現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 福祉保健部の鳥取県地域医療再生基金事業
平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

鳥取県地域医療再生基金事業

将来ビジョン関連事業(互いに認め、支え合う/あんしん医療体制の構築と健康づくり文化)

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福祉保健部 医療政策課 医療政策担当  

電話番号:0857-26-7172  E-mail:iryouseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 943,951千円 48,727千円 992,678千円 6.1人 0.0人 0.0人
23年度予算要求額 943,951千円 48,727千円 992,678千円 6.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:128,040千円    財源:   追加:128,040千円

一般事業査定:計上   計上額:128,040千円

事業内容

1 事業概要


    【18】ITを活用した地域医療連携ネットワークシステム等構築事業(117,614千円)

     地域の医療機関間の連携を図り、質の高い地域医療を実現するため、ITを活用した地域医療連携ネットワークシステム等を構築するためのモデル的な取組に助成し、地域医療連携システムの先行導入事例とすることにより、事業効果や今後の地域医療連携の取組について、その効果や課題の検証にもつなげる。
     【事業内容】
      電子カルテ相互参照を行うネットワークシステムを構築する県
     内医療機関への助成
     【事業主体】
      鳥取大学医学部附属病院及びネットワークシステムに接続する 病院
     【補助対象】
      事業実施に必要な機器の整備に要する経費
     【補助率】
      10/10


    【19】テレビ会議システム構築事業(8,925千円)

     医療従事者の負担軽減と地域医療連携を進めるため、東部、中部、西部の各拠点に医療従事者が活用できるテレビ会議システムを構築する。
     【設置場所】
      鳥取県医師会及び東部、中部、西部地区医師会館
     【事業主体】
      鳥取県医師会
     【補助対象】
      システム整備及び通信回線工事に要する経費
      (システム整備費6,510千円、通信回線工事費2,415千円)
     【補助率】
      10/10
     【テレビ会議システムの概要】
      各拠点に大型モニター、集音マイク、カメラを設置し、インター
     ネット経由で接続
     【利用想定】
      医師会の各種会議、医療従事者や県が開催する医療に関する 会議、一般の方を対象とした健康講座の中継など

    【 3 】とっとり医師養成支援推進事業(1,501千円)

     平成21年度及び平成22年度実施した「女性医師就業支援事業(緊急雇用)」により判明した女性医師の復職等を妨げている課題を解決する取組を鳥取大学に委託し実施することにより、女性医師の離職防止、復職を推進する。

    (1)復職支援推進事業
     ・県の離職医師などの復帰支援の取組と鳥取大学の復職後の短 時間勤務などの取組を共同で実施
     ・潜在医師を再教育する「復帰サポート研修」の開催
    (2)交流事業
     ・女性医師交流会の開催
     ・「女性医師を妻に持つ夫」の交流会の開催
     ・メンター(相談者)制度設置
    (3)医学生へのキャリアパス教育実施
     ・鳥取大学医学部学生を対象に、キャリアパス教育を実施。

2 調整要求額

                      (単位:千円)
項目
予算額
当初要求額
18,180
当初計上額
18,180
調整要求額
128,040
要求総額
146,220


(参考)事業毎内訳
【 3 】とっとり医師養成支援推進事業
                      (単位:千円)
項目
予算額
当初要求額
17,292
当初計上額
17,292
調整要求額
(※)1,501
要求総額
18,793
(※)増額調整要求2,001千円
   減額調整要求△500千円(臨床医研修セミナーの金額精査

【18】ITを活用した地域医療連携ネットワークシステム等構築事業
                      (単位:千円)
項目
予算額
当初要求額
888
当初計上額
888
調整要求額
117,614
要求総額
118,502

【19】テレビ会議システム構築事業
                      (単位:千円)
項目
予算額
当初要求額
当初計上額
調整要求額
8,925
要求総額
8,925

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成21年度に鳥取県地域医療再生基金を造成し、医師確保、看護師養成確保、安心安全な医療体制の構築にかかる様々な課題解決のため、各種事業を実施。

<医師確保の推進>
・鳥取大学医学部寄付講座の開設
・医師確保のための各種奨学金の貸付
・医学生が地域医療実習を行う際の経費補助
・臨床研修医を対象としたセミナー等の実施
・女性医師の就業環境を整備するためのハード整備の補助
・臨床研修医を確保するための次世代医師リクルーターの委嘱
・臨床研修病院や優れた医師等を紹介する冊子を作成し、医学生や若手医師に配布し、鳥取県の医療についてPR
・県内医療水準の向上を図るため、海外留学資金の貸付
・臨床研修病院の研修環境を整えるための施設・設備の補助
・医師事務作業補助者等の人件費を補助 等

<看護師養成確保の推進>
・看護教育教材の購入費や看護教員等の養成にかかる経費を補助
・倉吉総合看護専門学校の施設整備
・看護師の質を向上させるため、研修会等にかかる経費を補助
・病院内保育所の施設・設備整備及び運営費の補助 等

<安心安全な医療体制の構築>
・地域医療の課題解決のための検討会や地域連携クリティカル・パスの策定・運用のための協議会について補助を実施
・地域医療連携研修会の開催支援
・県民に対する適正受診推進にかかる事業を実施
・ITを活用した医療連携を実現するシステムの構築についての検討
・広域災害救急医療情報システム(EMIS)の整備
・ドクターヘリコプター、医師搭乗型消防防災ヘリコプターの整備・運航
・救急医療、災害医療のための施設・設備整備への補助 等

これまでの取組に対する評価

 とっとり医師養成支援推進事業のうち、女性医師の就業の継続、復職を支援するため、女性医師の就業環境の改善にかかるハード整備の補助(女性専用の当直室の整備等)のほか、女性医師の交流会などを開催してきたところ。
 また、地域医療連携システムやテレビ会議システムの整備に関しては、平成22年5月に地域医療連携システム説明会を開催し、その後、検討ワーキンググループを3回開催し、検討を重ねてきている。また、テレビ会議システムのデモンストレーション会も平成22年11月に開催した。

工程表との関連

関連する政策内容

医師の確保、看護職員の確保、医療提供体制の整備

関連する政策目標

医師数の増、看護職員数の増、安心安全な医療提供体制の構築



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 815,911 22,053 0 0 0 0 12,229 781,629 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 128,040 0 0 0 0 0 0 128,040 0
保留・復活・追加 要求額 128,040 0 0 0 0 0 0 128,040 0
要求総額 943,951 22,053 0 0 0 0 12,229 909,669 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 128,040 0 0 0 0 0 0 128,040 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0