これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成21年度に鳥取県地域医療再生基金を造成し、医師確保、看護師養成確保、安心安全な医療体制の構築にかかる様々な課題解決のため、各種事業を実施。
<医師確保の推進>
・鳥取大学医学部寄付講座の開設
・医師確保のための各種奨学金の貸付
・医学生が地域医療実習を行う際の経費補助
・臨床研修医を対象としたセミナー等の実施
・女性医師の就業環境を整備するためのハード整備の補助
・臨床研修医を確保するための次世代医師リクルーターの委嘱
・臨床研修病院や優れた医師等を紹介する冊子を作成し、医学生や若手医師に配布し、鳥取県の医療についてPR
・県内医療水準の向上を図るため、海外留学資金の貸付
・臨床研修病院の研修環境を整えるための施設・設備の補助
・医師事務作業補助者等の人件費を補助 等
<看護師養成確保の推進>
・看護教育教材の購入費や看護教員等の養成にかかる経費を補助
・倉吉総合看護専門学校の施設整備
・看護師の質を向上させるため、研修会等にかかる経費を補助
・病院内保育所の施設・設備整備及び運営費の補助 等
<安心安全な医療体制の構築>
・地域医療の課題解決のための検討会や地域連携クリティカル・パスの策定・運用のための協議会について補助を実施
・地域医療連携研修会の開催支援
・県民に対する適正受診推進にかかる事業を実施
・ITを活用した医療連携を実現するシステムの構築についての検討
・広域災害救急医療情報システム(EMIS)の整備
・ドクターヘリコプター、医師搭乗型消防防災ヘリコプターの整備・運航
・救急医療、災害医療のための施設・設備整備への補助 等
これまでの取組に対する評価
とっとり医師養成支援推進事業のうち、女性医師の就業の継続、復職を支援するため、女性医師の就業環境の改善にかかるハード整備の補助(女性専用の当直室の整備等)のほか、女性医師の交流会などを開催してきたところ。
また、地域医療連携システムやテレビ会議システムの整備に関しては、平成22年5月に地域医療連携システム説明会を開催し、その後、検討ワーキンググループを3回開催し、検討を重ねてきている。また、テレビ会議システムのデモンストレーション会も平成22年11月に開催した。