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平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

国内航空便利用促進事業

将来ビジョン関連事業(力をつなげ、魅力あふれる地域を創る/交通基盤・情報基盤の充実)

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企画部 交通政策課 航空担当  

電話番号:0857-26-7099  E-mail:koutsuuseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 71,310千円 17,574千円 88,884千円 2.2人 0.3人 0.0人
23年度当初予算要求額 97,320千円 17,574千円 138,875千円 2.2人 0.3人 0.0人
22年度当初予算額 23,981千円 13,716千円 37,697千円 1.7人 0.1人 0.0人

事業費

要求額:97,320千円  (前年度予算額 23,981千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:71,310千円

事業内容

1目的

 羽田空港の平成25年度の発着枠の新規割当及び既存枠の見直しを好機とした鳥取・米子−東京便の増便のためには、航空会社が増便の判断材料とする平成23年度の搭乗実績が極めて重要となる。

    搭乗率向上のためには、首都圏からの航空便利用者の拡大が重要であり、特に堅調なビジネス需要に加え、首都圏での鳥取県の魅力発信、路線PRを強化することで、観光利用を拡大し、航空便利用者の増加を図る。
     また、観光シーズンなど期間限定の国内チャーター便についても地元と一体となって利用促進に取り組む。             

2 事業内容

1 県・地元(市町村等)が連携した空港の利用促進負担金 18,595千円(前年度補正後 17,095千円)

 鳥取空港の利用を促進する懇話会、米子空港利用促進懇話会の事業実施に係る負担金

・ 県内外での路線のPR 
・ 首都圏旅行会社への商品造成の働きかけの強化
・ 利用促進に向けた各種キャンペーンの実施
・ 増便、運賃低廉化等の利便性向上に向けた、航空会社への要望活動等
・ 新規航空路線開設のためのエアポートセールス
・ 空港の賑わい創出等PR事業
・ 期間限定国内チャーター便の利用促進
                              (単位:千円)

区分

鳥取空港

米子空港

合計

国内航空便利用促進
(県1/2,地元1/2)

5,000
(5,000)

13,000
( 13,000)

18,000
(18,000)

一般会費
( 定   額 )

220
(570)

    375
  (1,320)

      595
      (1,890)

合計

5,220
(5,570)

    13,375
   (14.320)

18,595
   (19,890)
    ( )は地元負担額

2 首都圏での継続的な観光・路線PR活動 34,782千円(新規)
(1)(新)観光・路線PRイベントの実施 18,080千円    

ア 時期:毎月1回程度通年で実施
イ ターゲット: 旅行ニーズの高い20〜30代女性、50〜60代男女
ウ 場所:ターゲットとなる人が多く集まる首都圏周辺の大型ショッ
  ピングセンターや、飛行機の利用者にアピールできる羽田空港
  など効果的なPRができる場所で実施。
エ 内容 
 ・公募プロポーザルにより、優れた企画を出した業者に委託
 ・路線や空港のPRだけでは、アピール効果が低いので、観光や
  物産PR(できれば試食・即売会)とセットで実施するようにする。
・鬼太郎などの着ぐるみを用いることにより、マスコミ等に取り上
げられやすいよう工夫する。
オ その他
  東京本部、他部局、観光連盟などのイベントとも連携し、自主開
催と併せて月に複数回PRを実施する。
(連携イベント例)
・東京本部が実施する観光・物産PR
・商工労働部や産業振興機構など県関係機関が出展する展示会
・ガイナーレ鳥取のアウェイゲーム
カ 効果
  首都圏での露出の少ない鳥取県を継続的にPRすることで、首
都圏の人々に鳥取県の魅力にふれ、航空便を利用して来県する
ことの契機とすることを目指す。

 実際に、今年度名古屋地区で継続的PR活動を行った結果、米
子―名古屋便の搭乗率がアップした実績もあり、その効果が期待
できる。
(単位:千円)

内容

要求額

1 イベント委託料

14,742

2 チラシ等印刷経費

1,080

3 普通旅費

551

4 役務費

1,707

合計

18,080

    (2)(新)ターミナル駅などへの長期間の広告掲示 5,792千円
     品川駅、浜松町駅など羽田空港へのアクセスポイントに鳥取県へ航空便により観光来県を呼びかける広告を長期間掲示することで鳥取県及び航空路線を強く印象づける。

    ・広告のサイズ:ロングボードまたはビッグボードサイズのポスター
    ・広告の期間 :6ヶ月〜1年

    ※浜松町モノレール駅エスカレーター横に平井知事出演の鳥取来楽暮の大型ポスターが長期間掲示されており、羽田空港利用者等の強くアピールしているのが好例

    (3)(新)Web広告の通年実施 4,990千円 
    個人旅行者がチケットを購入する場合に最も多く利用しているWebサイト(楽天トラベル、じゃらんネット、JTBWebなど)での広告をシーズンごとに旅行商品PRとからめて、集中的に実施する。
    (4週間掲載×年4回)

    (4)(新)女性雑誌への山陰旅行紹介記事掲載 5,920千円 
    50〜60代の旅行等を趣味とする女性をターゲットとした雑誌に航空便を利用した山陰旅行の紹介記事を載せることで、鳥取県への関心を高め、誘客促進と航空便の利用促進を図る。
    (年2回掲載)

3 ANAとタイアップしたPRキャンペーン30,215千円(前年度補正後 53,975千円)                          

 ANAとタイアップして、鳥取県のPR及び搭乗者へのプレゼント(県産品、2000円分のEdy)キャンペーンを実施。

[実施時期]搭乗率の低い閑散期(12〜2月)の搭乗を対象に実施

(1) ANAとタイアップしたPR費用 14,595千円(県10/10)
 ANA等関係者と協議のうえ、ANAホームページでのPRのほかもっとも効果的な方法で実施

(2) 食のみやこ県産品プレゼント(懇話会既存予算)
 搭乗回数に応じて、応募できる賞品のランクを変え、搭乗回数が多ければ多いほど良い賞品がもらえるような仕組みとする。

(3) Edyプレゼントキャンペーン・・・15,620千円(県10/10)
 搭乗率の低い東京便朝1便をターゲットに2000Edyポイントをプレゼントすることで、実質的に運賃の割安感を醸成し、他空港の利用者や他の交通手段利用者の誘因を図る。 
 

    4 米子鬼太郎空港賑わい創出事業 4,500千円(前年度19,300千円)
     平成22年度に行った米子鬼太郎空港の愛称化の取組に続き、次年度以降も鬼太郎をキーワードとした空港の賑わい創出を図り、全国に米子鬼太郎空港の魅力をアピールしていく。

    ・天井吊り下げメインキャラクターオブジェの設置
    ・到着荷物受取ターンテーブルへのオブジェの設置
    ・米子空港駅への連絡通路防風壁(透明アクリル板)にキャラクターデザイン及び妖怪シールを貼付
    ・米子空港ビル入口自動ドアへのキャラクターデザインシールの貼付

    5 国内チャーター便就航先での鳥取県観光PR 8,342千円(新規)
     米子鬼太郎空港からの期間限定国内チャーター便の就航先で、米子鬼太郎空港のPR及び鳥取県の観光の魅力をPRし、チャーター便を利用した誘客を促進する。
(単位:千円)

内容

要求額

1 イベント委託料

4,744

2 チラシ等印刷経費

240

3 新聞広告等PR

2,106

4 普通旅費

1,252

合計

8,342


    6 全国地域航空システム推進協議会負担金 135千円(前年度135千円)
    (1)全国地域航空システム推進協議会
     小型航空機を活用した地域航空システムのあり方に関する調査研究を行うとともに、その推進を図ることを目的として設立された地方公共団体等からなる任意団体。
    (2)主な事業内容 
     ・地域航空システムに関する調査研究、研修会の開催
     ・会員への情報提供(協議会活動状況、国の航空行政の動きなど)
     ・国への要望 

3 所要額

                                  (単位:千円)

内容

要求額

1 鳥取・米子空港の利用促進負担金

18,595
(17,095)

2 首都圏での観光・路線PR活動

34,782
( 0)

3 ANAとタイアップしたPRキャンペーン(委託料)

30,215
(53,975)

4 米子鬼太郎空港賑わい創出事業(委託料)

4,500
(19,300)

国内チャーター便就航先での鳥取県観光PR

8,342
(0)

6 全国地域航空システム推進協議会負担金

135
(135)

7 標準事務費

751
(751)

合計     

97,320
(91,256)
 (  )H22当初・補正を合わせた予算額

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・鳥取・米子鬼太郎空港の利用促進を図るため、鳥取空港の利用を促進する懇話会、米子空港利用促進懇話会と連携し事業を実施してきた。
・国内路線の充実を図るため、国、航空会社に対して適宜要望を行ってきた。
・羽田空港の発着枠の拡大を見据え、増便の働きかけを強化していくため、搭乗率向上対策として、航空会社とタイアップしてキャンペーンを実施した。

これまでの取組に対する評価

・国内路線の充実を図るため、国、航空会社に対して適宜要望を行っており、羽田空港拡張に伴い増加する国内発着枠(第1段階)に係る権益外便の優先配分が確保された。
・航空会社とタイアップした利用促進キャンペーン等により、鳥取・米子−東京便、米子−名古屋便の搭乗率(4〜11月)が対前年比で向上(東京3〜4%、名古屋10%)

工程表との関連

関連する政策内容

・航空便の維持・増便、運賃低廉化等による利便性向上

関連する政策目標

・東京便の増便・機材の大型化
・国内航空便の利用促進
・航空便の運賃低廉化



財政課処理欄

 鉄道を利用した情報発信については、広告掲出による波及効果は限定的であり、費用対効果に疑問があります。また、イベント委託料(国内チャーター便就航先での鳥取県観光PR)については2回分のみとします。加えて、イベント経費等の執行にあたっては広報課、観光政策課、東京本部と連携して取り組んでください。なお、枠外での標準事務費は枠内にて執行して下さい。 

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 23,981 0 0 0 0 0 0 0 23,981
要求額 97,320 0 0 0 0 0 0 0 97,320

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 71,310 0 0 0 0 0 0 0 71,310
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0