事業概要
河川堤防の散策路から親水河川の水辺へ導く斜路(植石コンクリート構造)を整備
(既設の石張りを剥ぎ、玉石を再利用して、植石コンクリートを施工することにより、防草対策を行う)
斜路工 延長10m、幅20m
事業の目的
散策路と親水河川の水辺を斜路で結ぶことにより、春から秋にかけて雑草が繁茂する時期においても、水辺への安全なアクセスを確保する。
事業の背景
当該河川は、若桜中之島公園に隣接して流れる八東川の派川で、親水河川として十数年前に整備され、公園を利用する地域住民をはじめ多く人々に、水辺の自然景観と憩いのスペースを提供している。
また、毎年8月に開催される「わかさ清流まつり」では、ニジマスの釣り大会が当該河川を利用して行われ、地域の活性化に寄与している。
(今年のつり大会の参加者数)
8月8日 300人(大人・子供)が参加
しかし、町としては年間を通じて、当該河川を利用した自然学習を行う等、中之島公園と一体となった利用の拡大を考えているが、雑草が繁茂していることが実施を困難にしている。
(中之島公園の利用状況)
少年野球・社会人野球・グランドゴルフ・その他
21年度実績: 6,560名(若桜町集計結果)
なお、地元ボランティア団体「若桜だらず研究会」によって、当該河川敷の除草が年1回つり大会の前に行われている。
事業効果
散策路から水辺への安全なアクセスを確保することにより、より多くの公園利用者が安心して水辺に親しむことができ、河川への関心や自然に対する興味をはぐくむことが期待できる。
所要経費
斜路工 L=10m、W=20m
C=1,400千円