともに、これまでの調査成果の整理準備を行っている。
平成21年度から22年度にかけて、三徳山の自然環境調査を鳥取大学へ委託している。

○情報発信
一般県民を対象にした学習会の開催、シンポジウムの開催(12月5日開催予定)、三徳山検定の実施等、三徳山を知っていただき、その価値を認識してもらうための取組みを実施した。
また、マスコットキャラクター「みとちゃん」と活用し、他の県内外のイベントと連携したPR等、情報発信を行った。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
○調査研究
・平成22年度に三徳山の自然環境調査(鳥取大学へ委託)終了し、・本年度中に総括報告書が作成される。三徳山周辺の植生の特異性が明らかになるなど、その特徴が取りまとめられる。

○情報発信
・学習会については、現時点で既に予定していた2団体が実施しており、地元住民の関心の高さが伺える。
・平成21年度から年度実施した三徳山検定については、今年度は、町内の小学生・中学生を中心に「子ども検定」を実施することとしており、地元での三徳山の価値、理解に貢献している。
・例年開催するシンポジウムには、県内だけでなく県外からの申込みもあり、県外への情報発信の取組みも着実に成果をあげていると思われる。

工程表との関連

関連する政策内容

C 戦略的な観光情報発信

関連する政策目標

マスコミへの露出アップや観光キャンペーンの展開等により、本県の知名度向上を図る



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,006 0 0 0 0 0 0 0 5,006
要求額 2,802 0 0 0 0 0 0 0 2,802

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,802 0 0 0 0 0 0 0 2,802
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0