国際航空便就航促進事業

　また、これらの国際航空便誘致活動への助言・支援等を専門会社に委託することで、エアポートセールスを効果的に行い、東アジアのゲートウェイとして米子鬼太郎空港と鳥取空港の一層の発展を目指す。

＜チャーター便の実績が新たな国際定期便へとつながる＞



路線(就航年)	就航前のチャーター実績	備考
米子ソウル便 (2001年）	前年４５便、前々年７４便	アシアナ航空ほか
北九州ウラジオ便 （2006年）	2000年から毎年６便程度継続して運航	ウラジオストク航空


＜チャーター便就航実績＞　　　　（　）…外国人観光客利用便数

空港区分	H20年度	H21年度	H22年度	備考
鳥取空港	12便( 4)	8便( 4)	2便(　0)	H22.11中国東方航空２便中止
米子空港	9便( 7)	16便( 6)	14便( 0)	H22.11月にホノルル便初就航
合計	21便(0)	24便(10)	16便( 0)

　

（所要額 25,200千円−当初予算額　6,000千円）


（１）航空会社への支援
１．チャーター便運航に対する支援［拡充］

当初予算額	5往復分計上　2,000千円
所要額	20往復を想定 8,000千円 ・支援内容　着陸料等に係る費用の３／４を支援 ・限度額　着陸1回につき200千円（1往復400千円） ・積算内訳　＠200千円×40回(20往復)＝8,000千円
補正要求額	6,000千円（15往復）


２．連続チャーター促進への追加支援［拡充］

当初予算額	1か月分（5〜6往復分）計上　750千円
所要額	3か月分を想定　3,000千円 ・条件　1か月に3往復以上の運航 ・助成　空港ビル使用料を支援 （1往復につき13万円、1か月100万円を限度） ・積算内訳　 ＠100万円×3か月分＝3,000千円
補正要求額	2,250千円

　
（２）旅行会社への支援［拡充］

当初予算額	５ツアー分計上　3,250千円
所要額	20ツアーを想定　13,000千円 ・支援内容　ツアー客1名に付き5000円の支援 ・限度額　　チャーター便１機　100万円 ・積算内訳　＠650千円×20ツアー＝13,000千円 　　　　（＠650千円≒5,000円×167席×78％） ※ Ｂ737機（167席）クラスの機材を使用し、搭乗率がＨ21年度のｲﾝﾊﾞｳﾝﾄﾞﾁｬｰﾀｰ機の平均である78％によるものとして積算
補正要求額	9,750千円（15ツアー）


（３）航空会社の役員等の招へい［新規］
　インバウンド国際チャーター便を就航する航空会社等の役員や担当を招へいし、空港設備、ツアーコースの視察をしてもらい、就航の実現を図る。

招へい者	海外航空会社・旅行会社の役員、国際チャーター便担当者
招へい回数	2名×4社程度 ・150千円×2名×4社＝1,200千円
補正要求額	1,200千円

（１）国際定期路線効果推計･アドバイザリー業務委託

１．目的
　新たな国際定期路線がもたらす経済波及効果などを推計するとともに、国際定期路線・インバウンドチャーター便の誘致活動などのエアポートセールス活動に対する助言・支援業務をコンサルタント会社に委託実施する。
２．委託業務の内容
• 地域への経済波及効果の推計など
• エアポートセールスの実施に際しての助言と支援
３．委託先
国際航空及び国際観光に詳しいコンサルタント

　東アジア各国の航空会社（県内空港への国際定期路線・インバウンドチャーター便等を就航することが期待できる海外航空会社）を訪問し、本県空港への国際航空便の誘致プロモーションを行う。
• 国内

  訪問先	日本国内の支社や代理店（東京､大阪）
  訪問体制	２名１組を基本に各社を定期的に訪問
  補正要求額	1,200千円

• 海外

  訪問先	中国、台湾、香港、東南アジア、ロシア沿海地方等
  訪問体制	職員2名＋通訳（国際交流員）1名が随行
  補正要求額	3,000千円　（８回程度）

　県内空港の概要や利便性、本県周辺の市場規模や観光魅力などを効果的にＰＲできるエアポートセールス用の資料を作成する。

言語	５言語（中国語（簡体字・繁体字）、英語、ロシア語、日本語）
部数・配布	各国１００部印刷→海外航空会社訪問や海外でのＰＲ行事等で配布
補正要求額	1,750千円

　国際定期路線が就航したことを想定し、県内空港を発着して本県及び周辺地域を周遊するツアーコースの提案書を作成する。

言語	５言語（中国語（簡体字・繁体字）、英語、ロシア語、日本語）
仕様・配布	パワーポイントで作成 　→ 海外航空会社訪問時に配布
補正要求額	980千円