現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 水産振興局のマグロ資源地域活用推進事業
平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

マグロ資源地域活用推進事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/食のみやこ鳥取県)

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水産振興局 境港水産事務所 境港水産振興担当  

電話番号:0859-42-3167  E-mail:sakaiminatosuisan@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 4,098千円 5,592千円 9,690千円 0.7人 0.0人 0.0人
23年度予算要求額 4,098千円 0千円 4,098千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,842千円    財源:単県   復活:2,842千円

一般事業査定:計上   計上額:2,842千円

事業内容

1 査定結果

一部計上 (マグロレプリカ製作委託事業 ゼロ)

    理由:マグロレプリカについては、平成24年度以降の市場の観光利用に係る実施体制の見直しを求めていることから計上を見送ります。

2 復活要求理由

我が国はクロマグロの最大の漁業国かつ消費国であり、国内では、クロマグロに関する資源管理措置の導入が検討されている。
  • ここ境港は、日本海でクロマグロを漁獲する全国各地の大中型まき網船団が集結するため、日本海におけるクロマグロの集積地となっている。
  • そのため、境港は平成17〜21年の5年間、生鮮クロマグロの水揚量が全国1位となり、クロマグロは地域経済を支える重要な資源となっている。
  • 境港は日本を代表するクロマグロの水揚港として、積極的に資源管理に関わり、太平洋クロマグロの資源管理の先駆地域として、他の模範となるよう努めていく責任がある。
  • ところが、境港のクロマグロ漁業(大中型まき網漁業)に対して、沿岸漁業者をはじめ国内の評価は非常に低い。
  • その原因の一つとして、大規模漁業である大中型まき網漁業と弱者である沿岸漁業を対比させ、一方的にまき網をバッシングする行きすぎたマスコミ報道等が上げられる。
  • しかし一方で、境港からの正しい情報発信が不足していることも事実であり、このことが誤った報道や誤解を引き起こす原因にも繋がっている。
  • そこで、マグロ見学室を情報発信の拠点として整備し、正しい情報発信をすることで、いち早く境港のクロマグロ漁業の信頼を取り戻すことが急務となっている。

3 事業内容

<マグロレプリカ製作委託事業> マグロ見学室を境港のクロマグロ漁業の情報発信拠点として整備する計画の一つとして、境港で水揚げされた大型のクロマグロのレプリカを作製する。

【拠点整備の内容】
○巨大マグロレプリカの展示(復活要求)

○資源管理パネルの展示(本事業:計上)
○漁業解説パンフレット作成(市場観光事業)
○プロジェクター及びノートパソコン導入(市場観光事業)
○市場紹介DVD作成(22年度:市場観光事業)

4 事業効果

巨大なクロマグロのレプリカは、国内でも展示されている施設が少なく、観光客を引き付けるアイテムとして有効。
  • クロマグロの生態的特徴及び部位説明など、レプリカを使うことで、わかりやすく解説することができる。
  • 市場見学ツアー、社会科見学、新聞・雑誌・テレビの取材など、年間約1,200人を超す市場見学者に対して、正確な情報伝達が可能となる。
  • 境港のクロマグロ漁業(大中型まき網漁業)に対する理解及び信頼回復に繋がる。

5 要求額

マグロレプリカ製作委託費:2,842千円 ※原魚は生産者から寄贈されるため原魚代は必要なし。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<マグロレプリカ作製について>
・22年のマグロ水揚量は654トン(21年:878トン)と大きく減少。
・特に大型の産卵魚が来遊してくる7月以降に水揚げが急減。
・早めに漁を切り上げる船や漁場を北部に移動する船などが続出。
・目的とする原魚が確保できず、22年度中の作製ができなかった。

これまでの取組に対する評価

・境港天然本マグロPR推進協議会では、境港産クロマグロの知名度向上、販売拡大を目標に活動してきたが、境港のクロマグロ漁業(大中型まき網漁業)に対して、沿岸漁業者をはじめ国内の評価は低く、PRの障害となっている。
・マグロ見学室を情報発信の拠点として整備し、正しい情報発信をすることで、いち早く境港のクロマグロ漁業の信頼を取り戻すことが急務となっている。

工程表との関連

関連する政策内容

商品力向上及び地域水産資源の他業種等と連携した活用による競争力のある産地づくり

関連する政策目標

水産物、加工品の付加価値向上
他の食品産業等との連携促進



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 1,256 0 0 0 0 0 0 0 1,256
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 2,842 0 0 0 0 0 0 0 2,842
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 2,842 0 0 0 0 0 0 0 2,842
要求総額 4,098 0 0 0 0 0 0 0 4,098

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,842 0 0 0 0 0 0 0 2,842
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0