これまでの取組と成果
これまでの取組状況
H20年4月
食育基本法に定める都道府県食育推進計画として「食のみやことっとり〜食育プラン〜」を作成。
H20年度〜
・健康づくり文化創造推進県民会議の専門会議として、「健康を支える食文化」専門会議を設置。
・庁内においても食育推進関係課会議を開催し、各課が行う事業についての情報交換を行うとともに、連携して食育の推進を図っている。
H21年度〜
・食育推進関係課会議を「食育推進WG」「食育推進PT」として、これまでの取組状況を振り返るとともに、関係者への意見聴取、課題の整理等を行い、今後必要な取組について協議した。
・食育の総合的な推進を図るため、関係課及び関係団体等と連携して、「食のみやことっとり食育フォーラム」を開催した(H22年9月)。
●目標値の現状
・朝食の欠食率
幼児 (H17)3.8%→(H22)2.6%(目標値0%)
児童・生徒 (H17)15.6%→(H22)小6 10.1%(目標値0%)
中3 14%(目標値0%)
・家庭での食事を楽しく食べる子どもの割合
小5 (H17)82%→(H22)小6 85.9%(目標値90%)
中2 (H17)61%→(H22)中3 70.2%(目標値70%)
・外食栄養成分表示を行っている飲食店舗数
(H19)55→(H21)78(目標値150)
・食事バランスガイドを知っている人の割合
(H17)12.2%→(H22)保育所保護者 82%(目標値60%)
・学校給食における地産地消率
(H17)50%→(H22)1学期58%(目標値60%)
これまでの取組に対する評価
●将来ビジョンの自己評価
・食育担当部局でWGを設け、「食育推進フォーラム」を実施し、「鳥取県の食育」を広く県民にアピールできた。
・食育プランで掲げた目標項目の数値が、参考値ながら、少しづつ目標値に近づいている。
・生産者、家庭、地域等の連携については、農・水産の生産者は子ども達に対して「食育」「食農」教育を行っており、その効果は子ども達を介して家庭や地域に波及していると考えられる。
・学校・家庭・地域のつながりについては、学校において給食試食会、生産者との交流、市町村ごとに給食展などを行っており、一定のつながりは見受けられる。また、食育に取り組む地域の学校では、朝食欠食率の減少などの効果も見られる。
●関係者からの意見
・朝食の欠食率は減少傾向にあるが、まだ食べていない子どももいる。
・調理実習をすると、目を輝かせて一生懸命作る園児の姿が見られる。自分で作って食べるという経験がこの時期に大切なことがと実感。
・計画的、継続的に指導を行うことにより、自らの食習慣を見直す児童生徒が増えてきている。
・いろいろなところで食育の大切さについて、取組がなされているが、関心のある方は意識もそだっているが、関心があまりない方もありどのように意識付けしていくかが課題。
・地域や分野が異なる取組について、情報を得る機会が少なく、関係者自身が県内の食育について情報が不足している。