【財政課コメント】
レクレーション指導者養成事業については、活動量及び登録者の数を勘案してもこれ以上増やす必要性に欠けます。むしろ、登録者のうち活動できない方が大半であることが課題であり、そのあたりを含めた仕組みを見直す必要があると考えます。
【査定状況】 (単位:千円)
対象 | 補助率 | 要求額(補助額) | 査定状況 |
鳥取県レクリエーション大会開催支援事業 | 3/4 | (1,835)
1,835 | (1,835)
1,835 |
【復活】レクリエーション指導者養成事業 | 1/2 | (420)
420 | (420)
0 |
合計 | | (2,255)
2,255 | (2,255)
1,835 |
※上段の()内はH22予算額
2復活理由
・有資格者は540名程度いるが、取得後に年を経て仕事や介護等で活動できない時期が生じたり取得者本人の高齢化のために頻繁な活動が難しくなる等の理由で、活動できる人材は55名程度であり、鳥取県レクリエーション協会は指導者派遣の要請に応じられない状況。人材確保のためには、新規の指導者育成が不可欠。
・また、鳥取県レクリエーション協会の財政基盤は脆弱であり、自己財源のみでは今後のレクリエーション指導者の新規養成(新規参入者)の減少は避けられず、県民のレクリエーション指導の需要に応えられない。
【平成22年度の指導者派遣状況】
○レクリエーション協会への派遣要請(4〜11月)=約65件
○対応できなかった件数=6件
○対応できなかった理由
開催日の重複、要請の分野(福祉、特定の種目)に対応可能な資格者の日程が合わなかった など
○資格者の状況
540人の有資格者のうち中実働可能な人数は55人程度。活動可能な有資格者が仕事の傍ら対応するため、週末ごとに稼働しなければならないこともあり、体力的に厳しい状況。
○協会の課題意識
様々な要請に対応できる即戦力の人材養成と発掘が急務。
レクリエーション指導者養成事業【平成14年度開始】
(要求額420千円、補助率1/2)
全国組織からニュースポーツ等の指導者を招き、レクリエーションを普及・指導する指導者を養成することで、公民館、地域等での活動を促進。
平成23年度は多様なニーズに対応可能なレクリエーションインストラクターの養成を重点実施の予定。
【レクリエーションインストラクター】
(財)日本レクリエーション協会が認定する資格。地域の人々が健やかな生活を過ごせるように、スポーツやカルチャー、ボランティア活動や野外活動、芸術・文化・学習活動などのレクリエーションを通して、心と身体をリフレッシュしたり、楽しみながら自然と共生する生き方を提案し、実施する技術が求められる。