現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 県土整備部公共の地震津波対策事業
平成23年度予算
9月補正予算 公共事業  一般事業調整      支出科目  款:土木費 項:河川海岸費 目:河川総務費
事業名:

地震津波対策事業

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県土整備部 河川課  水防係 

電話番号:0857-26-7386  E-mail:kasen@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 14,900千円 0千円 14,900千円 0.0人
補正要求額 23,800千円 0千円 23,800千円 0.0人
38,700千円 0千円 38,700千円 0.0人

事業費

要求額:23,800千円    財源:単県   追加:23,800千円

事業内容

1.事業内容

平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」による津波被害の状況を踏まえて、本県における現在の津波対策の検証と新たな被害想定の検討等を行い、津波対策の見直し結果を地域防災計画に反映する(危機管理局が主体)。

2.背景

・今回の地震で発生した大津波は、岩手県・宮城県・福島県等の海岸沿いの市町村を水没させ、家屋の流失や多数の死者・行方不明者の発生等過去に例をみない甚大な被害を及ぼした。

    ・被害が発生した多くの地域は、過去の津波被害の経験を踏まえ対策を進めていたが、今回の地震による津波は高さ十数メートルに達する等、被害想定をはるかに超えた規模であったことから、各自治体においても津波対策の見直し、地域防災計画の修正等が求められている。
    ・今回の津波では、津波遡上による海水が河川堤防を越流し浸水被害が発生した。

3.要求概要

・要求額    C=38,700千円(18河川)
・財政課長案 C=14,900千円(11河川)
・差引     C=23,800千円(7河川)
財政課長意見
 河口付近に人家が集中し、緩流河川であり、津波被害が大きいと想定される、平成17年度に予測図を作成した箇所及び国管理の2河川のみ先行して実施することとします。新規箇所については、優先順位を整理してください。

4.要求理由

・津波河川遡上浸水予測図を作成することにより、避難計画の策定をはじめとしたソフト対策(ハザードマップ)及びハード対策に活用することを目的としている。津波河川遡上浸水予測図の作成は、有事に備え急務となっている。
3月の「東日本大震災」での悲惨な状況、及び海岸線は人家等の存在に関係なく全区間浸水予測を行う(危機管理局)ことを踏まえれば、河川遡上浸水予測は「津波被害が大きいと想定される、平成17年度に予測図を作成した箇所」に限定することなく、人家等が存在し、予測可能(一定の幅以上が必要)な全河川について浸水予測を行うことが県民の安全・安心につながる。
・地震津波対策についての国補正の動きがあるが、実現性と時期が未定であり、地域防災計画の見直しスケジュールに合わせるためには、今回補正が必要。

5.要求額

要求額  C=23,800千円(7河川)
〈対象河川〉
河川数
河川名
備考
H23
財政課長案
9
蒲生川・塩見川・湖山川・河内川・勝部川
・橋津川・由良川・宇田川・佐陀川
H17対象河川
2
袋川・法勝寺川H23追加河川
(国管理)
追加
要求
7
野坂川・吉田川・浜村川・永江川・洗川
・八橋川・加茂新川
H23追加河川
(県管理)
18
-
-

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 現在の津波想定は以下のとおりであり、この結果を基に地域防災計画を策定。

(1)津波想定
 平成16年度に防災局が「鳥取県地震防災調査研究報告」を取りまとめ、以下のとおり予測。
 (予測結果)
  ・震源モデル:気象庁の量的津波予報に対応する波源モデル
   (日本海沖の3箇所)
  ・規模:マグニチュード7.4
  ・沿岸における最高水位:2.1m

(2)津波河川遡上浸水予測
 上記の予測結果に基づき、直轄河川及び県管理河川9河川(防災局:直轄及び県管理2、県土整備局:県管理7)の遡上予測を実施。

これまでの取組に対する評価

 東北地方太平洋沖地震の津波が、従来の想定を大きく越えるものであったことから、津波想定の見直しと地域防災計画の修正等が求められており、危機管理局が新たな津波想定に基づく地域防災計画の見直しに着手。

(1)津波想定の見直し
 危機管理局が検討委員会を設立し、最新の知見に基づく新たな波源の設定と想定津波高の見直しを実施。7/29には、第1回検討委員会を開催。
 年度内に津波浸水予測図、津波河川遡上浸水予測図を作成し、被害想定の見直しを行い、避難対策等を決定。

(2)津波河川遡上浸水予測の見直し
 県土整備局においては、上記の被害想定の見直しや避難対策の基礎資料として、県管理河川における津波河川遡上浸水予測図を作成することとしている(今回要求)。


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 14,900 0 0 0 0 0 0 0 14,900
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 23,800 0 0 0 0 0 0 0 23,800
保留・復活・追加 要求額 23,800 0 0 0 0 0 0 0 23,800
要求総額 38,700 0 0 0 0 0 0 0 38,700