現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 水産振興局の[債務負担行為]漁業金融対策費(@漁業近代化資金助成事業費)
平成23年度予算
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業総務費
事業名:

[債務負担行為]漁業金融対策費(@漁業近代化資金助成事業費)

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/食のみやこ鳥取県)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

水産振興局 水産課 漁業経営担当  

電話番号:0857-26-7313  E-mail:suisan@pref.tottori.jp

事業費

債務負担行為要求額:114,024千円

事業内容

1 事業の概要

漁業者等の資本整備高度化と漁業経営の近代化(漁船建造等)を図るため、長期かつ低利の資金の融資を行った融資機関に対し利子補給を行う。

    【利子補給の概要】(平成23年6月20日現在)
    ・利子補給期間
      漁船建造(木造以外) 15年(うち据置3年)
      機器購入         7年(うち据置3年)
    ・基準金利、貸付利率、利子補給率
    基準金利
    貸付利率
    利子補給率
    20トン未満の個人施設
    2.75%
    1.50%
    1.25%
    20トン以上の個人施設
    2.75%
    1.50%
    1.25%
    共同利用施設
    1.90%
    1.50%
    0.40%

2 補正理由

漁船建造等を計画している漁業者が当初見込みより増加したため、債務負担行為額を増額補正する。

主な増加理由

・いか釣漁船(19t)の新船建造計画がある。
 建造費 約2億円
 貸付限度額 9千万円
 代船建造時期であり、燃油高騰に対応することや付加価値向上を目指して冷凍設備を搭載した漁船を建造する。
 船上で冷凍することで、鮮度を保持するとともに寄港回数を削減して燃油代の削減につなげる。
 
・沖底船の借入が進み、2号資金の融資枠が少なくなったため、増額する。
 当初の融資枠 5億6,800万円
 貸付決定額   5億2,343万円

3 補正要求額

融資枠の増額                     (単位:千円)
区分
当初予算
補正
1号資金(20トン未満漁船)
178,000
90,000
268,000
2号資金(20トン以上漁船)
568,000
56,000
624,000
3号資金(水産加工施設等)
12,000
10,000
22,000
5号資金(漁具等)
32,000
4,000
36,000
共同利用施設
150,000
150,000
940,000
160,000
1,100,000

債務負担限度額の増額 
 漁業近代化資金利子補給金に係る債務負担行為(平成24年度から平成42年度)
                              (単位:千円)
区分
当初予算
補正
債務負担限度額
59,049
54,975
114,024

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


・昭和44年度に創設された資金で、漁業者等の設備投資を支援するため、県は融資機関に利子補給している。
・平成20、21年度は、燃油高騰などにより経営環境が悪化し新たな投資を実施しにくい状況にあり、利用が減少しているが、潜在的な需要があるので、融資枠を確保していた。
・漁船漁業に対する国の助成事業を利用する漁協を支援し、漁船の建造を進めている。(もうかる漁業創設支援事業(国)、鳥取県沖合底びき網漁業生産体制存続事業(県))
・平成21年度には、国の緊急保証対策に呼応した資金を創設し、債務の借換ににより、財務基盤の強化を図り漁船等の設備投資をしやすい環境づくりに努めた。(漁業経営財務基盤強化緊急対策資金(県資金))

これまでの取組に対する評価


・漁業者等が漁船の建造などの設備投資をする場合は、この資金か沿岸漁業改善資金であり、有効な助成制度となっている。
・もうかる漁業創設支援事業による取組みが着実に進んでいる。
 近代化資金対応分
  平成19年度計画認定  1隻(沖底船)
  平成21年度計画認定  2隻(沖底船)
  平成23年度計画作成中 1隻(定置網)
・鳥取県沖合底びき網漁業生産体制存続事業の利用が進んでいる。
  平成23年度 リース助成 2隻
           機器助成  1隻

工程表との関連

関連する政策内容

経営が安定し、収益性の高い儲かる水産業を実現する。

関連する政策目標

経営能力の向上


債務負担行為要求書 (単位:千円)

変更前

事項 期間 区分 限度額 財源内訳 説明
国庫支出金 起 債 分担金
負担金
その他 一般財源
款:農林水産業費
項:水産業費
目:水産業総務費

漁業近代化資金利子補給金
平成24年度から
平成42年度まで
要求総額
59,049
0

0

0
0
59,049
融資枠 9億4,000万円
年度
平成24年度
10,156 0
0

0
0 10,156
平成25年度
6,013 0
0

0
0 6,013
平成26年度
5,988 0
0

0
0 5,988
平成27年度
5,480 0
0

0
0 5,480
平成28年度
5,001 0
0

0
0 5,001
平成29年度以降
26,411 0 0 0 0 26,411



変更後

事項 期間 区分 限度額 財源内訳 説明
国庫支出金 起債 分担金
負担金
その他 一般財源
款:農林水産業費
項:水産業費
目:水産業総務費

漁業近代化資金利子補給金
平成24年度から
平成42年度まで
要求総額
114,024
0

0

0
0
114,024
融資枠 (補正)1億6,000万円 (補正後)11億円 融資枠の増による増額要求
年度
平成24年度
12,094 0 0 0 0 12,094
平成25年度
12,475 0 0 0 0 12,475
平成26年度
12,385 0 0 0 0 12,385
平成27年度
11,353 0 0 0 0 11,353
平成28年度
10,358 0 0 0 0 10,358
平成29年度以降
55,359 0 0 0 0 55,359