1 補正予算要求理由
平成23年6月15日受付分で当初予算2,000万円について交付決定済み。現在新規受付は凍結中。
しかしながら新規受付凍結後も問い合わせがあるため、申請者のニーズに応えるため、増額補正を要求するもの。
2 事業概要
乳幼児を連れた家族が外出しやすい環境づくりを促進するため、スーパーや飲食店等の来訪者を限定しない施設において、おむつ替えや授乳等のために必要な設備を整備した民間事業者に対し、補助金を交付する。
事業主体 | 子育て家庭を応援するための設備の整備を行う民間事業者 |
補助対象施設 | スーパー、食料品店、飲食店等、来訪者を限定しない施設 |
補助対象経費 | 次に掲げる設備を新たに整備するための備品購入費、設置工事費、改装工事費等
・おむつ替えのための設備(ベビーベット等)
・授乳のための設備(ついたて、カーテン、間仕切り、いす等)
・乳幼児の安全を確保するための設備(トイレのベビーキープ、店舗内の子ども用椅子等)
・キッズスペースの整備(遊戯マット、ブロッククッションマット、防護フェンス等) |
補助基準額 | 1店舗あたり20万円(県10/10) |
財源内訳 | 安心子ども基金 |
その他 | 平成22年度に補助した施設・店舗については、多くの施設での整備を進めるため、平成23年度事業では対象外とする。 |
|
3 積算根拠
4〜6月の3ヶ月間で2,000万円を交付決定。
1月あたり約650万円を交付決定しており、補正予算成立後10月から2月までの5ヶ月では約3,300万円と推計される。
4 事業の一部見直し
今後受付分については、補助金を受ける要件として「とっとり子育て応援パスポート事業における協賛店であること」を追加し、より子育て支援効果が期待できる店舗において施設整備を実施していくこととする。
この変更で現在登録件数が伸び悩んでいる協賛店の新規開拓を図るとともに、既存登録店舗に対するフォローアップの効果も期待できる。
5 補助金利用による設備整備店舗数等
H22:445店舗(交付済額 78,304千円)
H23当初予算:107店舗(交付決定済額 19,836千円)
H23.9月補正:165店舗(要求額 33,000千円)
合計717店舗(H22:445店舗、H23:272店舗(※推計))において整備予定
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○昨年度の事業開始から今年度交付決定分を含め約1億円を執行し、500箇所以上に各種設備を整備することなる予定。
○とっとり子育て応援パスポートの協賛内容として、おむつ替えの施設の提供等、いわゆる「ハートフルサービス」も対象としており、県としてハード面での「地域みんなで子育て応援」を推進。
これまでの取組に対する評価
○県内の様々な店舗において家族が外出しやすい環境が整備できてきたと言える。
○本補助金により各種設備を整備した事業者については「とっとり子育て隊」への登録を行うこととしており、子育て王国とっとりの実現に向けた一助となっている。