1 目的・概要
公立大学法人化、環境学部・経営学部の2学部への学部改編といった鳥取環境大学の生まれ変わる新しい姿の大枠を県民、全国の受験生に向かって、アピールし、入学生の確保につなげていく。
2 内容
(1) シンボルマーク、キャッチフレーズの制定 600千円
新生公立鳥取環境大学にふさわしいシンボルマーク、キャッチフレーズを公募し、優秀な作品を表彰するとともに、大学の広報活動に活用し、イメージの刷新を図る。
(2) 新生公立鳥取環境大学をアピールするシンポジウム
2,000千円
1. 新生公立鳥取環境大学を象徴するような教授(客員教授を含む)による講演を鳥取環境大学において行い、新しい大学のイメージを発信する。
2. 新生公立鳥取環境大学の新教授陣による公開講座(模擬授業、社会人講座)を東・中・西3カ所で開催し、新たな大学が積極的に取り組む学問分野のアピールを行う。
(3) 新聞紙上での広報展開 2,000千円
(4)県庁、市役所事業とのタイアップによる情報発信
(他部局事業予算)
環境、企業経営をはじめ、まんが王国、食のみやこなどの新生公立鳥取環境大学が貢献できる事業に積極的に関わりを持ち、あるいは、場所を提供し、大学の情報発信につなげる。
3 所要経費
必要経費:4,600千円
(県、市各1/2負担 = 2,300千円)
■総合的改革案実現のための経費について
○今後、学部学科改編や大学の魅力づくりに伴って
・物理、化学等の実験施設、設備等のカリキュラム改編に対応した整備
・経営学関係図書、データベースの充実
・国際的な人材育成の環境づくりの多文化交流空間
English Chat Cafe(仮称)の整備
(建屋をキャンパス内に整備:想定工事費50百万円
・北東アジアの相互交流を行っている大学の他、環境・経営分野の先進的な海外大学等との交流協議経費
・状態の悪いグラウンドの再整備
などが必要となると考えられる。
これらを含め、総合的な改革案を実現させるための経費については、今後、具体的な内容を詰めながら大学の保有する資金の活用と、県・市の補正予算での実施も含め検討していく。
○また、公立化に伴い
・不動産鑑定評価経費
(3,000千円・・・高知工科大学を参考)
公立大学法人の出資財産の時価評価
・財務会計システム構築経費
(22,000千円・・・名桜大学を参考)
公立大学法人用財務会計システムの導入
などが必要となるが、大学予算で実施する予定。
工程表との関連
関連する政策内容
新生大学を発足させることにより、地域が求める人材の育成、県内高校生の進学機会の確保や選択肢の拡大、地域振興への寄与を目指す。
関連する政策目標
平成24年4月、学部学科改編、公立大学法人化を行うなど、新生大学を発足させる。