現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成23年度予算 の 文化観光局の「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」開催誘致事業
平成23年度予算
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」開催誘致事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/ようこそ、ようこそ鳥取県)

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文化観光局 西部県民局 大山中海振興課文化・観光担当  

電話番号:0859-31-9769  E-mail:seibu_kenmin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 1,800千円 2,420千円 4,220千円 0.3人
1,800千円 2,420千円 4,220千円 0.3人

事業費

要求額:1,800千円    財源:単県 

事業内容

1 事業概要

 2013(平成25)年に、国内外の有識者が一堂に集う
 「エコツーリズム国際大会」を鳥取県に誘致し開催する。
    ○主催者 
      日本エコツーリズム協会設立15周年記念大会を兼ね、当協会   との共催で、地元実行委員会が開催を実施する。

    ○開催地必要整備(事前準備)
      参加者(来訪者)へ「おもてなし」として、体験メニューの提供が
     不可欠であり、2013(平成25)年大会開催までに、シンボリックな エコツアープログラムの開発や素材のよさを生かした豊富なエコ ツアーのメニュー化と、その売り出し及び実績作りに着手する。

    ○平成23年の事業概要と目的
     ・地元一体とした大会開催準備委員会(仮称)の立ち上げ
     ・震災以降の厳しい観光状況を踏まえ、世界に向けていち早く
     「国際エコツーリズム大会開催地」として、健在さをアピールする。

     大会開催を契機に、様々なツーリズムの集約強化を図る。

    「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」 

    項目

    内容

    実施主体

    「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」実行委員会
      構成メンバー(案)
       日本エコツーリズム協会・県・とっとりコンベンションビューロー
       地元エコツー協議会・地元市町村・教育・研究機関、企業等

    実施エリア

    会議主会場    大山中海エリア
    エクスカーション 鳥取県内全域

    スケジュール

    H23年 大会開催準備委員会立ち上げ、事前告知等

    H24年 大会開催実行委員会立上げ(準備委員会から移行)

    H25年 大会開催


    大会規模

    過去の事例(福島、沖縄等)
    参加者数  500人〜1000人
    大会予算  1000万円〜3000千万
    主な財源  負担金、助成金、参加料、協賛金等

2 事業の内容(平成23年度の県事業)

県が地元関係団体と協働実施する業務内容
大会開催準備委員会の立ち上げ
 →地元関係団体の調整等

大会開催に向けた情報発信及びPR活動
 →関係機関(国内外)との人脈づくり及び連携強化
  (観光庁、環境省、経済産業省、APEC等)
 →二戸大会(H23年全国大会)の視察・PR活動

3 経緯と背景

■経緯 日本旅行作家協会(JTWO)を通じた観光拡大戦略

年度

年次計画

H21年

JTWO会長一行による現地視察診断
 同協会の日本エコツーリズム協会理事から、エコツーリズム国際大会鳥取県開催について薦められる。

H22年

JTWO特別例会in鳥取県 開催
国際大会開催誘致について兼高かおる会長から推薦有り

H23年

エコツーリズム国際大会開催準備開始
 ・大会開催準備委員会立ち上げ
 ・大会テーマの策定
 ・H23年エコツーリズム全国大会(岩手県二戸市)視察・PR

 H24年

エコツーリズム国際大会PRイベント開催等
 WTTC(世界旅行ツーリズム協議会)グローバルトラベル&ツー リズムサミット(H24年4月 於:東京)での国際大会開催事前PR
エコツーリズム海外先進地視察等(人脈づくり)
 ・H24年エコツーリズム全国大会での開催PR(事前告知)

H25年

エコツーリズム国際大会2013in鳥取
 日本エコツーリズム協会設立15周年記念大会 同時開催

 H26年

ブランド化戦略によるビジネス化へ(エコツアー本格稼働)
■日本エコツーリズム協会(JES)からの提案
2013年にJESの設立15周年記念事業を計画中であり、記念大会とエコツーリズム国際大会2013in鳥取の同時開催をJESが希望
(JES理事コメント)
 ASEAN及びAPECの日本の委員として H22年秋に仙台でAPECのエコツーリズムのカンファレンスに参加したが、その会議でエコツーリズム推進案も採択され、アジア太平洋地域でも国の振興策として、エコツーリズムの推進が掲げ始められたところ。
 鳥取県は 東アジアにいち早く目を向けて ゲートウェイとしての拠点化へ向けて推進中であることから、同国際大会では、アジアとの繋がりも打ち出して、エコツーリズムの発信をする場となることを希望する。

4 所要経費

(1)大会開催準備委員会立ち上げ運営に係る経費助成
 準備委員会運営活動補助金(1/2助成)      1,000千円 

 H23準備委員会の全体想定事業費 2,000千円
                    米子市  500千円
                    大山町  500千円
                    鳥取県 1,000千円

 ●交付先→(仮)エコツーリズム国際大会開催準備委員会
         【事務局】大山・中海・隠岐エコツーリズム協議会

 <国際大会に向けた体制準備>


    1)組織(準備委員会)の立ち上げ(関係機関との連携調整)

    2)大会テーマの策定(関係者による勉強会)
     (候補)水をテーマ・・・「大山の恵み〜大自然・水・暮らし〜の物語」 

    3)人材育成(エコツアーガイド及び外国語通訳ガイド養成)

    4)JATA国際観光フォーラム旅博(10月東京開催)での情報発信

    5)エコツアープログラムの市場調査、モニターツアー実施

(2)エコツーリズム国際大会開催誘致PR事業

  国際大会鳥取県開催発表
   H23年度エコツーリズム全国大会(二戸市)で正式発表(今秋)


    ○全国大会(岩手県二戸市)でのPR事業(委託料) 500千円  
       ・鳥取県PR用ブース出展
       ・PRコンテンツ(画像、パンフ、幟等)製作

    ○連絡調整経費(枠外)               300千円
       ・全国大会(岩手県二戸市)参加経費
       ・先進地視察経費
                           
                          合計 1,800千円

5 効果

1)鳥取県の有する資源価値の高さをエコツーリズムプログラムによって来訪者に「体験」「体感」してもらう機会となる。
2)このツアーの実施により、バリエーションの豊富さと品質の高さを国内外に向け発信する絶好の機会となる。

3)鳥取県の県民性(おもてなしのDNA)を表現する手法としてエコツアーの魅力を高め、商品化に繋げる機会となる。

4)23年度から国際エコツー大会開催地としてPRすることで新たな誘客につながる。

6 その他

■エコツーリズムとは■
1)自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させ、同時に資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全を図ること。

2)資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざし、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする。

■地元の気運

地元の素材を活かした取組の充実が図られつつある。

@大山ツアーデスク(4月29日:大山寺参道空き店舗)開設

A外国人おもてなしガイド組織を設立(皆生ツアーデスク内)

  「米子グッドウィルガイドクラブ」ボランティアガイド組織

   登録ガイド30名(英語17名、韓国語12名、中国語1名)

   公式HP(英語版)http://ygg.go-to-japan.jp/

   ※日本政府観光局(JNTO)認証登録組織 

B「山陰海岸ジオパーク」の世界ジオパーク加盟認定

C「大山・水の研究会」設立(H22.12.15)
  西部地域の水資源を活用して、水を通した地域のイメージアップと  ブランド化戦略の構築と、水と関わる新サービスや新商品の開発・  提供等の実現に向けてスタート。

D大山中海エリアでのスポーツツーリズム推進

E大山・中海・日野川学検定の推進

7 大会実行委員会(準備委員会)経年経費(案)

                              (単位:千円)
スケジュール
   全体経費       財 源
H23年度
   2,000千円
 (県補助金1,000千円)
  米子市 500千円
  大山町 500千円
  エコ協議会 200千円
鳥取県補助金
地元負担金(米子市・大山町)
大山・中海・隠岐エコツー協議会
H24年度
   5,000千円
 (県補助金2,000千円)
鳥取県補助金
地元市町村大会開催負担金(新規)
大山・中海・隠岐エコツー協議会
H25年度
 20,000千円
     30,000千円
 (県補助金5,000千円)
日本エコツーリズム協会
  (15周年記念事業経費)
鳥取県補助金
地元市町村大会開催負担金
大山・中海・隠岐エコツー協議会
環境省、観光庁(想定)
参加費、企業協賛金等

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

皆生大山を中心として進めてきた広域地域連携エコツーリズム推進

@大山・中海・隠岐エコツーリズム協議会設立(H19年4月)

A皆生ツアーデスク、大山ツアーデスクの開設(H19年8月〜)

Bエコツアープログラムの造成及び稼働(H19年〜)
    →シーカヤック、大山古道散策プログラムのヒット

Cエコツアーガイドの養成(H19年〜)
    →エコツアーガイド養成講習会を継続的に開催
    →エコツアーガイドネットワーク組織設立

D大山・中海・隠岐エコツーリズム協議会が
 環境省主催「第4回エコツーリズム大賞・特別賞」受賞(H20年)

E日本エコツーリズム協会初代会長:兼高かおる氏、高梨洋一郎理事 
 山田桂一カ理事ほか5名による県内視察により鳥取県の地域資源へ
 の高い評価を得る。(H21年8月)
 ★エコツーリズム国際大会開催鳥取県誘致の勧めを受ける。
 ★日本旅行作家協会特別例会鳥取県開催の意向が示される。

F日本旅行作家協会特別例会鳥取県開催(H22年9月)
    →同協会発行会報誌に鳥取県特集掲載(12月号)

これまでの取組に対する評価

平成22年9月に日本旅行作家協会による鳥取県視察を実施した。
 ・地元の地域資源の現地紹介
 ・旅行作家協会会員と地元各分野で活躍するキーパースンとの交流

これにより、
@各会員の持つ発信媒体(新聞・雑誌等)により鳥取県の地域資源が
 国内外に紹介されPRにつながった。

A各会員と地元キーパースンの交流が始まり、地元を題材とした研究
 や地元(人を含む)を紹介した著書が発行された。

日本旅行作家協会会員アンケートから(資料2参照)
・地元の地域資源について高い評価あり。
・地元の資源を地域活性化に充分に活かしていない指摘あり。
・まずは鳥取県の宝(地域資源)の存在の認知度をあげることが必要
 との助言あり。
 ↓
今後は地域の強みを地域活性化に結びつける戦略が必要。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取県の魅力(景観・風土・歴史)の全国発信

関連する政策目標

新たな観光手法であるエコツーリズムの浸透を図り、大山パークウェイと中海の利活用を主軸とした情報発信を行う



要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,800 0 0 0 0 0 0 0 1,800