これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成21年の補正予算で創設された資金である。
国が実施した「漁業緊急保証対策」に呼応した資金で、長期の運転資金として既往の債務を整理するための利用を想定している。
平成22年度には、雪害に対応する融資枠を設け、利子補給額も上乗せし、災害からの復旧を支援した。
災害対応分 融資枠2億円
利子補給率1.75%(通常:1.25%)
これまでの取組に対する評価
雪害の復旧状況
被害隻数 268隻(うち漁船147隻)
雪害に対する県の助成
補助事業 引揚及び復旧経費に対して助成する。
復旧の対象は漁船のみ。
漁船のうち復旧経費の補助を受けたもの 35隻
融資事業 当該事業及び沿岸漁業改善資金の融資枠の増額
改善資金の貸付はなし。
県の補助を受けた漁船のうち2隻がこの資金を
利用した。(21,500千円)
小型の漁船が多かったため、漁船保険、県補助を利用して自己資金で復旧する漁業者が多く、制度資金の利用は少なかったものの、県の中核的な漁業者の漁業継続の助けとなった。