<境港の日本海側拠点港の指定に向けた取組み>
境港の国土交通省「日本海側拠点港」の指定に向け、国際海上コンテナ、国際フェリー、国際RORO船など5つの対象機能について応募。
※RORO船とは、フェリーのように斜路を備え、クレーン無しで、貨物を自走等で搬入できる船のこと。
【スケジュール】
・日本海側拠点港に境港管理組合が応募(7/29)
・国土交通省へ知事がプレゼンテーション(8/10)
・秋ごろ検討委員会が日本海側拠点港を指定
【日本海側港湾の応募状況】 19管理者・23港が応募 |
<境港の機能面の課題>
境港は日本海側拠点港を目指しているところであるが、更なる広範囲な貨物集約の為には、十分でない機能もある。
(例)
・集約集配機能
・特殊梱包サービス
・危険物保管倉庫
・JRコンテナ積替え装置
・保税水槽 など
更に、民間事業者による機能付加について、現行制度「鳥取県境港輸出入拠点化支援事業費補助金」では、県内中小企業・事業組合など比較的小規模な整備事業(補助限度額が低い)を想定しているため、上記(例)のような機能設置には十分に対応できない。
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<支援策の拡充>
より規模の大きい事業に対応可能な支援制度へ拡充し、境港の利活用促進を推進。
<効果>
・境港の地理的優位性、DBS航路の特性などを活かし、日本海側拠点港として、広域的な貨物集約の促進
・県内事業者の物流効率化による生産性の向上
・県内産業の振興、雇用の拡大