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文化観光局 国際観光推進課
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
23年度当初予算額(最終) |
51,713千円 |
8,787千円 |
60,500千円 |
1.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度当初予算要求額 |
54,213千円 |
8,787千円 |
76,879千円 |
1.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
22年度当初予算額 |
13,879千円 |
8,068千円 |
21,947千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:54,213千円 (前年度予算額 13,879千円) 財源:単県
政策戦略査定:計上 計上額:51,713千円
事業内容
1 事業概要
北東アジアのゲートウェイを目指す本県を国際リゾートと発展させていくためには、本県を訪れる外国人観光客の利便性や受入側のもてなし向上が不可欠である。
一方で、平成22年9月に韓国ドラマ「アテナ」の県内ロケが実施されたことに伴い、県内観光関係者をはじめとするインバウンド(国際観光)推進の気運が盛り上がり、東部、中部では国際観光サポートセンターが立ち上がるなど、体制づくりが進んでいるところ。
以上の背景のもと、地元での気運の盛り上がりを国際リゾート実現に向けた原動力とするため、本県の国際観光推進の指針としている「鳥取県国際観光アクションプログラム」(実施期間:平成22年度〜23年度)に基づいて体制強化を行い、関係者一丸となって課題解決を図っていく。
2 事業内容
(1)国際リゾート実現に向けた推進体制強化
区 分 | 主 な 役 割 |
鳥取県国際観光アクションプログラム推進協議会の開催(設置主体:県) | @鳥取県国際観光アクションプログラムの進捗管理
A鳥取県国際観光施策の提案
(協議会は年3回程度開催) |
(新)テーマ別ワーキング
グループの開催
(設置主体:県) | 上記協議会の下部組織として、テーマ別のワーキング(各年3回程度開催)
<テーマ例>
・外国人観光客に優しい二次交通整備のあり方の検討
・効果的な海外への情報発信戦略
・国際交流を土台とした国際観光施策の検討 など
|
インバウンド研修会・ワークショップの開催
(実施主体:県)
| @主なテーマ
・中国人観光客の誘致の事例
・インバウンド推進の課題
・外国人観光客の満足度向上のための施策 など
A対象者
市町村、広域連合、観光協会、宿泊施者、交通事業者、NPO等の県内観光関係者
(年5回程度開催) |
(新)(2)外国人観光客入込動態調査の実施
本県の国際観光の基礎資料とするため既存の統計調査では把握ができない、本県を訪れる「外国人観光客の入込動態(訪問先、消費額、満足度等)を調査(外部委託)する。
(3)国際リゾート実現に向けた課題解決
(新)@二次交通運行支援
平成23年度においては、平成22年度11月補正予算により実験運行を開始した二次交通について検証を行い、その結果に基づいた運行支援を行う。
区分 | 内容 |
米子空港及び境港と東部・中部との連絡バスの運行支援 | ・運行期間:平成23年4月〜平成24年3月
・運行経路:米子空港・境港国際ターミナル
・運行主体:旅行会社又は交通事業者
・支援内容:運行コスト(運行収入を除く)の支援 (県10/10) |
各圏域における周遊バス等の運行支援 | ・運行期間:平成23年4月〜平成24年3月
・圏域:県東部・中部・西部の3地域
・支援先:市町村、広域連合、観光関係団体 等
・支援内容:運行コスト(運行収入を除く)の支援
(県1/2、市町村又は広域連合1/2) |
A市町村、民間等による外国人観光客受入態勢の整備
鳥取県インバウンド活動支援補助金(H21〜)とロケ地看板整備補助金(H22.11補正)を統合し、新たな支援制度を創設。
区分 | 概要 |
制度名 | 外国人観光客サービス向上事業補助金(仮称) |
支援対象事業 | 案内看板の多言語化、外国語ホームページ・外国語パンフレットの作成、もてなし研修会の開催、クレジットカード対応機器の設置 など |
補助率 | ・複数企業によるグループ 1/2
・単独企業 1/3
・市町村・広域連合 1/2
※市町村・広域連合の対象事業は、
案内看板の多言語化のみ |
補助限度額 | 100万円 |
[昨年度との変更点]
・新規対象:市町村・広域連合
・補助限度額の拡大:50万円→100万円
・補助率の見直し:複数企業によるグループ 2/3→1/2
単独企業 1/2→1/3
B県が主体的に行う受入態勢の整備
区 分 | 概 要 |
米子空港韓国語案内人設置委託 | 米子空港ビル内の観光案内所に韓国人観光客に対応できる案内人を設置((株)米子空港ビルへ委託) |
(新)外国人モニターによる県内観光地の巡回点検等委託 | 外国人の視点で県内観光地・施設を評価し、外国人観光客へのサービス向上にフィードバック。(県内在住の留学生の活用を検討) |
3 所要経費
(1)国際リゾート実現に向けた推進体制強化
@鳥取県国際観光推進協議会及びテーマ別ワーキンググループの開催 1,099千円(1,099)
Aインバウンド研修会・ワークショップの開催
517千円( 243)
(2)外国人観光客入込動態調査の実施
2,500千円( 0)
(3)国際リゾート実現に向けた課題解決
@二次交通運行支援
・リムジンバスの運行支援 19,760千円( 0)
・周遊バスの運行支援 16,380千円( 0)
A市町村、民間等による外国人観光客受入態勢の整備
10,000千円( 9,000)
B県が主体的に行う受入態勢の整備
2,156千円( 3,537)
(4)標準事務費 1,801千円( 0)
4 現状・背景
(1)平成22年度に本県でロケが行われ、平成22年12月〜平成23年2月に韓国で放映されている韓国ドラマ「アテナ:戦争の女神」を契機に、県内各地で国際観光推進の機運が高まり、各観光地や民間主体の取組が見られるようになった。
【鳥取県インバウンド活動支援補助金の実績】
・平成21年度:13件、3,219千円
主な事業内容:外国語ホームページ・チラシ・案内看板の作成、海外での観光説明会・商談会・旅行博への参加
・平成22年度:21件、7,946千円(1月末現在)
主な事業内容:外国語ホームページ・タウンマップ・ガイドマップの作成、海外での商談会・観光展への参加
(2)本県国際観光の戦略策定の基礎データは、米子ソウル便やDBSクルーズフェリーによる利用者の実績以外は、観光庁やJNTO(国際政府観光局)が全国的に調査した結果に頼っている現状であり、本県独自のデータが乏しいため、的確な戦略を策定するには不十分である。
※都道府県の個別データは、外国人延べ宿泊者数を公表している観光庁宿泊統計調査のみであり、観光庁やJNTOのその他の調査は全国的な調査である。
【全国的な調査事例】
・目的別、性・年齢別の訪日外客数
・国籍別の滞在日数・旅行形態・旅行消費額 など
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成22年11月補正で空港リムジンバスの実験運行、各圏域の二次交通整備、多言語表示等、平成22年度当初事業で米子空港での韓国語観光ガイドセンター案内人を設置してきた。
これまでの取組に対する評価
個人旅行の増加が見込まれる中、バスの運行路線、価格設定、運行情報の提供などが望まれる。
工程表との関連
関連する政策内容
国際観光の振興
関連する政策目標
米子ソウル便国際定期便、DBS国際貨客船、国際チャーター便等を活用して外国人観光客の誘致を促進する
財政課処理欄
鳥取県インバウンド活動支援補助金は、過去の実績件数の伸び及び平均実績額を見ても、上限額を引き上げる理由がありません。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
13,879 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
13,879 |
要求額 |
54,213 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
54,213 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
51,713 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
51,713 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |