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平成23年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:健康県づくり推進費
事業名:

「健康づくり文化」創造事業

将来ビジョン関連事業(互いに認め、支え合う/あんしん医療体制の構築と健康づくり文化)

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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度当初予算額(最終) 15,265千円 23,165千円 38,430千円 2.9人 2.0人 0.0人
23年度当初予算要求額 15,265千円 23,165千円 45,820千円 2.9人 2.0人 0.0人
22年度当初予算額 7,390千円 44,374千円 51,764千円 5.5人 2.0人 0.0人

事業費

要求額:15,265千円  (前年度予算額 7,390千円)  財源:単県、国1/2 

政策戦略査定:計上   計上額:15,265千円

事業内容

1 目的

 県民一人ひとりが健康づくりの大切さを認識し、日常的に、地域全体で良い生活習慣を実践しようという機運を盛り上げ、世代を超えて受け継がれていく「健康づくり文化」の創造へ繋げる。

2 「健康づくり文化」創造の推進

(1)具体的な施策

        「健康づくり文化創造プラン」で掲げる目標を具現化するため、下記のとおり、項目ごとに予算要求・事業化し、施策を実施。(青字は、本事業で要求しているも

    ●「健康づくり文化創造プラン」の施策体系
      (実践するための事業)

    1 栄養・食生活
    • 栄養改善指導事業
    2,128千円(一般事業で計上)
    • 「食の応援団」支援事業
    5,043千円(一般事業で計上)
    • 「食のみやことっとり〜食育プラン」推進事業の一部
      ・アイディア健康食生活募集事業【新規】
    1,908千円(政策戦略事業で要求中)
      ・外食栄養成分表示拡大事業【新規】
    5,455千円(政策戦略事業で要求中)
    • 健康づくり応援施設(団)支援事業(食事分野)
    443千円(本事業で要求)
    2 身体活動
    • ウォーキング立県とっとり事業
    34,021千円(政策戦略事業で要求中)
      ・ ケータイで健康づくりウォーキング推進事業【新規】
      ・ とっとり19の道発信事業【新規】
      ・ ウォーキング立県19のまちを歩こう事業
      ・ ウォーキング立県推進事業補助金
    • みんなでストレッチ運動事業 596千円(一般事業で計上)
    • 健康づくり応援施設(団)支援事業(運動分野)
    443千円(本事業で要求、再掲)
    3 こころの健康
    • みんなで支え合う地域づくり事業(自殺対策緊急強化事業)
    88,725千円(政策戦略事業で要求中)
    • 自殺対策事業
    2,147千円(一般事業で計上)
    4 循環器病
    • 特定健康診査・特定保健指導推進事業
    80,313千円(一般事業で計上)
    • 健康増進事業(高血圧等に関する健康教育等)
    30,933千円(一般事業で計上)
    • 1栄養・食生活、2身体活動の取組で推進
    5 糖尿病
    • 特定健康診査・特定保健指導推進事業
    80,313千円(一般事業で計上、再掲)
    • 健康増進事業(糖尿病に関する健康教育等)
    30,933千円(一般事業で計上、再掲)
    • 糖尿病疾病管理強化事業【新規】
    1,156千円(本事業で要求)
    • 1栄養・食生活、2身体活動の取組で推進
    6 たばこ
    • 健康づくり応援施設(団)支援事業(禁煙分野)
    443千円(本事業で要求、再掲)
    • 健康増進事業(禁煙に関する健康教育等)
    30,933千円(一般事業で計上、再掲)
    • 世界禁煙デー関連イベント等実施(標準事務費枠内)
    7 アルコール
    • 健康づくりの普及啓発の中で推進
    8 歯の健康
    • 健口食育プロジェクト事業 2,066千円(一般事業で計上)
    • 新歯科保健対策(8020運動)推進事業 2,411千円(一般事業で計上)
    • むし歯予防フッ化物洗口事業【新規】 3,391千円(一般事業で計上)
    • 健康増進事業(歯周疾患検診等) 30,933千円(一般事業で計上、再掲)

    (2)周知・広報
       健康づくりの実践方法や本県の健康づくり文化創造施策やプランを知ってもらうための事業。
        「健康づくり文化」推進事業【新規】
6,947千円(本事業で要求)
    (3)施策の企画・評価
       健康づくりに関わる関係団体の代表者により、本県の健康づくり文化創造プランを推進していくための協議を行う。
       健康づくり文化創造推進県民会議の運営
1,297千円(本事業で要求)

3 「健康づくり文化」推進事業【新規】 (普及啓発)

(1)目的
     「健康づくり文化」の県民への定着と、本県の健康づくり文化創造施策を広くPRしていくための広報・啓発活動を展開する。
    (2)背景
     今までは、健康づくりに関するフォーラムを開催してきたが、イベント自体に満足していただいたとしても、対象が当日の来場者に限られてしまうことから、波及効果という点では限界があった。今後は、“人を集める”ではなく、“人が集まる”場所でのPRに視点を変えて広報・啓発活動を実施していく。
    (3)事業概要
     福祉イベントやウォーキング大会などのイベント会場を利用して広報活動を実施。
      @とっとり健康づくり大使の選定
       とっとり健康づくり大使(想定:佐々木えるざさん)の様々な健康イベント参加による「健康づくり文化」の推進と啓発
      A様々なイベント等での啓発活動の展開
       ストレッチ講師、フリーアナウンサー、げんきトリピーにより、健康づくりの重要性を啓発する活動の展開
      <啓発する内容>
       特定健診やがん検診受診の必要性、本県の生活習慣病等の状況や健康づくり文化創造プランの内容、運動習慣や食生活改善の重要性、本県の健康づくりに関する取組内容(ウォーキング、ストレッチ) 等
      B「健康づくり文化創造プラン」を浸透させる取組
       イベントチラシ等への掲載、パネル展示
      C各種PR媒体の作成
      D各種マスコミに向けた仕掛けづくり
    (4)実施方法
       担当課で実施 関係経費 1,836千円
       委託して実施 委託額 5,111千円
    (5)予算要求額 6,842千円

4 関連事業

(1)健康づくり応援施設(団)支援事業【継続】
443千円(416千円)
     健康づくりに積極的に取り組む施設、団体、個人を「健康づくり応援施設(団)」に認定し、地域の健康づくりに協働して取り組んでいただき、県民の健康づくりの環境整備を推進する。
    ※平成23年度から禁煙区分に「敷地内禁煙」を追加。
    ・協力店募集経費、認定証作成経費

    (2)健康づくり文化創造推進県民会議の運営【継続】
1,297千円(987千円)
     健康づくりに関わる関係団体の代表者による健康づくり文化創造プランの推進に係る連携会議を開催する。財源(国1/2)
    ※「健康づくり文化創造プラン」の終期が平成24年度となっているため、平成23年度は、臨時に設置可能である専門委員会に「新健康づくり文化創造プラン検討専門会議(仮称)」を設け、見直しの作業を行っていく。
    ・全体会(2回)、専門会議(5回)(委員旅費、報償費等)

    (3)糖尿病疾病管理強化事業【国・新規】
     受療中の患者に対する適切な療養指導を行うことにより、糖尿病の発症後の重症化や合併症の予防を行うため、糖尿病関係団体による連絡協議会等を開催し、診療連携体制等のあり方について議論し、体制を構築する。
    ■本県の現状
    • 本県でも糖尿病について異常がある者の割合が年々増加している。(H11年度:15.0% → H19年度:18.7%)
    • 本県では、糖尿病治療を協力的に行うかかりつけ医が十分に周知されていなかったり、かかりつけ医から専門医や管理栄養士等につなぐ連携体制が不十分。
    ■実施方法
      @鳥取県糖尿病対策推進会議の開催
      Aかかりつけ医を対象とした研修会の開催
      B県民を対象とした各種啓発活動の実施
    ■実施方法
      鳥取県医師会(鳥取県糖尿病対策推進会議)に委託
    ■予算要求額 1,156千円(委託料、うち国庫1/2)
    (4)その他事務費【継続】
4,894千円(4,854千円)
     東・西部福祉保健局非常勤職員各1名(健康づくり文化創造プランの普及啓発)

5 廃止事業

・健康づくり文化創造フォーラム事業 (869千円)
・わが社の健康づくりモデル事業 (264千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 ここ近年、健康づくりに関するフォーラムを開催し、県民に健康づくりの重要性について訴えてきているところ。

平成19年度
 働き盛りの健康づくりチャレンジフェア
 とりぎん文化会館第1会議室       参加者約 70人
平成20年度
 健康づくり文化創造フェア
 とりぎん文化会館第1会議室       参加者約180人
平成21年度
 みんなでげんきチャレンジフェスティバル
 米子コンベンションセンター国際会議室 参加者約200人
平成22年度
 健康づくり文化創造・がんを知る県民フォーラム
 とりぎん文化会館小・梨花ホール     参加者約800人

これまでの取組に対する評価

・フォーラム開催により、イベント自体に満足していただいたとしても、対象が当日の来場者に限られてしまうことから、波及効果という点では限界がある。
・健康づくりの重要性を効率的・効果的に啓発していくため、“人を集める”ではなく、“人が集まる”場所でのPRに視点を変え、また、マスコミなどにも取り上げられやすい話題性のある取組を行っていくことが必要。
・「健康づくり文化」という言葉が県民の意識の中に定着しておらず、日常的な健康づくりを強く推し進める体制づくりができていない。(平成22年11月議会でも伊藤美議員から指摘を受けたところ。)
・「健康づくり文化」という言葉だけでなく、「健康づくり文化創造プラン」についても県民に定着していないため、同時にプランのPRにも努めていく必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

県民の健康づくりの推進

関連する政策目標

メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減
(20年度基準年として、5年以内に10%減)



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,390 493 0 0 0 0 0 24 6,873
要求額 15,265 1,226 0 0 0 0 0 24 14,015

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 15,265 1,226 0 0 0 0 0 24 14,015
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0